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投稿者:pascal - この投稿者のレビュー一覧を見る
Japan Times Alphaを購読していて、その編集長が著す本というのもあり購入してみました。第一印象は「誠実な筆致」で書かれていること。とにかくウソがない。この手の本はウソ・大げさ・紛らわしい(JAROに通告されそうな)本が多いが、至ってオーソドックスなことが丁寧に書かれている。途中で英語学習につまずいた人は耳が痛いのではないかと感じる。
特に「文法と単語(ボキャブラリ)」が土台となる話は、多くの英語教師、例えば『英文法基礎10題ドリル』の田中健一先生もブログの中で言われています。また挫折した人の多くが「量の不足」であることも丁寧に指摘されております。
そして、巻末の参考書紹介の最初に伊藤和夫先生の『英文解釈教室(入門編)』を挙げているのも、ある意味、(特に社会人の)安易な英語学習に飛びつきがちな傾向に一石を投じるものではないかと考えています。
後生大事に取っておく本ではないと思います。そんなことをする暇があったら、これを一つの「成功者へのマニュアル」とし、一つ一つ実行に移していくべきだと考えます。
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簡単に英語を習得する方法はない。モチベーションを保ちながら、時間をかけてコツコツと実践していくことが一番大事。
ところどころにおすすめテキストの記載
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TOEICで目標点を取得した後に、これからの英語の勉強に対するモチベーションをどう保っていこうかと考えていた時に購入した本。
The Japan Times Alphaを購読しようかと思っていたのでちょうど良いなと。
正直な感想を言うと、なんかよくわからなかった。
当たり前と言えば当たり前のことが書いてあって、特に真新しさもなく、かつ、一つでも早速取り組んでみよう!!というようなものがあるわけでもなく…。
まあ、やっぱりちょっと期待しすぎちゃったかな……。
でも、ゲーム好きなら、ゲームの音を消してその間英語を流しておくと良いと書いてあったのはとても良いと思った。私でも出来そう笑
語学学習って本当ーに地道でとてつもなく時間がかかります。
自分に満足できるところに行けたとしても、所詮言語は武器だから。結局、その武器を使って何をするのか、どんな表現をするのかが大事なわけであってゴールというゴールもないんだよなぁ。
まあ、うだうだ言ってないで、また今日も地道にコツコツ勉強します。
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英語教育産業は、人の不安感や劣等感にアプローチし、短期的な幻想を抱かせて儲けるような構造になっているが、そこを正直に書いているところが素晴らしい。本当に英語習得に向き合っている人はマーケットのごく僅かであるため、この本がどれくらい売れるか心配だが、是非メジャーになってほしい。
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英語学習に行き詰まったため、モチベーションを取り戻すために購入。語学を身につけるためには、それなりの努力が必要だと再認識した。
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あきらめずにやればやるほど英語は上達するという安心感を感じられた
スポーツや音楽は生まれつきの能力がなければ上達は難しいが、言語は誰でも上達する可能性が高い
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英字新聞編集長が書いた英語学習に関する本。
気付きと頷きがいっぱいあった。
同じ意味の単語でも難しい方を覚えようとする傾向があるのは、私自身心当たりがある。
例えば、「「(火)を消す」という意味をあらわす代表的な動詞には、extinguishとput outがあります。extinguishという見慣れない単語を目にすると、「ぜひ覚えておこう」といいう気になり、put outは「覚えよう」というモチベーションが低い傾向にあるように思われます」(p63)けれど、「優先して覚えるべき表現はput outの方です。put outのような基本単語を使った表現の方がネイティブスピーカーによる使用頻度も高い」(p64)ということは、言われて納得です。これは今後単語を覚えるときに意識したいことの一つです。
そして、これからは著者がいう「加点方式」に切り替えようと思います。
「何を間違えたのかというマイナスの面ではなく、どれだけ伝えられたかというプラスの面を意識する」(p75
)よう心がけたいと思います。
そして本書を読んで一番良かったのは、学習時間についてです。
英語を喋れるようになりたいならもっと本腰を入れて、それこそ週末の2日は一日中英語を勉強しないと実現しないと考えていたので、本書でそのことをはっきりと認識したことと、具体的な学習時間の提示をしてあったことで決意を新たにすることができました。
本書の通りに学習時間を確保するスケジュールを作って実践しているところです。
上達が足踏みしている状態だったので、とてもよい刺激になり、具体的な方法を知ることにより背中を押された形でさらにギアを上げることに成功した感じです。
英語を話したいという気持ちがあるならば、英語学習をしない手はないでしょう。何故なら、やればやるだけその目標に近づくことが出来るからです。
こんな風に感想を書いている今も英語学習がしたいという気持ちが沸き上がります。それも今までの学びが少し芽を出してきたからでしょう。学習すればするほど楽しくなってきます。
本書のタイトル通り、学習法についての本を読むのはこれで最後になりそうです。
地道にコツコツと学んでいこうと思います。