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まあ、最高です。装柱、添架、接地、地面の具合まで考えれば、全国で3000万本の電柱は、みな違う個性。設計基準や標準品も場所と時代でさまざま。しかしこの著者、すごいな。
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『電柱マニア』
ほぼ日書評 Day265
図書館の新刊書コーナーでたまたま手に取る。
https://amzn.to/3erxuTZ
いったい全体、誰が買うのだろう等と思いつつ、ページをくった。
ロジカルシンキング系の本で、日本に電柱は何本あるかをフェルミ推定で考えるというお題があったが、そんな類の内容ではなく、まったく純粋に「電柱」を解説する内容だ。
各部位の名称等、へえー、こんなふうに呼ぶのかという新鮮なプチ驚き(例、引き留め: カーブや分岐等で電線同士を繋ぎ合わせる部品)多数。
その他にも、歴史的部品(「お宝」と記載されていたが、こんなものにも値がつくのだろうか?)の写真等。
最後にひとつ注文。電柱の1/6が地中に埋まっているという記載はあったのだが、電線の張力や重みに耐えるための構造がどうなっているのかの説明が欲しかった(常々、相当なひっぱり力がかかっているのだろうなぁと感じているので)。
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私は別に電柱マニアではありませんので、
最初にお断りしておきます。
それにしても「こんなマニアは存在するの
か?」が最初の感想です。
多様性の時代と言っても、ここまでとは。
電柱の種類、形はもちろん、その電柱に載
っている色々な設備についても多くの違い
があるらしく、それらを調べ尽くしていま
す。
もうここまでいくと、ガードレールマニア
とか、信号機マニアなどがいても驚かない
ですね。
ニッポンは平和ですね。
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まるで電力会社の新人研修のテキストのような(見たことないけど)マニアックな本。とはいえ、我が家の窓からは小さな工場と老人ホームが見えるのだが、そこへ引き込まれる電線とそのための電柱には、いろいろなものがくっついており、本書と見比べながら読んでしまった。大変よくわかった。
後半の電柱模型の写真には、ご同居のご家族のお気持ちを察してしまった。
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限流ホーンって知らなかったな。避雷器や架空地線の雷害対策用か。柱上油入開閉器とか海中電柱とかレアな写真があるな。
筆者ご自宅の紙製電柱の模型製作写真がちょっと狂っていてすごい。