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まあ、ここまできたら惰性でもなんでも読んじゃうよな。ただ相変わらず「読ませてくれる」根っからのストーリーテラーだね。
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相変わらず社会問題に即応したテーマの話が続くね。
交際相手の子どもへの暴力、ドラックにはまるオトナ、ホンモノと偽物のスピリチュアル、偽造カード詐欺。
三年前に書かれているのに、似たような事件が今でもリアルタイムで起きている。
読んでいると、ついつい長瀬智也と森下愛子が浮かんじゃうんだけど。
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その時々の時事ネタと、ブレないマコトとキングのキャラクターで、飽きずに(でも安心して)読める、ずっと好きなシリーズ。もちろん私はキングタカシ派です。カッコいい!今でも脳内再生は、長瀬くんと窪塚くん。
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どうも石田衣良氏は村上春樹いぢりがライフワークのようで。
もはや伝統芸とも言えるパターンとなっているなぁ。
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池袋ウエストゲートパークシリーズ。
時代を反映した内容で、今回の4話も面白かった。
まこと君、良いよねえ~
キングもかっこええ~
表題作は、オレオレ詐欺・・・というか、カード詐欺の出し子にさせられそうになる話。
分かっていても、好きな女性のために手を出そうとする、純粋な悪ガキに、胸が痛む。
この世から不平等がなくなることは、ないんだろうなあ。
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池袋ウエストゲートパークシリーズの13冊目。
『滝野川炎上ドライバー』
生真面目な配達ドライバーと児童虐待する男の話。別れた妻がシングルマザーとして選んだ内縁の男が最低だったけど、この手の話は何で大事だったはずの子どもを犠牲にするかね。
ネットですぐに拡散される時代には、一度炎上すると止まらない。それがいいことであれ悪いことであれ。
『上池袋ドラッグマザー』
美少女とドラッグにはまったその母の話。これもシングルマザーとして頑張っていたはずなのに、いつの間にか男と薬に溺れて訳がわからなくなっていく。
頑張っても報われない世の中が悪いのか。
『東池袋スピリチュアル』
デニーズを根城とするゼロワンからの依頼の話。霊的なものなのかどうかわからないまま、結局不思議な力に導かれて解決。
見えないから霊的なものは怖い。でも見えるからこそ現実の人間はもっと怖い。
『裏切りのホワイトカード』
金儲けの裏話。世間を騒がせるほどの裏バイトは、はたしておいしいのかやばいのか。
お金のない世の中の大半は、やばいと知りつつ話に乗る。騙し騙されしながらもたいていの人の生活には変わりがない。
マコトの生活にもキングの生活にも変わりはない。でも私の知らないところでは、裏でこういう人たちが実は動いていて、今日もそこそこ平和に世の中が回っているのかもしれない。
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前作に続き、初期の頃のスリリングな疾走感が戻ってきた。
シリーズものだから、マンネリは仕方ないかもしれない。
だが、このように往年の疾走感があれば、この先も読みたいと思ってしまうり
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シリーズ13作目
今回の題材は
再婚相手の子供への虐待、ネット叩き
ジャンキー親
スピリチュアル詐欺
カード詐欺
ネットでは社会悪をを皆でよってたかって叩くけど
情報源は一方的でそこに真の正義はない
ドラマの3年A組でも言われてたように、世間の風潮なんてころころ変わる
何が正しいかなんて自分で考えるしかない
むしろ、少なく偏った情報を元によくそれだけ傲慢になれるなと思うけれども、所詮自分も同じような考えを持っているなぁと自省
薬物関係は過去にもトラブルシューティングしてるし、今回使った手段も過去と同じだけど
依頼主によってストーリーで描かれるものは違うというのを実感
アウトローなイメージから、カジュアルに手を出せる環境になりつつあるという警鐘でもあるのかね?
ゼロワンの夢を発端にしたスピリチュアル女子との出会い
デジタルの海の住人のゼロワンからは想像もできないと最初は思ったけど
電子の海で自分へのメッセージを探しているというのもある意味でスピリチュアルだよな
攻殻機動隊じゃないけど、ネットは広大だからなぁ
最後の話のテーマは何なのかね?
若者の搾取、ネットのアンダーグラウンドな面、カード詐欺
どれか一つというわけでもなく、複合的なものかな
それにしても、マコトのお母さんはやっぱすげぇな
タカシを使ってもいい許可をだせる人なんて、そうそういないぜ(笑)
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ホワイトカード、おもしろかったです。久しぶりに登場のゼロワンでしたが、もうちょっと霊的なものとの接点がほしかった。
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例によって4篇を収めた一冊で、4篇各々が面白い。
今般の4篇…離婚せざるを得なくなってしまった男と、その息子や元妻が再婚しようとしていた男に関する顛末…母子家庭の中学3年生の娘が母親の行動に不信を抱いたことから起こる顛末…主人公の知り合いの妙な話しから起こった“霊能者”というような顛末…街の若者を巻き込む「不審な依頼」を巡る顛末…というような具合だ。
このシリーズでは、所謂「ハッピーエンド」と言い切れるのか、否かが微妙な感じがしないでもない篇が幾つも見受けられるような気がする。今般は、そうした「所謂“ハッピーエンド”と言い切れるのか、否か?」という感の篇が目立っているような気がする。が、同時に「無条件に愛する」とか「無条件に信じる」というような、「家族であるが故に」という以上でも以下でもない、或いは非常に尊い人と人との繋がりのようなことが感じられるような物語が在る…
市井の、特別な地位や立場という程でもない若者が、何やらのトラブルをどうにかすべく奔走してみるという様子を介して、「どうしてこういう時代になった?」、「本当にこういう感じで人々は幸せか?」、「こういう様子が“正しい”のか?“正しくない”でも構わないかもしれないが、納得し悪い?」というような、「人生を見詰める材料」というのか「“材料”になり得るかもしれない何か」を供してくれるような気もするという辺りが、酷く気に入っているシリーズだ。本書に所収の各篇でもそういう感じは変わらない。
偶々眼に留めた「傑作選」を契機に、実に好いシリーズに出会えたと思う。
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13冊目。題材こそ違えど同じような気もする。しかし読み続けていられるのがすごい。
2021/4/25
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ゼロワンの恋?が新しい展開過ぎてニヤける。
巻末対談読んでて思うけど、13作目、よく続いてるシリーズだな。
時代のトピックスを題材にしてるから、あーこんな時代あったなって思えたりするのが好き。
最近のは当然そんなこと思わないけど、マコトがライン教えてとか言ってるのも新しくて好き(笑)
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記録
好きなIWGPの13作目。
マコトもキングもゼロワンも
かっこいい大人だなぁ。
再婚相手の子供に暴力振るったり、
親がドラッグしてたり、
スピリチュアルな世界の話だったり、
カード詐欺の話だったりよく世界を見てないと
かけない話だよなぁ。
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時代背景とのストーリーペアはこのシリーズの特徴とわかっていながらも、流石な内容だった。パターンとして確立されて、分かってるけど、それでも内容に没頭できるこのシリーズが好きなんです。
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このシリーズは裏切らないです。
「得物はなにをもっていってもいい。でも、とどめだけは刺さないように」
おふくろさんかっこいい。