暴食のベルセルク～俺だけレベルという概念を突破する～ THE COMIC 6 みんなのレビュー

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投稿者：♂猫Junn-Junn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この漫画版第6巻は、第26話～第30話を収録、
で、2023年10月から放送が始まって今放送中のアニメ版『暴食のベルセルク』だけど、
現時点(2023/11/27時点)では、まだ、
第8話「忘却の村」までしか放送･配信されていないので、
全12話予定の残りの4話分がどんな感じになるのかは、
放送･配信後に実際に視るまでは分からないけれど、この巻を読んで、一番最後の場面まで来た時に、
「あぁアニメ版はきっとココまでをやるんだろうな」
と。
そういう、完全に一区切りになる、色んな伏線も回収されてる、
そういうラスト場面だったんで、
アニメ版の第11話と第12話の内容は、この第6巻の内容をアニメ化した形になるんだろうな、
と漠然と思ったり。

前巻第5巻を読み終えて、第5巻の内容も序盤部分以外は、
まだアニメ版で放送前の内容なんで、
ココまではアニメ版と比較対照しながら楽しんで読んでいたんで、
アニメ版の続きを視るまでは読まずに待っておこうかなとも思ったものの、
結局、続きが気になってチラッと冒頭部分を読んだら、
もう…
読み始めたら一気に最後まで読まざるを得ない系の怒濤の展開の激闘と王道的ラブストーリー!!
なガリア編完結巻…という感じに、
圧倒的に引き込まれてしまう物語展開で…
本当に面白いモノは、ごちゃごちゃと書き連ねる必要は何もなく、
「面白くて満足した」という一言でもう十分。
この第6巻は、そういう巻だったと、個人的にはそう思える満足度の高い巻。

でもまぁ、キーワード部分をメモ程度の書き記しておくと、
ノーザン･アレスタルの正体、
新たなの大罪(武器)の出現、
ロキシーを守る為に天竜に抗ったフェイト
…がこの巻内のメインの筋の重要要素だろうけど、更に、
アーロンの村を出立する前に、
「やるべき事が終わったら戻って来い、大事な話がある」とアーロンに言われていたフェイト、
で、その言葉の意味や可能性を幾つか想像はしていたけど、
その想像の中の1つが当たってたんだな、
というのが分かるラストシーン。
かつ、
漫画版第2巻収録の第8話と第10話(アニメ版では第4話「冠魔物」)
でのロキシーの母アイシャとの対話も、このガリア編完結巻のラストシーンに繋がる、
必須の場面だったんだな、
と。
あと、今まで大罪Skill保持者を軸に見てしまっていたから、まだ3人?4人?
と思っていたんだけど、よくよく考えると、ここまでに、
大罪Skill保持者としては、《暴食》《憤怒》《色欲》の3人、
大罪武器としては《greed(強欲)》《sloth(怠惰)》《envy(嫉妬)》の3種、
という7つの大罪中の6つが、出てきてるってことなんだね…


今放送中のアニメ版は多分、この巻の内容までだろうけど…
個人的には、もう少し先の巻の概略商品説明を読んだ際に、第9巻で、
「古代の魔物の企みによってフェイトとロキシーの身体が入れ替わってしまう!?」
みたいな展開になると書いてあったんで、
ソレのアニメ化版が視たいから、ソコまでアニメ化してくれれば嬉しかったけど、
3ヶ月間での全12話っていう放送時間内では、
さすがにソコまでは詰め込めないよな、と…今後アニメ版第2期があるなら、
その辺も楽しみにしたいな、
と。
…まぁ、そんな余談はともかく、この第6巻「ガリア編完結巻」自体は、
大満足で、読めてよかったです。