退屈気味のリアルが輝き始める
2009/02/05 10:02
15人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱせりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
中高生時代にはまっていた「赤毛のアン」。
完訳が出たとのことで、改めて読んでみました。
気がつくと、最後に読んでから10年以上経過しています。
昔はアンの気持ちになって読んでいたのが今読むとマリラやマシューの気持ちになっていました。
その自分の変化が楽しかったです。
大人の目線で見るアンの感性のみずみずしさに感心したり、たまにかつてアンになって子供の目線で読んでいた気持ちがよみがえって、ちゃんとした大人になるための努力をしていこうと決意しなおしたりで、少女の気持ちを思い出しました。
意外と一つ一つのエピソードは覚えているものですが、当時はよくわからなかったチョコレートタフィーのおいしさ、紫水晶の美しさ、リンゴの花のかわいらしさなどなど、当時の憧れとともに真に迫ってきてべらぼうに面白かったです。
当時はどういうものかわからず味わいたくてもどうしたらいいかわからなくて途方にくれていたというのに、今の私にはたいていのものは手に入れて経験することができるのです。
退屈気味のリアルがまた輝き始めるというものです。
そしてマシューの死にはやっぱり泣いてしまいました。
大人になってから読む「赤毛のアン」、オススメです。
はじめて読みました。
2016/05/17 22:30
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投稿者:38mos - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤毛のアン。有名だけれど読んだ事がなく、あらすじはだいたいして知りませんでしたが、脳科学者の茂木さんが大好きだという事で書店で探してみました。
表紙のイラストがかわいい!文庫サイズで鞄にも入りやすいので購入。
はじめは少し読みにくに文章に感じましたが、背景がころころ変わって楽しいストーリーで引き込まれました。
アンという賢い女の子に自分も励まされました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
つい、読みはじめたのですが……しかし、はじめの頃のアンには、嫌悪感ができてしまいました。マニラが思っているように、演技の謝罪、ですものね……。でも、読み進めるうちに、アンに共感……
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実を言えば、「赤毛のアン」はハードカバーで全巻(10巻まで)持ってます。山本容子さんの銅版画の挿絵も美しく大好きだったのですが、読み込みすぎてもうぼろぼろになってしまいました。今回文庫になって嬉しいです。赤毛のアンの翻訳といえば、村岡花子版が有名ですが、わたしは掛川さんから入ったので、やはりこちらに馴染みがあります。
今回の文庫化を機に読み直すのが楽しみです。
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赤毛のアンは昔読みましたが、完訳シリーズを見つけて購入。
アンの見たもの感じたことを言葉で素直に表せる表現力がうらやましいなと昔も今も思います。アンのようなフィルターで世界を見たらすごくきれいに輝いて見えるのだろうな〜。
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私が持っている本の中で、最も古く、最も読み返した回数の多い本。100回は読みました。自分にとって逃げ込むのに最適な場所。
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あたしはアンに似ているかもしれない!笑 いくつになっても夢はみていたい。想像力があれば、世界はすごく綺麗。掛川恭子サンの訳は綺麗で好きです。
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やっぱりいまでも好きなんです。赤毛ではなく「赤褐色」の髪をもったアン。パフスリーヴへのあこがれ、数々の失敗談もものともしない破天荒な性格、最強の空想力、そして「Kinded Spirits」。
わたしもよく共感したものでした。結局のところ、このくらいの女の子の思考は時代も国も超えてるんだなあと思ってしまいます。
登場人物の台詞も素敵な言葉が山ほどあります。これからも読まれていくのだろうなぁと思います。
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アニメを見たら無性に読みたくなって、一気に読んでしまった。確か最初に読んだのは中学生の頃。アンの世界に随分と憧れた。以前読んだときは、アンに感情移入していたけど、読み返してみたら、マシューとマリラの不器用な愛情表現に涙しそうになった。
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パレアナと並んで昔から大好きな本♡♡全巻読んだんだけど、どんな内容だったか忘れちゃった…。もう一度読み直します!
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妄想だのなんだので(女の子版中二病?)いたたまれなさは山の如し。そこが愛すべきトコなんだけど。
持ってたのはこんな表紙じゃなかったんだけどなー。どこのだったんだろ。
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アニメを見た人も見ない人も是非読んでほしい1冊。私はこのシリーズを中学2年の時に読みましたが、時間が過ぎるのをわすれました。小学校の高学年からの女の子とそのおかあさんに読んでもらいたい本です。
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何気、高校の時の読書感想文。(解説書含めだったけど)。中学時代、図書館の漫画でシリーズ読んでました。10くらいあるんだっけ。
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赤毛のアンに出てくるお菓子は,甘いモノの苦手な私にとってすら,なぜにこんなにおいしそうに思えるのか。チョコレートキャラメルに果物入りのケーキ,さくらんぼうのさとうづけ,レモンパイにレヤーケーキ。ちなみにこのレヤーケーキ。レアチーズケーキのようなものと思いこんでいたが,レヤー=レイヤー=層で,層になったケーキ,つまり普通のスポンジの間にクリームやらジャムやらフルーツがはさまっている,いわゆるショートケーキみたいなもののことをいうらしいです(松本侑子「物語のおやつ」より)。何十年も間違ってた!
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こどもの頃に祖母からもらった新潮社・村岡花子訳の「赤毛のアン」。アンに夢中の当時の夢は、いつかプリンスエドワード島に行くことでした。大人になって読み返してみると、こどもの頃は分からなかったマリラの気持ちが理解できて、更におもしろかった。大切な一冊。