記憶喪失の侯爵様に溺愛されています　これは偽りの幸福ですか？【電子特典付き】 みんなのレビュー

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投稿者：ラ・レーネ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

家族に恵まれなかった伯爵令嬢リリアーナは一抹の希望を持って､女嫌いも甚だしい侯爵ウィリアムに嫁いだものの､初夜に自分の父親が作った借金の肩代わりをした代償として貰われたとしり、ひとり侯爵家の妻としての役割だけはしっかりはたそうと決心する。そうして一年経った頃､ウィリアムが事故で記憶を失ってしまう。リリアーナのことも覚えていないのだが、あろうことかウィリアムがリリアーナに愛を告げ、それまでの塩対応と真反対の行動に出ることから起きる人間模様。とにかく､リリアーナがけなげで可愛くて良い娘なのに、それに対してウィリアムの言動が酷くて。記憶をなくす前と後では、全くの別人に見えました。マイナスから始まるウィリアムとリリアーナの愛の行方はどうなるのか､この先が楽しみです。可愛いラブコメかと思っていたが意外にも重い話だったです

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投稿者：夢しだれ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

小説家になろうとコミックス既読。英雄の割にはまぬけな理由で人物に関する記憶を失ってしまったヒーローと、家族に虐げられていたため自己評価が低いヒロインのお話。ヒロインの結婚前の環境が多く出てくるので、とにかく切ないです。この巻は記憶を失ったことでヒロインに一目惚れし直したヒーローと、周りの支えもあってようやく少し自分に自信が持てるようになってきたヒロインのやり直し結婚生活がようやく始まったところまで、かな。

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投稿者：ふじのき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

記憶喪失となったけれど、そこはそれほど重要ではなく、主人公に一目ぼれした侯爵様による、主人公を虐待した実家への復讐劇です。落窪物語っぽいけど、主人公の義母がものすごく強くてしつこくてラスボス。王太子まで総動員してようやっと反撃できるレベル。怖っ！なにしろ義母の恨みは逆恨みなので、もう頭おかしい。そういう意味で凄みのある作品となったと思う。