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投稿者:やなぎや - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本で断片的なニュースを見ていただけでは見えてこないアメリカの姿がよくわかります。読みやすく面白いです。
アメリカより馬鹿な国。それは日本
2024/01/04 12:00
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「週刊文春」誌のコラム記事「町山智浩の言霊USA」の1年分を集めた一冊。トランプやライフル協会、福音派教会に振り回されるアメリカを「馬鹿な国」と笑って読んでいたが、我が国の現状を見ているとアメリカより馬鹿な国だった、とほほ
再び閉塞感に包まれる
2021/05/17 14:00
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍に見舞われたアメリカの混乱が、詳細にリポートされています。9・11以降扉を閉ざしてきた監視社会へと、逆行してしまうような危機感もありました。
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【もうメチャクチャ!】コロナで経済に急ブレーキ、黒人殺害でデモは暴動に。混沌の中で進む大統領選!一体何がどうなる、お馴染み現地からの最新レポート!
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すごい。今回はすごい。毎回楽しみにしているシリーズだけど今回は本当にすごい。一つ一つのエピソードが映画化可能なぐらい内容が濃い上に、断片化しているように見えて全てがつながっている。しかもどのエピソードも何一つ終わっていない。コロナ禍、BLM、大統領選・・・・。
今まで遠い国の出来事として、それでも興味深く読んでいたが、今回は決して他人事ではない地続きの恐怖や深慮を確かに感じた。大爆笑の裏にではあるが。
澤井健のイラストが文脈とは一見関係のないような日本国内の題材が多いことがそのことを裏付けている(佐伯耕三が最高だ)。
全ては日本に、自分につながっている。
本来ならば1日1エピソードくらいで長いタームで読み終えるのだが、今回ばかりは一気読みしてしまった。やめられなかった。群像劇映画を見ているかのようだった。例えれば「マグノリア」を見終わったときのような読後感。
しかしここに書かれていることは、リアルタイムの現実だ。まだ何一つ終わっていないのだ。
今回ですらこれだけの濃い内容で、いろいろ決着がつく今年末から来年、つまり次回巻はどこまで行ってしまうのだろう。
楽しみに待ちたい。恐れおののきながら。
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マスクをしないことが「強さ」の象徴であるというのがトランプを始めとした共和党保守派の考えだが、この本に書かれている町山さんの言葉に心打たれた。
【マスクは本人が感染しないためのものではない。知らないうちに感染した際に周囲にウィルスをばら撒かないためのものだ。マスクをつけないことが意味するのは「俺は怖くない」という強さではなく、「他の人にも感染させても気にしない」という傲慢さなのだ】
まさにその通りである。
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大統領選、コロナ、BLACK LIVES MATTER。著者の最新底抜けアメリカレポートシリーズの新作。トランプ大統領のツィートの酷さは、日本では考えられないほどだが、反面で「物を言う」マスコミや芸能人も多いのが立派。アメリカの底抜けぶりよりも、かえって日本の言論文化の貧相ぶりに落胆する。
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2020年9月刊行。トランプ大統領の再選が危惧されている。
思い起こせば、2016年の大統領選で、著者はヒラリー・クリントンが勝つと断言していたものである。アメリカ通の町山智浩にして予測を外す。
返す刀で日本の政界も筆誅されている。その点、澤井健のイラストも容赦ない。馬齢を加えてから、似顔絵を彼に描かれるのは是非とも避けたい。
週刊文春での連載時は横書きである。英文が多いのだから、単行本も横書きでよい気がする。