投稿元:
レビューを見る
(2024/8/13流し読み終了)
ニシワキさんのほのぼのとした絵は、実はあまり好みではない。手抜きのような作風は大好きな益田ミリさんと似ているのだけど。
この本は、絵より言葉遊びが楽しめるかなと思い借りてみた。
似ているオノマトペが、ページを開くと左右に絵と説明の文章で書かれている。例えば、"うっとり"と"うっかり"とか。互いの意味は違うのに、無理矢理ふたつを繋げている。それが面白ければイイのだけど、かなりスベッている。苦笑にも届かない。くだらなさすぎて、逆に次が気になるのでペラペラ流し読み。
オノマトペ以外に、"のらりくらり"と"のらいぬくらい"←野良犬くらいなんて言う事ある?、"ぴこぴこ"と"ひでひこ"←名前じゃん!
途中にコラムが数箇所あり、日本のオノマトペは海外の方には可愛く聞こえるらしいとか、奈良時代の人はハ行が言えずパ行で話してて、晴れるはパレると言っていたから天晴れをあっぱれと発音するとか、ちょっとした豆知識的なことも書かれていた。