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みんなのレビュー18件

みんなの評価3.9

評価内訳

18 件中 1 件~ 15 件を表示

人類と病

2020/05/09 22:08

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書では、中世のペストから現代のコロナまで、様々な病と人間との戦いを記している。医学的なことよりも、政治的な面を主に取り上げており、読みやすかった。もちろん、必要最低限の医学の情報は載っている。
WHOへの信頼が揺らぐ昨今、その取り組みの歴史を国際連盟の頃から遡って調べることは重要なことだと思う。

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人類の健康をめぐる苦悩の歴史を辿った興味深い一冊です!

2021/03/05 10:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、国際政治学者として活躍されている詫摩佳代氏の代表作です。同氏には、ほかに『国際政治のなかの国際保健事業 国際連盟保健機関から世界保健機関、ユニセフへ』があります。同書の中で筆者は、「古くはペストやコレラ、現代でもエボラ出血熱や新型肺炎など、人類の歴史は病との闘いである」と主張され、加えて「天然痘やポリオを根絶に導いた背景には、医療の進歩のみならず、国際協力の進展があった。しかし、マラリアはいまだ蔓延し、エイズ、SARS、エボラ出血熱、そして新型コロナウイルスなど、次々に新たな病が人類に襲いかかっている」と警告しています。同氏は、喫煙や糖分のとりすぎによる生活習慣病といった身近な病から深刻な感染症までを含む、人類の健康をめぐる苦闘の歴史をたどった興味深い一冊です。

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国際社会の苦闘をたどり、今後を考えるための一冊

2020/07/03 11:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

マラリア、エイズ、エボラ出血熱、新型コロナウイルスなどの感染症や、喫煙や糖分のとりすぎによる生活習慣病といった課題に私たちはどう向き合うべきか。人類は感染症や非感染症を含む「病」とどのように闘ってきたのか、国境を越える協力枠組みの発展と問題点について、国際政治に焦点を当てて検討している。国際協力の始まりからWHOの誕生、感染症や生活習慣病との闘いをたどりながら、そこにはたらく政治の力学を分析。病との闘いに関しては国や企業の打算で足を引っ張られることもあるけれども、本書が示すのは、同時に保健分野が平時の対立を緩和させ、あるいは協力を生み出すケースもあるということ。国際連盟脱退後も保健分野にはとどまった日本、米ソの協力でできたポリオワクチンなど、国際協力の可能性を教えてくれる。

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人の命と健康を守ることを最優先する価値観を共有し、それを実現する新しい社会を

2020/05/31 15:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:未来自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は、「人類と病との闘いは、国際協力のあり方に左右されてきた。」「人類と病との闘いの行方は、国際社会における多様な利害関係を、いかに一つの目標 ―病から人類を守る― に向けて協調させていけるかにかかっている。」と本文の最後を結んでいる。
 本書は、感染症と国家間対立、駆け引きやパワーバランスの歴史を振り返り、結論として前述のように述べている。
 まさに、新型コロナウイルスをめぐって、2020年5月29日にトランプ大統領が世界保健機関(WHO)からの脱退を表明するなどの対立が続けられている。
 
 新型感染症は、国を選んではくれない。グローバル化のもとで、世界の人類すべてに襲いかかってくる。自国のみの利害関係だけで対応できるようなものではない。まさに、グローバルな、人類的協力ことが重要になっている。あらためて、人類はこのことを考える必要がある。

 著者は、あとがきで、「結局、国際協力なくして人類は感染症に対処することはできないのだから。」「感染症や非感染症疾患など様々な脅威から人間の健康を守ることは、国際社会における数少ない共通の価値観となる。」と述べている。

 いま、この国際的な価値観が、日本にも問われているだろう。人の命と健康を守ることを最優先する価値観を国民が共有し、それを実現する新しい社会をつくるために力を合わすことが求められているだろう。

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2021/01/04 14:33

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2020/05/10 14:34

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2020/05/24 02:27

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2020/07/02 13:44

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2020/09/08 14:00

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2020/09/11 09:42

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2020/10/18 13:17

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2021/04/18 12:45

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2021/05/09 21:29

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2021/05/03 19:03

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2021/05/25 23:37

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