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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
思春期特有の、親子の心のすれ違いや、自分の居場所の見つけ方など、どこかは自分と当てはまる部分がありますね。
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
思春期ならではの、母と娘の息苦しい関係に共感できます。ご近所に住む「魔女」たちと、手作りの和食とのギャップも味わい深いです。
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母と娘の『思いやり』の方向性の違いは身に覚えがありすぎて 胸が痛い場面もあるが、自分の中に閉じ込められた主人公が 第2の居場所で過ごす時間が心地よくて、外出自粛の時期に一服の清涼剤となった。装丁もやわらかで 手と目に優しい。
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美味しそうな、作れそうな食べ物が出てくる小説で、重い内容にもかかわらずどんどん読み進め、あっという間に読了。
子育てに少し悩みがある私にとって、考えさせられ、最近忙しさにかまけご飯作りが疎かになっていたのことを反省。
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主人公が学生時代の私と重なって、気づいたら応援しながら読み進んでいた。
自分の居場所を見つけられないとどうしても苦しくなってしまうけれど、きっとどこかには安心して過ごせる場所がある。
それを改めて気付かされ、勇気をもらえた。
例え家族であっても、成長とともに昔と変わらなかったら難しい事もあるかもしれないけれど
"試行錯誤しながら、家族という小さなグループを保って一緒に歩く"
この一節のように話をして時にはぶつかって、家族を大切にしていきたいと思った
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娘を案じるあまり過干渉気味な母親、杓子定規な態度の担任。
日常に息苦しさを感じるユキノは、高校に行けずごはんを食べることもままならない。
だけど、自分と向き合い楽しく日々を過ごす自称“魔女”の大人たちと過ごすうちに、心の中で絡まっていた気持ちが、少しずつほどけはじめる。
ちょっとふしぎな魔女たちとの、こころを取り戻す日々が始まる。
(アマゾンより引用)
この母親嫌いだわー。
子供を自分の所有物と思ってる典型。
ニワトコさん、めっちゃいい人
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不登校の女の子の成長物語。
想像した魔女とは違ったけど、ちょっと変わった美味しそうなお料理がたくさんでてきて、これはこれで良かった。
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母と娘、お互いを思っているのにすれ違う感じ
共感しました
若い頃、声を出さずに耐えていた時にさり気ない言葉に
「見てくれている人がいたんだ」って思えて
込み上げてきたのを思い出しました
食べ物について、丁寧に書かれていたのも魅力的でした
部活の大会や、運動会の時に母が作ってくれた
ここぞって時のお弁当のメニュー…
もう、食べることができなくなった祖母が作ってくれた朝ごはん…
色々思い出して、ほっこりとした気持ちになりました
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不登校に悩むゆきの16歳と『魔女』を名乗るニワトコさん、ネコばあさんことキワコさんたちの交流の物語。
毎回、料理が出てくるのでお腹がすく。
ニワトコさんはイギリス人でも見た目が日本人。父親が日本人なので、イギリスで日本料理を作るために奮闘した父親のレシピを知っている。
母親の過干渉に苦しむゆきのは、『言いたいことが上手く言えない』
そんな中で、ニワトコさんやキワコさんと交流しつつ自分の言葉を見つけていく。
中盤位に出てくる魔女仲間のリリさんは日本人なのに、見た目が海外の人に見られてしまい職務質問を受けてしまう。
いろんな問題を含ませつつも重い話にはなっていない。みんな、いい人だから。
メインである『ゆきのと母親』の関係は独特なので外側から見ると『甘えているだけのゆきのと、子どものために必死な母親』に見えるだろうなとは思う。
これ、親が子どもの心を折っている状態なので虐待なんだけど、『優しい虐待』は気が付かれづらい。親自体もそれが虐待になっていると気が付いていない。
親子関係であっても『容姿の侮辱』はダメだし、『お金の管理をさせない』『料理(自立)を阻む』のも問題。『言語の略奪』も。流行りの言葉が下品に思えるのは分かるけど、そこは『私はあまり好きではない』と親が子どもに伝えるまではいいけど、「使用禁止」はやり過ぎ。
低成績者のための塾……の話だったかな。そこの講師が「料理はした方がいい。勉強に役立つから。野菜などを切る事で分数が体感的に理解できる」という話をしていたのを聞いて、なるほどと思った。他にもあったけど、忘れてしまった……。とにかく料理は机上の空論を体験として落とし込む作業らしい。
だから、ニワトコさんがゆきのに言う『料理ができるようになった方がいい』というのは理にかなっていると思う。
家族だから、難しいのも分かるし、最後まで「これで解決」にはなっていないのも現実的。パパが緩衝材になってくれるようになるというのが救いなくらいかなと思う。父親がまともな人で良かったとは思うし、母親も父親が一番好きと思っている人で良かった。
中高生くらいにもお勧めできる作品。