ずっとあなたを愛してた【イラスト付】 みんなのレビュー

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投稿者：yun　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

トラウマを抱え心の傷を持つ王子に寄り添い、味方をするためだけに嫁ぐことになったヒロイン
外見はさほど美しいわけではない、とはあったものの15歳の少女なら恋にも結婚にも多少の夢があってもいいのに、女としての幸せを求めず国王となった王子を王妃として支える…
本当に健気で、それでいて実はユーモアもあったりして、そんな彼女にやすらぎを覚え、心の傷が癒やされる国王…

との恋愛なら、もしかしたらまぁありがちなのかもしれませんが、この作品は結婚直前に知り合い淡い恋を抱いた同じく王子を支える青年とのラブストーリー
10年もの間、秘めた恋を胸にひたすら頑張るヒロインは本当に健気で好ましがったです
本命の相手との恋愛も、お互い秘めた期間が長かったのですれ違い気味になりますが、そこは心の傷の癒えた国王がまさかのフォローをしてくれ、祝福され結ばれる…
王道設定なのに、その側面から描かれ横道に逸れる…そんなお話ですが、本当に良かったです。面白かったです。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：yuru　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

恋愛がテーマにも関わらず、メインの二人と国王の間にある、親友や家族のような親愛関係が一番ぐっとくる。読んでほっこりしたお話です。

続編の≪もっとあなたを愛したい≫と合わせて読むのがおすすめ。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：SWW　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

文章が巧み。
くどくないセリフと、過不足ない説明でヒーロー、ヒロイン、登場人物の心情がスッと入ってきた泣いてしまった。

2人の幸せを願いながら読み進めるので、物語が終わりに近づくにつれて胸が詰まりました。

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投稿者：やっつ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

泣きました。
ドアマット系ヒロインかと思ったらいい意味で期待を裏切られた。
みんなそれぞれ良い人でそれぞれ葛藤があって、それをみんな恨んでないのが良かった。

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投稿者：にゃおにゃお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

良いですよ〜、この作品！

ヒロインのプリシラは、王妃という要職を全うした素晴らしい女性ですね。

国王の信頼を得て、ファーストレディとしての職務をこの上なく遂行できる聡明さと気品を併せ持っています。

男女関係の無い家族として国王を守り、不調を見抜き支えるホスピタリティも兼ね備えている。

読んでいて嫌なところが１つもありませんでした。

というか感情移入してしまい、彼女が辛い時嬉しい時いっしょに涙してしまいました。

いくつも凄く良いセリフがあるのですが、その中の一つに父親が「私がお前を不幸にしてしまった」と涙するシーンで彼女が「お父様が最善の選択をして私が最善の結果を出した」と伝えるところに彼女の覚悟と自分の仕事に対する矜持を感じました。

また、ヒーローのジョシュアが良い男じゃないですか〜！

超美形な容姿はもちろん、プリシラを見えないところでガッツリ支えているところも高ポイント。

プリシラに強く執着して独身を通そうとしていたところにも惚れてしまいそうです。

本当に最後の最後に結ばれるシーンがきて、こちらのレーベルにしては閨のシーンが少なめですが、これはこれで大満足です。

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投稿者：まかゆら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

凄く良かった
心に傷を負った王のため愛されないと分かっていても国のために嫁ぐ覚悟を決めた公爵令嬢と
王の忠実な側近の秘めた恋の話

以下ネタバレあり

互いに王のためにと頑張っているので王と王妃の離婚が決定するまで恋心はほぼ表に出しません
それゆえに誤解が生じたりしますが
ヒロインもヒーローも一途で健気で
とても感動しました

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投稿者：たまゆう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

しっかり者の王妃を影で支えながら、何としてでも自分のものにしたいと奮闘するイケメン宰相が不器用でかっこよくて面白かったです。
国王との掛け合い中につい舌打ちしちゃうところは何度も読んでしまいます。
もっと王妃と宰相のやりとりが読みたいです。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

不幸な事情を持ち色恋に忌避感がある女性不信の若き王を支えるための政略結婚をすることになった公爵令嬢ヒロイン。
結婚の直前に出会った彼の側近の侯爵令息に密かな想いを抱くが、自分の立場を十分に理解して弁えていた彼女は気持ちを封じて十年間陛下を支え続け、互いに家族と思えるほどの信頼を築くが、男女の仲にはなれず白い結婚だったために離縁することに。
そして実はずっと両片想いだった初恋相手と再婚するまで。

十年別の人と結婚しての再婚という設定で身構えてしまったけど、さすがナツさん。無理のない設定が上手い。
夫婦なのに互いを弟のよう妹のようと思ってしまって男女の仲になれなかったルークとプリシラの関係がエモくて、正直主役カップルよりも好きな二人の関係だったかも。
兄のように慈しむからこそ、すぐにプリシラを手放せず、でも手放すなら幸せになってほしくて奔走したルークがスパダリだった。
ジョシュアもね、観劇後は手を出しちゃうんじゃないかってハラハラしちゃったけど、我慢できてえらかったわ！
十年どんな気持ちで主の妻になった女性を想ってきたのか気になったけど、最後に明かされたのも良かったな。

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投稿者：(o´ω`o)　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作家さんの他の作品が面白かったので購入したら、TL小説でした。王妃と侯爵が結ばれる？？ってかなりハテナな感じで読み始めましたが…国王、王妃、侯爵の不思議な関係、十年にわたる恋、面白かったです。スピンオフの方も読んでみようと思います。