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内在と超越、現象への確信…そんな講釈を垂れるラーメン屋、というなぜそこに辿り着いたかわからない設定で解説されるフッサールの現象学。
現象学と関連・対立する哲学についても簡単に解説され、また今なぜフッサールなのか、という点があくまで戯画的に描かれる。
その筋の人には自明だったり、反駁したい箇所があるかもしれないが門外漢には非常にわかりやすく、かつ興味をもちやすい内容だった。
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哲学ガイドって好きです。たくさん読むと実用に足りる。世界観を広げたり修正できる。それで、もう20世紀にははっきりしていたけど、人類の知恵の暴走問題。大筋、倫理観と目線の二つの問題がある気がする。それで目線。人間目線だよね、ていう。それだと環境さんに不都合かもとかって色々出てくる。モノの目線が必要かもと。そうすると生産だけでなく発生も利用する割合が増えるかもで、仕組む仕事で地球負荷を下げられるかも?大袈裟かもだけど。現象学はそういう視線を身につける学びの一つだと思う。
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漫画で読んだら現象学の一端がわかるかと思ったが、よく分からなかった。一つ一つ言っていることは頷けるが、通してみるとよく分からない。せっかく漫画にしてくれているのになあ。
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Amazonでおすすめに出てきてつい気になってしまい、読んでしまいました。
内容は興味深かった。現象学とは何か、何も知らない状態でしたが、ざっくり且つ限定的ではあるが理解できたし、終盤の科学と現象学が合流する流れは歴史も感じられ、連綿と続いてきた叡智の営みに思いを馳せることもでき、面白いです。
本来であれば星4か5なのですが、漫画としての完成度を見た時に、絵柄と構成面で何とも言えなくなったので、その内在を加味しました。