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蓁国軍vs趙国軍。
遂に完結(14巻続いたとか)
秦軍は鄴を陥すが、兵糧切れに。先読みの強い王翦将軍は、この事を見越して昌平君に鄴へ、国土が逆側の国である斉から食料を送る様に話をしていた。
一方で趙国は趙王である悼襄王が悪政を働き、李牧を投獄。
悼襄王は暗殺?されるも、王の素質の高い太子嘉ではなく、悼襄王が残した遺言通り、悪太子遷が王位に付く。
この間に李牧は太子嘉の力で出獄。李牧は太子嘉を連れて法紹へ逃げる。
そして信は遂に歴史上の名前である李信に。さらに将軍の位に付く。
戦争のフェーズよりも、こういった勢力争いが面白い。
中国王朝は大王の悪政によって滅びに向かうと言うが、この物語もそうだな。
史実ではこの後の数年は趙国が残るはずだが、どうやって秦軍に対応していくのかが今後の見所。