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「ああ、ぼく、みなみかぜになりたかったなぁ」
北風の子が近寄ると、みんなは震えて、窓を閉めてしまうのです。そんな北風の子にできたことは……。
世の中はあたたかいものだけで構成されているんじゃないかって思うような、素敵な作品。あまんきみこさんと荒井良二さんの最強タッグです♪
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あまんきみこさんのお話が読みたくて購入した。寒い風を吹かせるので皆から疎まれている北風の子。その北風を遠くから呼ぶ声がする。題名の「きんのことり」にどう繋がっていくのかと思っていたら、「こう来たか」という感じ。あまんさんのシンプルな表現の中にある「色彩感覚」を荒井さんも見事に表現している。大人になってもいいものはいいんだなと素直に感心。
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いちょうの木からこんなイマジネーションが出るなんて。それを「こころが温まる」という子供の素直な感受性にも感激。そういう気持ちを育みたいもの。
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みんなから嫌われてしまう「きたかぜのこ」
こねこを助けたい「イチョウ」に必要とされ、戸惑いながら手を貸す
その後の結果に、なんとなく自分の存在を感じ、「イチョウ」の優しさを「きんのことり」に変えて共に旅立つ
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みんなに嫌われることで落ち込んでいた北風さんですが銀杏の木にお願いされ、捨て猫のために葉をすべておとし、捨て猫を助ける手助けをします。
銀杏の木と子猫に元気をこちらまでもらえる心がじわっと温かくなるお話。