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納得できる一冊。知能的なことよりもっと大切なものがある。(作中では非認知能力)褒めて育てる、叱らない子育てにはたくさんの弊害がある。少子化が進み過干渉すると、子どもを温室育ちにしてしまうのだろうなあと。これは日本の社会の問題であり、いずれ国際的にも取り残されてしまう恐れを感じた。自分の娘との接し方を考えさせられた。
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読んでる途中だけど「〜なのだろう」とか「こんな風に言ってくる生徒がいた」とか一部を切り取ってさも最もらしく書いてあり、根拠のない推論の域を出ていないように感じた。「最近の若者は」と一括りにして進めていく論調に読んでいて段々腹が立ってきてしまった。。。まぁでもまだ途中ではあるので最後まで読んでから再評価します。評価変わるかな?
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叱られる経験を数え切れないほどしてきたからなのか、私自身忍耐力があると自負している。それは周囲の人と比較することでも何となくわかる。そして、社会人になった今、失敗等への捉え方は基本的にポジティブな方向へと進む。だから、叱られる経験の意味はあっただろうと強く思う。
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現在の子供教育に関する課題を取り上げて、どうすれば良いかをまとめた本。
最近は幼少期から認知能力を鍛える事が大事という傾向にあるが、それよりも非認知能力を鍛える方が重要。共感力、忍耐力、レジリエンス力などを以下に鍛えた上で、認知能力を鍛えるかが鍵となる。
これは私も強く感じている。会社でも良い大学を出ているのに成果を出せず燻っている人がどれだけ多いことか。逆に学歴はそこそこなのに出世している人も多く、非認知能力の基本があった上で認知能力が優れている人が一番優れているように感じた。
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非認知能力を育てることが、子どもを成功に導き幸せを掴む鍵となる。その為には、幼児期から厳しさのある子育てが大切である。このことに異論はありません。大賛成です!ただ、変な解釈をして、虐待も躾の一環と言う人が出てくるのが困り者です。厳しさの根底には必ず愛情がなくてはいけませんね。
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『のびる子どもに共通するものとはIQではない』
アメリカの真似をすることにいまだに拘る現代日本の教育方針に異を唱える一冊。
「早期教育」、「英会話学習」、「誉める子育て」、「サポートの環境」など流行の教育方法における間違いを指摘し、本当に今必要な教育法を提案する。
【第1章】では、現代の若者たちについて考察。何度も同じことを繰り返し書いてあるような印象は否めないが、その内容に関しては納得できる気がした。
【第2章】においては、早期教育の意義を、結論としては「あまり意義はなし」とし、【第3章】では、本当に大切な教育とは何なのかについて書かれる。その答えはEQ、つまり『心の知性』である。
【第4章】はそのEQ、特に「共感性」と「自己コントロール能力」を高めるための一助となるアドバイスを。
最後の【第5章】では、親としての振る舞いについての提案が二つほど書かれる。
この手の本を読んだことのない人にはおすすめできる内容。取り上げる根拠についても理解しやすく解説されている。有名な実験や調査ばかりで、信頼できる妥当性もあるかと。
逆にいえば、この手の本にあたったことがあれば既知の知識ばかりとなってしまうので、おすすめ度も一段下げて考えてほしい。
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子供時代にレジリエンスを鍛えることが大切。
大人が子供とじっくり関わることの大切さ、等々当然のようなことも書かれていたがうまくまとめられていた。
小さい頃に熱中する感覚が大切
子供同士の関わりの中で我慢などを学ぶ
親の非認知能力を高めることが大切。
怒りを抑える、他人を思いやる、不機嫌をあらわにしない
傷つきにくい心を育てる
苦しい状況を前向きに受け止める言葉掛け
非認知能力とは自分を動機つける、自他を信じる、感情コントロールする力
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子育て本も色々読んでますがこちらは久しぶりに納得ぜきる内容でした
子育て方や教育方にむやみに翻弄されないようにしなけてばと思えた
子どものマーケティング戦略に踊らされないようにと改めて思う
今時の新人は、叱ると落ち込む、感情的になってキレる、投げ出す、指示待ち。
傷付きやすい新人、頑張れない、我慢できない忍耐力や欲求不満耐性が貧しい。
知能IQつまり認知能力が高くても、忍耐力、感情コントロール、やる気などの非認知能力が弱いと、社会に出てもうまく行かない
知能以外の要因を、学力や仕事力に大きく影響する知能以外 お能力はどんな能力でどうしたら高められるか?を考えさせられる著書
幼少期の育ちの問題が潜んでる
注意されたり叱られたりしたことがないと、耐性に貧しい。頭で考える余裕がなく、自分が否定されたような気になり我慢できず感情的になる
失敗できない子供、きづつかないように気を使うおとな
負荷をかけない子育てや教育g要因
心が折れるという言葉を知らない
誉めて育てる、
叱らない子育ても子供のためにはんらないこともあち
心を鍛えることが必要
早期教育も、自信が持てたり、勉強がスムーズになるが子供に負担のないように。
知りたいわかりたい、
できるようになりたいと思うようになる前から、わけもわからず、知識を与えられ、スキルを教えられて、覚えさせられる教育は意欲の向上にはならない
大切なのは知りたいわかりたいできるようになりたいと思う心、そうなったときにみずから積極的学ぶ意欲
英語教育もマーケティングに踊らされないように
学問で大事なのはあぞび。教科書通りに覚えることではない。自分で問題をつくり、解く。そして感動する
遊びを通して人との距離の取り方を学ぶ
自発的に動くことを子供の頃に充分経験してる
必要がある
好きなこと、興味のおること、楽しいことは集中できる
子どもの頃に、塾や勉強や習い事に親から押し付けられて、自発性を禁じられると、
大人になってから自分から自発的に動く方法がわからなくなる
だから遊びを、自然体験を。
自然はなかなか思いどおりにならないことがあり、そういう思い通りにならなk人生を生き抜くための忍耐力や知恵を教えてくれる
また感動する心や待つ心を育ててくれる
発想の源にもなる
学力のたかい子どもは、図書館、美術館や科学館、博物館
劇場などによく行く。そして蔵書数が多い
自発性を高めるには、先回りせず、失敗してもいいから自分で考えて物事に取り組む環境にする
待つ力、見守る
失敗することで、生き抜く大事なことを学ぶ
失敗は悪くないと気づかせる
そして折れない心は、思い通りにならない苦しい状況を多く経験すること。挫折しても前向きになれるような受け止めができるように
だからほめるときは頑張りと努力を
共感性が高いと、友達に好かれ良好な人間関係を築ける
。それには普段から相手の気持ちを想像させるような声���けを
友達とお思い切り遊ばせる。幼い頃に友達との関わりをしていないと、友達とどう関わったらよいかわからなくなる。そして不安になり消極的になり、社会でも困る。
これは習い事では身に付かない
レジリエンスとは、困難な中でも復元できる。諦めずにがんばる。その為には自尊感情を高める
ー過保護にならず信頼する
適度に負荷をかけ自己効力感を育てる
親の非認知能力も高める
子どもは親の真似をする。似てくる
なんとかなる、頑張ろうと前向きな言葉を
傷つけない子育てより
傷つきにくい心を育てる
小さな失敗や小さな
思い通りにならない経験を
欲求のまま、自由の尊重だけではなくしつけと習慣形成は大事
最初は無理矢理でも、そのうち内発的な行動となる
叱るという負荷で心が鍛えられる
失敗による落ち込みから自身の力で立ち直れる力を
失敗で傷つかないようにといった配慮をしすぎない
その子をサポートしようと思いすぎないこと
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子供を育てる身としては是非周りの親にも薦めたいと思う良本。自身の小さい頃を省みて、自身の今の子供との接し方を考えるきっかけになった。
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子どもはほめて育てる方がよいか?
子どもにはたくさん習い事をさせた方がよいか?
そんな疑問を持っている親の一人ですが、本書を読んで、子どもとの接し方についていろいろと考えさせられました。
以下、学びと実践していきたいと思ったこと。
・学校教育で先生が子どもを叱ることは期待できない。だからこそ、親が叱る子育てを引き受けるしかない。挫折を経験させることも必要で、失敗しても立ち直れるように心を鍛える。
→子どもとの日常会話で、常に前向きな言葉をかけることを意識しよう!失敗しても責めず、頑張りや努力をしっかりほめてあげよう!
・塾や習い事は、言われたとおりに動く受け身の習慣だから自発性は身につきにくい。逆に、「遊び」や「体験」を通して、想像力、集中力、忍耐力、共感力などが身につく。
→早期教育を考え直そう。そして、子どもとの時間を大切に。まずは親が好奇心をもつこと。子どもと一緒に、図書館、美術館、博物館などに行ってみよう!料理やパン作りを一緒にやるのもいいかも。
子どもを過保護にせず、子どもを信じて、温かく見守ることが何より大切ですね。
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昨今、学校現場で先生が子どもを「叱る」のが本当に難しくなっています。
家庭で「叱る」「叱られる」経験をちゃんと積んで、折れない心を作る必要がある、と。たとえ折れそうになっても(またはポッキリ折れたとしても)また立ちあがる心を育てようと。
現役小学生とこれから小学生になる子どもがいる身としては、ドキリとさせられました。
まず親の私が「待つ」根気を試されるのですね…
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現代の日本教育に一石を投じる本。やたらと「褒める」「叱らない」「ありのままで」が強調される風潮があるが、これは、高校・大学の卒業が非常に厳しい欧米で成立する教育方法。日本のような、卒業はしやすい仕組みにおいては、ただ子どもを甘やかすだけになりかねない。事実、打たれ弱い・粘れない子どもが増えてきている。
日本人の目指す親の理想的な姿は「友達のような話しやすい関係」「子どもの自由を後押しする」らしいが、この本を読んで、それだけでは無責任であると感じた。親は、子どもが社会の荒波にも立ち向かっていけるだけの力を養わせる義務がある。それは「褒める」「叱らない」だけでは身につかない。もちろん虐待は論外だが、筋トレのごとく少しずつ精神にも負荷をかけ、強い心を育てる必要がある。
また、巷では幼児教育についての論説・広告がありふれているが、そんなことよりも大事なのは自然と触れ合い、同年代ぐらいの子どもたちと遊ぶこと。社会にでて必要なコミュニケーション能力は、全てそこから学べる。逆に幼児教育で身につくような浅はかな知識はすぐに学校で習うし、幼児の貴重な時間をそんなことに費やすのは親のエゴでしかない。
親の理想像・教育方針について考えさせられた。
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○○に入るのはIQ(知能指数)ではなくてEQ(心の知能指数)ということか。自分をコントロールする力、非認知能力。
最近、非認知能力って重視されているし、私の職場(の上司)もやたら連発するので、この本に書かれている内容は、だいたい以前にもどこかで読んだことあることで、新鮮さはなかった。細かくて意外な統計分析があればもっと面白いのだけど、だいたいが著者自身の経験に基づいて書かれていたり、分析といってもご自分の教え子の学生に聞いた、とか、最近こういう学生が多くなっているとか、保育士にアンケートをとったところ、最近こんな親が多いと感じている保育士が多い、という感じで、まぁ間違ってはいないんだろうけど、主観的で最初から答えありきの分析が多かった。
叱らない子育てとか、ほめて伸ばすとか、自己評価をあげさせようとか、そういう最近はやりの教育論の間違いを指摘。日本ではやたら、欧米の教育を真似しようとしたり、取り入れようとしたりするけど、日本独特の美徳や習性があるのに、表面的に真似しようとしたり、一部分を取り入れようとしてもだめなのだ、と主張。まぁどちらの説も似たような論の本がこれまでにもたくさん出版されているような気がするし、目新しい内容ではない。私も教職に携わっており、問題意識も持っているので似たような本をたくさん読んでいるので。もういいや、って感じ。
あー!そうそう、そういうことよね!と、普段私が思ってることが言葉で説明されていて納得したのが、「ダニング=クルーガー効果」というもの。この言葉は初めて知りました。能力の低い人は自己認知能力も低い、つまり自分が能力が低いことに気づく能力も低い。だから能力の低い人ほど自分の能力を過大評価し、能力の高い人は逆に自分の能力を過小評価する。自分の能力不足を認識できないと薄っぺらい自信をもってしまって成長できない。できる人は、まだまだ自分は力不足だと考えてもっと努力するからますますできる人になる。
この説には深くうなづける。
私が教職に就いた当初、最近自己評価が低い生徒が多いからもっと自信をつけさせよう、みたいな論調があったけど、やりかたを間違うとそれはけっこう危険ということだ。
普段教えていて、基礎学力が定着していない生徒にもわかるように、すごぉおおく丁寧に教えているのに、出来ない子はやたら態度がでかく、なんこれ!わからんし!と、先生の教え方が悪いか問題の文章が分かりにくいか、もしくは教室の周りの生徒や環境が悪いから自分は分からないしやる気もでないんだとばかりに逆切れし始める(本当です)。学力や非認知能力がある程度ある生徒は、分からなくても少しは考えようとするし、こちらの説明を一生懸命、わかるまで聞こうとする。分からない子はそもそも分かろうとする力がない。だからどんなに指導法を工夫しても、まったく効果が出ないのだ。(どうすればいいんだーーーー!!!!)
日々、学力に困難がある生徒をどうにかしようと格闘している私にとって、なぜこちらが努力しても努力しても効果がでないのか納得させられました・・・・。
第5章で、伸びる子どもにするには子ども時代の習慣形成が大事だと���うことが書かれており、結局は家庭環境っていうか、親がどんな風に子どもに接して非認知能力を伸ばすかっていう話になっているので、自分の子育ての参考にはなったけど、学校で生かせることはあんまりなかった。
あと、最近の子どもや学生の心の弱さの分析については、納得できることも多かったけど、インターネットやスマートフォンの影響についてはまったく触れられていなかったのがあり得ないなと思う。集中力や文章を読んでじっくり自分で考える力がどんどんなくなっているのは、小さい頃からスマホをぼーっと見たり(親に見させられたり)、指先一つで反応がすぐ返ってくることに慣れてしまっているせいだと私は思っている。親がショッピングしている間や外食中、子どもを大人しくさせるために子どもにスマホを見せている姿をよく見るけど、あれはもう虐待だと思う。車でドライブしているときも車の中のモニターでDVD観せたりとか。外の景色、現実の世界を見ながら、それについて語り合いながらドライブすれば、それだけで子どもはどんどん賢くなるのに。世界に興味を持ち、想像力を膨らませ、語彙も増えていくのに。
かわいそうなスマホ・メディア漬けの現代の子どもたち…。
そういう、メディアとの付き合い方の問題が私は大きいと思うんだけど、この本にはそれについては一切出てきませんでした。そういう趣旨の本じゃないからしょうがないか。
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非認知能力について、具体的に知りたかったので購入。もう少し柔らかい感じの内容を期待していたけど、褒めることをよしとせず、叱ることの必要性を書いていて、読んでてちょっと苦しくなった。今の自分にはしっくりこなかったので、★2としました。
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とても読みやすく、今子育てで悪戦苦闘中である自分にはとても貴重な意見だった。
叱らない教育、子育てが流行っているが、昔いた口うるさい親、煩わしい親が我慢の出来る人格を形成するのに手助けする。
子供には小さな失敗をしたとき、立ち直る必要がある。
甘やかさず、フォローして、何事にも挫けない大人への道が大切。
たくさんの書物に触れたり、文化施設に行くのは子供にとっても、とても有意義な時間である。