阿良谷がいい感じ
2022/12/03 03:09
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルとあらすじから、以前ドラマで観たことのある好きな作品と似たような内容かなと思って手に取りました。
こちらはある意味バディもの?になりそうな感じで、阿良谷が好きなタイプの人物なので、続きがあるのが嬉しい。
莉花は無茶するけど話をスムーズに進めてくれるので応援できます。
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投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
新しいスタイルの女性刑事さん
続きが楽しみです。
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ブクログのレビューを見て、読んでみた一冊。
他の方も書いていたように、確かに「羊たちの沈黙」のオマージュ。
2歳の時に両親を殺された氷膳莉花は江東署の刑事になっていた。
都内で腹部を切り裂かれ、内臓を取り出される女性の遺体がいくつも見つかっていた。
異常犯罪者の心理を知る為、過去に数々の犯罪を計画したとして、現在は未決死刑囚として拘束されている、元犯罪心理学者・阿良谷静に会いに行くことに。
彼のアドバイスに従うと、簡単に犯人に接触することが出来てしまうのが、ちょっと拍子抜け。
新人刑事なのに、単独捜査を何度も行い、ラストでは奥多摩署に異動になる莉花だが、解説か何かに「警察の新たなニューヒロイン誕生」とあるので、続編が出るのだろう。
「羊たちの沈黙」のオマージュの先にあるものを期待したい。
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どこから見てもハンニバル・レクター&クラリスなお話。ヒロインの莉花が「羊」呼ばわりされたりもするので、当然確信犯なんだろう。レクター博士に当たる阿良谷静が軟化するのが早すぎるような気もするけど、キャラクターは魅力的に思う。ただ事件の解決があれよあれよで、あまりにイージー。設定的に阿良谷のアドバイスで動けるのが下っ端の莉花一人なので、却ってそうなってしまうんだろうけど、少し残念。
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内臓を抉り取られた女性の遺体が三体もという、絵面からして強烈なインパクトのある事件だが、犯人も二転三転するので、読んでいて「どうなるんだ!?」と驚きながらの読書となった。
そんな事件を正攻法ではないやり方で解決しようとする主人公が女性というのも斬新だったと思う。
あの二段構え三段構えな展開といい、正攻法じゃないところといい、主人公を激しく嫌いながらも何だかんだで面倒見てくれる刑事が出てくるところといい、某バディ推理ドラマを彷彿とさせる。
こちらの相方は死刑判決を受け、今は控訴されている身の若い犯罪心理学者だが。
彼も変わり者と言えば変わり者だが、主人公に対しての態度が親身な部分もあって(色々心配しているように見て取れた)優しいのではないかと思った矢先のクライマックス。
自分の目的のためには手段を選ばない奴である。
ただ交渉は可能だし、几帳面なほどフェアなので、扱いやすくはありそう。
最後あっさり引いたのも驚いた。
やはり主人公に対して甘い気がする。
一方の主人公。
過去に両親を目の前で殺されており、感情(というより表情)がほぼ凪いでいる状態。
新人らしく落ち込みもするのだが、切り替えが非常に早く思い切りもいいので、そこまでせんだろうという無茶をやってのける。
筋肉担当が女子とは……(いや彼女も推理はするし、最後の最後で真相を見抜くのも彼女だが、基本的には動いてなんぼのタイプ)
帯にもあったが型破りなコンビのサスペンスものだった。
前述通り、話が二転三転し、実行犯が退場してもまだ裏があるパターンで最後まで楽しめる展開。
コンビの(互いに情報を引き出そうとする)交渉シーンも面白かった。
事件はなかなかグロいので、その点はご注意の上、読んでいただければと。
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この表紙を見たら、内藤了のシリーズを想像して思わず手が出る。負けず劣らずグロい事件に挑むのは、陰惨な過去を持つ若い女性刑事。
死刑囚の心理学者に助言を求めにいくシーンに藤堂比奈子シリーズを思い出すと同時に、『羊たちの沈黙』を思い出さずにはいられない。まるでFBIの実習生クラリスとレクター博士。単独行動が多くてこの先も心配。まだ魅力的というところまでは行かないから今後に期待。
「けれど」が多すぎる気がするんですけれど(笑)。それが気になりすぎて、見開きで何回出てくるか数えてしまったじゃないですか。私の中ではすっかり「けれどの莉花ちゃん」。
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死体から臓器を抜き出すという連続殺人事件。捜査は難航し、管理官から密命を受けた主人公は死刑判決を受けた犯罪心理学のプロに会いに行き、そのアドバイスを受けて犯人に迫ってゆく‥
異常犯罪やレクター博士のような不気味なアドバイザーなどありがちな設定、少々ご都合主義なストーリーではあったが、なかなか面白かった。シリーズ化予定と思われるので次作も期待。
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個人的にやっと読めたシリーズの一つ
面白かった。主人公の内面の掘り下げがもう少し欲しい、次の巻が出たからそっちで有るのかも。楽しみ
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初めて読む作家。犯罪心理のミステリーモノなので捜査官や犯人の心理描写等を期待して読んでみたが、後半は話の展開が分かって読み飛ばしまった。同一犯人で捜査を進めていくと犯人は2人でかつ身近という展開にうーんとなってしまった。
もう1人の主人公が犯罪心理学者であるのだけれど、キャラの設定が今ひとつだと感じる。海外ミステリーを続けて読み、久しぶりに日本の作家だっただが物足りなく思うのは何故だろう。。。。
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+++
猟奇犯罪を追うのは、 異端の若き犯罪心理学者×冷静すぎる新人女性刑事!
都内で女性の連続殺人事件が発生。異様なことに死体の腹部は切り裂かれ、臓器が丸ごと欠損していた。
捜査は難航。指揮を執る皆川管理官は、所轄の新人刑事・氷膳莉花に密命を下す。それはある青年の助言を得ること。阿良谷静──異名は怪物。犯罪心理学の若き准教授として教鞭を執る傍ら、数々の凶悪犯罪を計画。死刑判決を受けたいわくつきの人物だ。
阿良谷の鋭い分析と莉花の大胆な行動力で、二人は不気味な犯人へと迫る。最後にたどり着く驚愕の真相とは?
+++
非情に猟奇的な殺人事件である。それだけで読むのをやめたくなるが、どうやってアプローチしていくかには興味が湧く。しかも、イレギュラー過ぎる捜査法であり、捜査官は若い女性(氷膳莉花)。彼女にも心の深いところに抱えているものがあり、そのことが、過酷とも言える捜査と、その結果見えてくるものに立ち向かう原動力でもあるように見える。登場人物の多くが、ある意味大き過ぎるとも言える屈託を自らの裡に抱え込んでおり、それ故に起きた事件であり、捜査の過程であったとも思われる。やわな人間ならとっくに壊れているだろう。氷膳莉花がこの先どうなっていくのか、興味を惹かれる一冊である。
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死刑判決を受けた犯罪心理学准教授と新人刑事莉花が猟奇殺人事件を追う話。死刑囚の助言に従う刑事、そして険悪な関係ではない、というのが新鮮。話が二転三転して読み進めていくのが楽しいし、予想だにしない展開にハラハラする。
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展開が早く読みやすかったです。
新人刑事が医療センターに収監中の天才犯罪心理学者からの助言を受けて連続殺人事件に立ち向かいます。
新人がスタンドプレー過ぎるので少し違和感がありますが、続編も読みたいです。
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01月-13。3.0点。
女性の連続殺人、内臓の臓器がすべて抜き取られるというおぞましい事件。新米刑事の氷膳は、管理官から、死刑囚に意見を聞くようにと指示され。。。
ストーリーはサクサク進み、着眼も面白いと思う。但し、主人公のスタンドプレーが止まらず、リアリティが少し薄れた気がする。次作に期待。
12月-06。3.0点。
新刊出たため、再読。
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「羊たちの沈黙」のレクター博士とクラリスの日本人バージョン。文庫本なのでサラッと。過去のトラウマで雪女と陰で呼ばれるほど感情が顔に出ない女刑事氷膳と、天才的頭脳を持つ死刑囚の博士阿良谷のコンビが猟奇的な事件を解決。「相棒」の2時間お正月スペシャルだったら面白いかも。本で読むには内容が物足りなかった。
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2時間ドラマスペシャルとかで映像化されそうな感じ
とにかくわかりやすかったし面白かった
何回も読み返したい、とかそういう作品ではないけど
Q.あんまり本とか読まないけど、
あとミステリーとか好きで…
なにかおすすめありますか?とか言われた時に
紹介したくなる作品。
皆川管理官!すてき!
(阿部寛で読む)
仙波主任!すてき!
(寺島進で読む)
この配役でドラマ化してくれたら必ず観る!!