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岡倉天心の名著 茶の本。
言葉遣い、文体含めて染みる本。
メモ
・茶道の要義は不完全なものを崇拝するにある
・真理は反対なものを会得することによってのみ達せられる。
・真の美は只不完全を心の中に完成する人によってのみ見出される。人生と芸術の力強い所はその発達の可能性に存した。茶室に於いては自己に関連して心の中に全効果を完成することが客各自に委されている
・傑作と言うものは我々の心琴に奏でる一種の交響楽である。心は心と語る。無言のものに耳を傾け、見えないものを凝視する
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岡倉天心がお茶の事、心を教えてくれている。
作法うんぬんじゃなく、まずは心得を学んでからで作法は二の次じゃないかなって思いました。
その心を広く世界に発信している事に感動です。
日本の文化を自信を持って世界へ、今こそ世界へ❣️
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粋につうじる美学。
本当のオシャレは流行を追うだけではない、掛け軸と同種のものを活けるのは野暮、など、日本人が感じる美しさがよくわかる一冊。
岡倉天心ってたしかボストン美術館の学芸員だったような(うろ覚え)。
だからこそ、客観的に見える部分もあるんだろうなと思いながら読んだ。
トーンを抑えた写真が「侘び寂び」の世界観を写し出していて、読んでいて心に静寂をもたらす。
”人は己を美しくして始めて美に近づく権利が生まれるのであるから”
という一文。
そして千利休の生きざまに胸を打たれた。
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茶道を長年している私からすると学びも多いし、これを英文で書いたと思うとかっこよすぎる。。
ただ最初らへんはずっと西洋への言いようがひどすぎて今の時代を生きる自分からするとかっこよくない。でもあの時代だとかっこいいんだよなぁ。
自分の感情や思いを強制的に押し付けてくる感があるのは嫌だし面白くないけど、
歴史の歩みを感じる一冊だった。
たまに読み返したい。
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「茶の本」といいつつも、人生において大切なことを教えてくれる本。
「茶室」「芸術鑑賞」「花」「茶の宗匠」からは自分の暮らしの改善点が多くわかり、特に学びになった。
【自分の部屋について】
・自分の心から美しいと思うものを1点選ぶ。それにあうように空間をつくっていく
・その美しさを妨害しないように無駄なものを置かない
・収集することに価値をおかない
→断捨離、掃除、シンプルな部屋
【芸術鑑賞について】
・美術館は気になった作品を時間をかけて楽しむ
・前回よりも少しでも美しくなって美術館へ行く
・記念にとりあえず買うのではなく、本当に気に入った作品のポストカードを購入する
【生活について】
・部屋、身なりを第一に気を配る
・欲求に惑わされずに、日々すべきことを後回しにせずに行う
「変化こそは唯一の永遠」。これを機に暮らしを変化させ、綺麗な人になりたい
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大川さんの写真をさらに追いかけたくて
手に取った。
茶の心について、芸術について
美について。
深く考えさせられた。
今回も、大川さんの写真があることで
引き込まれ、極上の茶をいただく想いで
ページを繰る。
美しい言葉と写真が
すーっと入ってくる。
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抹茶、緑茶を味わう人の写真や、抹茶の入った湯飲みの鮮明な写真が写真の方は特に良かったです。 以外だったのが、人は茶を昔薬だと思って飲んでいたという所でした。
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素晴らしい本でした
天心の格調高い文章に写真が負けていないと思いました
岡倉天心「茶の本」という素晴らしさを伝えるには、この本のような親しみやすさが必要だと思いました
明治期に岡倉天心という人物が登場してくれて本当に有難かったと思います
この本を通して実に多くの刺激を受けてたくさんのことを学ばさせてもらいました
岡倉天心「茶の本」は、日本人の誇りであり、皆が読むべき本だと思います