興味深い内容の数々
2022/04/15 16:23
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投稿者:読書の冬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老いに抗う、もしくは老い自体を回避する、最近の言葉で言えばアンチエイジングということになるのでしょうか。それについての論理が展開されています。個人的には長寿遺伝子を活発化するための方法論が1番興味深かったです。寒さを受け入れることが老いへの抵抗になることに驚きました。
論理的かつ科学的
2022/02/19 17:41
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投稿者:fks - この投稿者のレビュー一覧を見る
老いを遅らせたり防止したりするための原理と解決方法について詳細に記述されている。根拠から科学的に説明してくれるのはすごくよかった。
老けずに長生きする方法とは…
2024/07/19 02:56
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投稿者:わと - この投稿者のレビュー一覧を見る
老けない方法、やめたほうがいい食べもの、やめたほうがいいこと、他にも長生きに関連する話として、運動やサプリメントのことについても触れていて、多くのことが知れました。
老いをなくすには
2023/05/15 20:52
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投稿者:読書が好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
老いをなくしていくための方法論や老いのメカニズムについてしっかり説明されていて、とても興味深かった。サーチュイン遺伝子のところは少し難しいが特に面白いと思った。
アンチエイジングの方法
2023/05/15 20:50
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投稿者:読書の冬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老いとは何かという話やアンチエイジングの理論についてとても詳しく書かれていて非常に興味深い。容易には理解できないところもあるので繰り返し読みたい
読みごたえがあった
2020/10/30 17:17
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投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みごたえがあった、ということを実感した。
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老化は病気である、治療方法が確立していないだけで、避けられないものではない。とな。ま、現段階では、少なくとも「少食」や「プチ断食」が長寿にプラスなのは間違いなさそう。
遺伝子の特徴や腸内環境の違う治験の対象者でゴーサインの出た薬剤であることを意識していない自分に気づいたのが大きな収穫。ってか、メスのマウスが実験に使われるようになったのすら、ごく最近とか…(-_-;)。
ウェアラブルな、パーソナル・バイオセンサーは普及する一方だろう。それは大変結構だけど、蓄積される「センシティブ情報」の扱いについて、考察を同時に進める必要のあることが置き去りにならないよう…にするのは、我々市井の人間の役割やろな。闇サイトでは医療情報がクレカ番号の10倍の高値で取引されているなんて記述もあったしな。くわばら。
細胞の損傷や栄養不足などといった軽微な生物学的ストレスが健康にプラスの効果を発揮することを表わす「ホルミシス」という概念が気になる。
やっぱり生き物って、快適なばかりじゃダメなのね。
ロンドンに大学が40校あるってビックリしたけど、ググったら東京にが130以上あった…。
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老化に関する研究の最新状況を解説するもの。
健康で長生きするためには食事を減らせ、運動しろ、という至極真っ当なアドバイスもあります。
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タイトルを見た時は「健康寿命」についての内容かなーと思っていましたが、それよりももっと根本の「老化」についての内容でした。
一番印象に残ったのは「老化」を病気と捉えることでした。老化は自然で当たり前のものと考えてた私にはなかった視点でした。確かに、さまざな病気の要因に「老化」はあります。その根本を克服していく研究がなされていたことに驚きでした。
私の知らないところでいろんな研究がなされていて、いつのまにか老化をなくす方法が発見されることが夢物語ではなく現実のものになるんだと感じずにはいられません。
老化を克服したあとの未来についても言及されていて、興味深く、面白く読みました。
ただ、やはり難しい科学や生物学の言葉が多々出てくるので読んでいて疲れるというのはありました^^;;
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<目次>
はじめに~いつまでも若々しくありたいという願い
第1部 私たちは何を知っているのか(過去)
第1章 老化の唯一の原因~原初のサバイバル回路
第2章 弾き方を忘れたピアニスト
第3章 万人を蝕む見えざる病気
第2部 私たちは何を学びつつあるのか(現在)
第4章 あなたの長寿遺伝子を今すぐ働かせる方法
第5章 老化を治療する薬
第6章 若く健康な未来への躍進
第7章 医療におけるイノベーション
第3部 私たちはどこへ行くのか(未来)
第8章 未来の世界はこうなる
第9章 私たちが築くべき未来
<内容>
「老化」。誰もが免れ得なく、どんどんと体を蝕み、やがて消えていく。そう考えていた。第1部では、しかし、現代医学の最先端ではそうは考えない。「老化」は「病気」であり、治すことができる。あまつさえ「防止」することもできる。著者はそう語る。「老化」の原因は、そしてすべての病気の原因は、遺伝子にある。われわれの遺伝子はアナログであり、コピーを繰り返すうちに劣化する。劣化した結果、コピーを間違えたり、遺伝子がちぎれたりする(アナログだから)。逆にそこを逆手にとって、劣化を防ぐ。結果として悪性腫瘍が暴走したりすることもなくなる。視力や聴力も衰えない。第2部では、どこまで医学が進んでいるかを、また薬に頼らずに老化を防ぐ方法が語られる。こちらは、よくある「健康法」とあまり変わらない。食事量、特に肉系を食べない。有酸素運動。体にストレスを与える(冬もあまり厚着をしないとか)。第3部では、未来を語るだけではなく、こうした考え方(「老化」は病気で治せるということ)に否定的な人々への警鐘やそうなったときの法律や社会の改善まで語っている。
読みごたえはあるが、納得の内容であった。もう少し生きたいので、薬に頼る前に、健康法を実践しておこう。
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海外のジャーナル論文を根拠にした老化のメカニズム解明とそれへの対処、さらにはそれを見据えた未来社会のあり方を記述。
個人的にはまずは食事制限と適度な運動からはじめたいと思った。
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老化をコントロールする世界がすぐそこまで来ていることを教えてくれる一冊。
論理的には老いることなく長生きできることは素晴らしいことだろう。しかし寿命というものをコントロールする行為は、どこかでその歪みが悪い方向に働くのではないかと思う。
自分の子ども達にはずっと健康でいてほしいという強い気持ちがある。子どもを愛する気持ちと倫理的に正しくないように感じる気持ち、そしてそもそも長生きをしたいと言う根源的な願望に向けた怪しいビジネスなのでは?と疑う気持ちもある。
ただ健康と老化について知るだけでなく自分の生き方や子供たちの未来についても考えさせられた。
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「人生100年時代→120年時代へ」最新の老化のメカニズム研究に関して、長寿研究の第一人者であるデビッド・A・シンクレアが解説した一冊。本書では、老化=病気と断言されており、「老化をどのように治療するか」の観点で語られる、その中で山中伸弥教授のiPS細胞や、老化防止(若返り)の薬の話なども出てきて面白い(ただDNA等の遺伝子系の話は難解だった‥)。老化のスピードを緩めるには運動と食事は非常に大事で、ウェアラブル端末を利用して常日頃から身体のデータを数値化し把握しておくのも一つの手段だと思った
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以前分子生物学、栄養学、遺伝子学、脳科学あたりについて調べた時期があったが知識が繋がった。
理性と感性に訴えると同時に本能にも訴える本だ。
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自分なりざっくりとし解釈としては以下のとおり
何万年前の酵素のDNAの働きは今でも生物に引き継がれていて、子孫を残すか?自分を治すか? の二択らしい。
それで、長く生きていく上で色々なストレス(紫外線や食べ物などの毒など)や外傷(ケガなど)で自分を治すシステムが働き過ぎてパニックを起こす。
そうなると、体をもとにもどす働きが間に合わなくなってくる。
これが老化らしい。
なので、老化を防ぐにはこの治すシステムを適度に働かせることが重要とのこと。
感想
専門用語が多すぎて説明が長い。
しかも、ページ数が半端ない‥
でも、老化の原因はともかく、じゃあ、どうすればいいの?って答えについては著者が実践している項目があるので、それが参考になった。
こんな人にオススメ
・エビデンス重視の人。
・老化を本気で悩んでる人。
などは是非手に取って読んでみてほしい。