悪役令嬢の怠惰な溜め息 みんなのレビュー

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投稿者：owls　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙の絵に興味をひかれて、購入しました。前世の知識をフル活用する転生もの。ヒロインの勢いがすごい。続きが気になるので、引き続き読みたいと思います。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公は退屈を紛らわすための知識チートによる発明品および新製品の数々で大成功を収める。そして遂には『破滅的未来の打開』のためにBL小説にまで手を出したのには笑った。しかも婦女子が増殖し謎のネットワークまで出来るし（笑）
ゲームのシナリオからの脱却を目指し王太子との婚約破棄を画策するが、すべて高評価へと繋がってしまう大誤算の連続。
エセリアが破天荒なだけでなく婚約者の王太子がポンコツな小物過ぎなのがシリアスにならない一因だろう。
思い立ったら即実行をモットーとしているエセリアの行動力と、前世の知識がエセリアの無双を引き起こしているのもいっそ気持ちがいい。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

プレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公が、あまりの娯楽の少なさに退屈を持て余していろいろ行動した結果、シナリオ通りに王太子の婚約者になってしまう。
しかし好き勝手やり続けた結果、王妃は窮屈だから婚約破棄してもらおうと画策して動き出す話。

web版既読。
これをざまぁモノや転生知識チートとしてみるとご都合主義がすぎて頭が痛くなるんだけど、破滅回避だとかざまぁだとか知識チートは結果的にそれがついてきただけで、そもそも彼女の行動原理は退屈に生きたくない楽しんだ方が勝ち、という清々しさだなと思った。
展開は悪役令嬢転生の知識チートざまぁだけど、地球の知識を持ち込んで「私が考えたものじゃないので……」と謙遜する他の転生者と違って「この世界では私がはじめて出すから私の発案と言ってもいいわね！」というポジティブさはすごい。
それに、主人公が恋愛しない悪役令嬢転生は珍しいので、そこも男性でも読める作品なのかな？と思う。
ただ主人公を上げるために悪役を下げる形式は好きじゃないので、王太子が乙女ゲームヒーローとは思えない愚物なのは非常に残念。