投稿元:
レビューを見る
うつみん系以外でも、こういう先生がいるんだってことになんだか安心させられた。
カウンセリングや、グループミーティングで治せるんだね。
薬やさんに対して攻撃的に書いてもいないところが好感持てるし、あ、賢いな、と思いました。上から目線でおかしいけど笑
各地の困ってるひとがそれぞれ通える範囲にこういうクリニックができれば、救われる人が増えるんだと思うが。頼むよ。賢くて気概のあるDrたち。
あと、うつともいえないけど(実際、誤診でうつとされている人の多さにも言及されてましたが。)、元気下がりぎみな人も読んで納得の本だった。よむ薬ね。
以下メモ
P049
薬には副作用が必ずある。その副作用で会社に行けなくなることもある。もともとどうして会社に行けなかったのか、その原因すらわからなくなっている人がたくさんいる
P055
製薬メーカーの営業が1人も来ないクリニック。薬に頼らないから。それがどれだけすごいことか。
P083
うつ病キャンペーンが全国展開された1999年は抗うつ薬のSSRIが日本で認可された年。
P100
クリニックの診察で、「やぁ、ひなたちゃん、どう?」
何を答えてもいい魔法の質問。好きなことを言えばいい。
→これは普段のコミュニケーションにもつかえるね!
誕生からすべてのイベントがストレスになる。ストレスはなくそうとするのでなく、うまく付き合う。
必要なストレス(がんばる、乗り越えるパワーとする)、過剰なストレス
呼吸に集中するレッスン
P124 コーピング(ここ大事とおもう!)
まずセルフモニタリング。どこにストレスを感じるか。それがどんなストレスか。数値化したり。
そして、自分に見あった対策を考える。テンションをあげる系は軽躁状態になり、過活動、混合状態やうつになるかも。
ストレスが軽減されたかを評価する。
生活指導
睡眠・食事・運動「アクティブレスト」→少々疲れていてもできる、掃除やウォーキング、ストレッチ、ヨガ、サウナなどの積極的な疲労回復を休日のルーティンとする。運動でセロトニンがでる。
漢方薬。
P259
ストーリーと対話にもとづく医療qは「NBM(Narrative Based Medicine)」
生活習慣を把握し、患者が抱える種々の問題、個人の背景や価値観を共有する医療。
今までの医療はEBM(Evidense…)」。
科学的根拠、医師の経験・知見、患者の価値観
ここで思う…。病気にならない人は、クリニックにかからなくても、NBMが実践できてるだけだよね。ストレスのダメージから回復して元気になる過程がスムーズで、それがメンタル強いとイコールなんだわね
投稿元:
レビューを見る
タイトルも中身も「ホンマかいな?」と。まあ薬に頼りすぎないということは大事だし、著者から言わせれば、こっちの方がやぶなのかもしれないけど。
投稿元:
レビューを見る
薬に頼らない。うつ治療法の本。
たしかに認知のクセを自覚し、ニュートラルな状態に戻すことは非常に重要だと思う。
そもそも本当にうつ病なのか?
「自分のトリセツ」をつくる
(有効な対処法)
考え方のクセと向き合う
・小さなミスを大きなミスと思い込んでいることに気づく
・根拠のない悪い結論を想像しない
・完璧主義を脱する
認知行動療法を行う
アファーメーション
投稿元:
レビューを見る
うつまではいかなくても、気分が落ち込んだ時の対処法が何かあるのかなと期待して読んだ。
役に立ちそうなことが具体的に書いてあった。
とりあえずオレンジサングラス購入。
気分を上げるのではなく、ニュートラルを目指すこと。
自分はできると言う言葉ではなく、自分もわるくない。そんな発想にする。
肩の力が抜けていい感じ。
投稿元:
レビューを見る
生活習慣を整えることで病気の予防にもなりそう。朝同じ時間に起きる、少しの時間を見つけて運動する、2日に1回は魚を食べる、湯船につかる、瞑想する(今、ここに集中する=マインドフルネス)、客観的に見て「本当にそうなのかな?」と立ち止まってみる(意外と大した事なかったり、大変でなかったりすることもある)、完璧主義を脱する、根拠のない悪い結果を想像しない、小さなミスを大きなミスと思い込んでいることに気づく…など、対話形式でとても丁寧にわかりやすく書いているので、読みやすい。しかしこれは自分が健康であるからすらすら読めて頭の中に入ってくるのであって、もしメンタルが参っている時であれば、本を手に取ることも難しいだろう。
睡眠と運動の大切さを改めて感じる。
投稿元:
レビューを見る
よくある実話に手を加えた話ではなく、フィクションの中に実用書的な内容を組み込む形式。
正直胡散臭そうと思いつつ評価が高いので読んだ。陰謀論みたいな話があったりギャグがやや滑ってたり(笑)気になる点もあったけど、薬以外の治療法を具体的かつ論理的に説明しているところが好みで、読んだ甲斐があった。
"うつ→睡眠不足"ではなく"睡眠不足→更にうつ"になるから早寝早起きを目指せ、そのためにこんな方法がある、とか、
"うつ→呼吸の乱れが起こる"のではなく"呼吸が浅くなる→その後うつやパニックの症状が表れてくる"と立証されている、だから呼吸を整えれば症状が自力で抑えられるコントロールできる、他に落ち着かせる方法としてこんなものがある、とか、
卵か鶏かって話も新しく捉えられてなんだか安心したし、色んなところで紹介されている心の調子の整え方が上手く区分けされていたので頭が整理された。
うつ病か否かにかかわらず、気持ちを整えるにあたって有用だったし、感情論よりこういう体系立てた説明の方が自分には合ってるなと思った。完璧主義はやめようって言うけどどんな考え方が完璧主義なのかとか、実例があったのもよかった。ちょっとだけ希望も湧いた。
よさそうなところを取り入れて、自分の調子を自分でコントロールできるようにしたいと思う。元気で前向きな状態ではなくフラットな状態を目指すならできそうな気がするし、たしかにそれこそ嘘のない良い在り方かなと感じる。
投稿元:
レビューを見る
先生と患者という立場なのに、女性患者をしたの名前でちゃん付け、女性患者には敬語を使わせるのに自分はタメ口、嫌な高齢男性そのもので読むのが嫌になった。
特に大した内容もない。
投稿元:
レビューを見る
休職からの回復にあたり、薬を飲む以外で何をすれば良いかコンパクトにまとめて書いてある本でした。他のリワーク本や復職に関する本へいくつか目を通した経験がある方は、知っている知識のおさらいになるかと思います。
改めて下記は大切なのだなと実感しました。
・生活習慣改善(早寝早起き、夜はブルーライトを避ける、散歩)
・コーピングによるストレスマネジメント
→個人的にこの内容が参考になりました。どのストレスに対し何のコーピングを試すか自分を観察・改善する姿勢が大切であること、気分が上がる系のコーピングよりも落ち着く系のコーピングを探す方が良いことが参考になりました!
・認知行動療法による認知改善
・腸の調子を整えるご飯を食べる(発酵食品など)
少しポジショントークが強いかな〜という印象もあるので、さらっと読むのにおすすめの本です。
投稿元:
レビューを見る
薬を使わない、根本的な治療について書かれている。現状の自分の服薬状況が本当に良いのか、考え直すきっかけになった。
簡単にできそうなところ(オレンジサングラス等)から取り入れていきたい。
投稿元:
レビューを見る
医師が、メンタルケアのプロとタッグを組んで著した、フィクションではあるけれど実話を元にした解説書。
いわゆる「落込み」や抑うつ状態と呼ばれる状態を引き起こす病気は6種類もあり、抗うつ剤が効くのはそのうち1つ、大うつ病だけ。しかし、双極性障害のように、よく似た症状で誤診され、効かない薬を処方され続けるケースが多くあるという。
特に誤診の多い双極性障害は、脳神経系のバランスが狂うことで起こるというメカニズムが分かっているのだそうで、専門用語を交えつつも、その仕組みやバランスが崩れた時に起こる身体の不調と気分の変調などについて、素人にも分かるように説明されている。
目からうろこの発見があると同時に、治療法はとても地味で、日々の生活習慣の積み重ねが一番重要であることがよく分かる。
日々の不調は誰にでもある。
日常生活に支障をきたす、医師に助けを求める必要があるところまでいかなくとも、「しんどい」と感じる時がない人などいないだろう。
どういう時に、自分の身体の中で何が起きるのか、それによってどんな「しんどさ」が起こり、どうしたら軽減したり回避したりできるのか、、、そのメカニズムを少しでも知ることは、自身やひいては周りの人も含めた生きやすさや幸福度合いのアップに繋がるのではないかと思う。
ストレスのない人生などあり得ない。
でも、ちょっとした生活習慣を変える努力で、ココロや身体が壊れてしまわぬよう、少なくとも疲れている自分に気付けるようになることはとても大事。
自分だけでなく周りの人のためにも、知っていて損はない情報満載の一冊だった。