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面白かった
2020/01/23 22:20
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wakana - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名に背徳とはありますが、物語自体は浮気不倫モノにある背徳感やドロドロな泥沼感はなく、不実な夫らに苦しめられたヒロインの再生物語です。ヒロインは健気なよい娘です。
「背徳騎士」の意味は後で明かされますが、それでも夫が予想以上にクズ男なので、ヒーローはちょっと腹黒なだけな正統派ヒーローの位置づけでいいような気がします。カッコいい。あまりソーニャっぽい歪みは感じられなかった気がします。
闇というより純愛。
2020/12/31 20:42
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
不幸な結婚をしたヒロインが純愛を捧げるヒーローに、身も心も救い出されるタイプの話です。
悪役(元旦那と愛人)がどこまでもクズで、それ以外の登場人物はヒロイン寄り、かつ大円団で終わるので、読後感がスカツとします。
地の文の心理描写が丁寧で、また絶妙にヒーローとヒロインの視点が入れ替わるので、読んでいて置いてけぼりされる事なく飽きさせません。
ソーニャ度の強い重めの話は辛いけど、ひたすら甘いだけの話を読むのも勘弁…という時にオススメです。
若干、ご都合主義や強引な展開はあります。
また、エロシーンは、二人の気持ちの揺れ動きや変化が強く反映される最初と最後の二回だけで、個人的には十分かな…と思いました。
それにページを割くなら、ヒロインがヒーローを好きになっていくエピソードがもう一つ欲しかった。
愛されている満足感とか、守られている安堵感とかだけではなく、ヒーロー個人の魅力発見的なエピソードが。(もしくは、兎の彫り物エピソードをもう少し膨らませるとか)
ヒーローがどうしてヒロインが好きなのか方面のエピソードは、昔の出来事と今の出来事を上手くからめてて印象的なので、余計にそう思いました。
ヒロインにはこれでもかと不幸要素が降ってきますが、周囲がよく見える(見えすぎる)がゆえに、健気かつ落ち着いて対処し、考え方がひたすらピュアなのでストレスが溜まらず、応援したくなります。
ヒーローは本章のラスト数行に本音の部分が明かされ盲愛的な描写もありますが、行動だけみれば、むしろ純愛だと思います。やり方が騎士というより軍人って感じなだけで。
サブキャラ達もとてもいい味出しています。
老執事や愛人の子供、義父義母や副騎士団長等、皆、限られた描写でキャラがたっていますし、悪役二人も潔い位の悪役だからこそ、気持ちよく楽しめるストーリーだと思います。
(義母は、現実にいたらイラッとくる人ですが、ある意味リアルな人物造形で、この世界観に深みがでていると思います)
この作者さんは、ソーニャ文庫的な暗い心理や重い展開を書くより、キャラクター重視のホームドラマ的な話の方が合っているような気もします。
(そういえば、最後の最後の数行が、昔の韓国ドラマみたいな唐突なまとめ方で、余計にそんな感じがしました)
ネタバレありです。
2019/11/30 14:16
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレありです。
愛する夫から妹としてしか見てもえず、そうしている内に夫が殉職。
その後、夫の愛人と子供と名乗る人が現れて……という話です。
この愛人。
まさにテンプレのような性悪です。
そして、ヒロインを虐めまくります。
といっても、片や貴族の令嬢であった正妻。
もう片方は娼婦の愛人ですからね。
子供がいようとも、手をあげられるはずもなく、言葉による攻撃ばかりですが、なんとも陰湿です。
そんなヒロインを慰めるのはヒーローであるシーザー
彼はヒロイン夫の部下であり、夫の殉死を知らせに来た人でもあります。
そして、最初からヒロインにベタぼれです。
後に登場するのですが、夫・アーノルドも実にクズでした。
愛人とお似合いとしかいえないほどの、クズっぷり。
こんな男に恋したことはきっと、ヒロインの中の黒歴史になると思う。
ソーニャらしい歪みは最後らへんにちらっと出てくるくらいで、後はどちらかというと純愛な話でした。
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