アウトレイジ・リターン
2021/06/13 12:00
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
極道の世界を描きながらも、ユーモアと哀愁を忘れていません。いつか北野監督自身の手で、映画化してほしいです。
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たけしの博識ぶりが窺える。最後の章がたけしのボケがよく出ていておもしろい。東スポの記事を読んでいるようだ。
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ちょっと昔、どういうわけだか
「量子論」を社会学に応用しようとする話が
一部の人文系に流行していた
しかしながら、自然の摂理を社会秩序に取り込んだならば
行き着く先は「大きな物語」
すなわち蛮人回帰に決まっている
なんでそんな考えればわかりそうなことを
やらかしてしまうのかといえば
まあ単なるこけおどしだろうけど
しかし日本の社会そのものが実力主義に傾いていたこともあって
意外と肯定的に受け入れる人が多く
それで僕はちょっといやだなあと思っていた
そりゃあ、実力を正当に評価されない社会よりは
実力主義のほうがいいに決まってるんだが
じゃあ野蛮な人たちが私的な利害を問わず
他人の実力を正当に評価できるのか?といえば
そんなことはありえないんである
「インテリジェント・モンスター」は南米で殺された
理性と野蛮性のボーダーを歩んだ結果である
この小説に登場する「理系ヤクザ」の場合
子分たちへの説教に大卒の蘊蓄をミックスすることで
たいへん煙たがられているのだが
しかし野蛮人としてのわきまえは外さないので
ややオカルトチックでありながらも
空想癖のある人情家ぐらいのレベルに踏みとどまっている
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これぞ、北野節って感じ♪
いろんな大親分、任侠の世界(笑)
東大卒すべてを数学に置き換えるインテリ親分‼
突然「ピアノを始める!」と言い出した親分‼
浅草時代にたけしさんが体験した『面白くて怖い』人達との零れ噺‼
最後は、集まればグチとゴシップ三昧のどうしょうもないオヤジたちのある一夜‼