事例の選び方が巧み
2021/05/09 17:32
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店で見かけた後、毎日新聞の書評(20/04/18 大竹文雄氏)を読んで購入しました。高校野球や相撲、ボートレース等、事例の選び方が巧みで、「面白い話に引き込まれる」感覚を楽しめます。個人的にはESG投資に関する話題が興味深かったです。ダイバーシティが進むと本書で触れられた男女の違いも変わっていくのでしょうね。
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「社長が面接で鰻を奢ると業績UP」
「娘が生まれると男は禁煙しがち」
分かりやすい事例で人間がいかに情で動く《予想通りに不合理》な生物か納得できる行動経済学。
結論は本能的に当たり前だろ!と感じるけど、実際のデータ集めは大変だっただろうな
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経済学の雰囲気と少し距離があるような書名だから、たとえどうでもよく思ったとしても目につく。そういう一冊として読み始めて、経済学の本というか、心理学というべきなのか、いややはり経済学なのか、非常にその際を行く。読み物としては悪くない。
それでも読み進めているうちにふと思うところがあった。テレワークの時代。人が人と物理的に離れて、それでも同じ目的のために活動するこの時代に、本書の居場所はあるのだと。
人が人との心が離れないように、そんな思いが続くのである。
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行動経済学の本はいくつか読みましたが、この本は
・著者に文章力がない
・どう調べたのか、どんな数字が出たのかなどをちゃんと書いていない
・著者の個人的な思い入れや思い出話が多すぎる
あたりのせいで全く入り込めませんでした
同じ行動経済学ならダン・アリエリー氏の『予想通りに不合理』あたりを読むことをお勧めします
要するに、よくいえば著者が親しみやすさを出そうとして間違えた感じで、単刀直入に言えば著者が読み手を舐めているといったところです。
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テーマはすごく面白いと思うのですが、正直、くどくどと文章が行ったり来たり回りくどくて、何を言っているのか今一つよくわからない…。
裏付けとなるデータもあまりなく、印象論で語っているところも多々あるように感じてしまう。せっかく面白い研究をされているのだろうと思うのに、こちらにまったく伝わってこないのが、何より残念です。
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本当はきちんとデータなどがあるのだろうが、それをほとんど掲載せずに、意見を述べているので、分かりづらく内容に信頼がおけない。
「富士そば」と「宝塚」を絶賛しているのも痛い。執筆時には露呈していなかった不祥事かもしれないが、もし重版する際にはここは訂正なされたほうが良いと思う。