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歴史街道という雑誌に掲載された記事を太平洋戦争中の日本の将官ごとにまとめたもの。
名将たちということで、海軍からは山本五十六、山口多聞、角田覚治、陸軍からは中川州男、栗林忠道、今村均。執筆者も懐かしい渡部昇一がいたり。
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時代も価値観も当時と違うが、
戦争時代の名将の生き様を現代に置き換えると
という永遠の問いが集められた1冊
そんな中、ペリリュー島が書かれた第四章は必読です
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日本人として、15年戦争について最低限のことは知っておきたいと思いながら、本によっては左右の違いが甚だしく偏りを感じることが多くありましたが、少しずつ読みやすい本が増えてきたように感じています。
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映画MIDWAYで浅野忠信氏が演じている山口多門という人がどのような人物であったか興味を持ったことがきっかけで本書を手に取った。
帝国軍人というと、プライドが高くそれ故に柔軟性に欠けるようなイメージが漠然とあったが、名将と呼ばれる人々は皆総じて己のメンツよりも部下や現地の人々のことを非常に大事にする人格者であり、同時に、現場の状況を冷静に分析し判断する軍人としても優れていた人たちであったと知ることができた。
日本が全て悪かったという自虐的な歴史観が我々の世代には当たり前になってしまっているが、パラオやインドネシアのように、日本の統治が肯定的に受け止められている地域があるというのもまた事実であり、そう言ったことも同時に伝えていかないとフェアではないし、倒れていった方々にも浮かばれない。青山繁晴氏の真珠湾攻撃に関する書籍を読んだ後なので尚更そのように思う。
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日本陸海軍の名将6人について、研究者がそれぞれの視点から考証しています。
特に今村均は素晴らしい方で、この人が中枢にいたら歴史は確実に変わっていたでしょう。
ページ数も少ないので、昨日から読み始めて、あっという読み終わりました。