すごくおもしろい
2020/11/30 22:31
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投稿者:はるか - この投稿者のレビュー一覧を見る
身近なようであまり知られていないような話が次から次へと出てきます。面白いです。文章もわかりやすい。これだけ話題が広がるとまとまりがつかなくなりそうなのに、「ヴァナキュラー」というコンセプトで統一している。あとがきに著者の民俗学愛が感じられる。写真もきれい。なのでもっとたくさん写真を入れてほしかった。この先生の民俗学の授業を受けてみたい。
もう一歩踏み込んだ分析考察が欲しい
2021/02/15 17:31
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投稿者:けいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヴァナキュラー」=「俗」を軸にした、現代民俗学の紹介本。
家庭内ルール、大学キャンパス、各職業、喫茶店モーニング文化、B級グルメなど、私たちの生活に身近なところから、習慣や文化をまとめた事例紹介になっています。
生きた事例紹介という意味ではとても面白い内容ですが、そういう口頭伝承がなぜ成り立ったのかや、それがあることによってコミュニティへの影響がどうあるのかなど、もう少し踏み込んだ分析、考察を読んでみたい気がしました。
サブタイトルにある「ヴァナキュラー」にしても、支配的権力、啓蒙主義的合理性、普通、主流、中心といった価値観やシステムになじまないものとありますが、この定義でいくと、支配的権力等に対するアンチテーゼ的な意味合いが強くなってしまうのかなと思いました。
確かに、柳田国男が「遠野物語」で書いた「願はくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」というのは、近代化に対するアンチテーゼですし、南方熊楠などは明治政府の行う神社合祀への反対運動に身を投じていましたが、そもそも二項対立で語ること自体が、民俗学に合わなくなってきているのではないかと思いました。
本書で取り上げられている「B級グルメ」も、もはやある意味ではブランド化してますし、働く人たちのヴァナキュラーでいうと、職場の口頭伝承のどこまでが「俗」で、どこからが業務に必要な経済合理性を語ったものなのか、切り分けが難しいものもあると思います。
二項対立で語れない、曖昧模糊としたものを語る切り口として、現代民俗学やヴァナキュラーは有効な手段のひとつだと思います。
現代社会で起こっている事象をすべて飲み込む、民俗学の懐の広さを知る上では、民俗学に興味を持つための入り口として、よい本だと思います。
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投稿者:dzoe - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学のキャンパスにまつわる噂話やモーニングなど、身近な話題をもとにまとめられた本です。題材が身近なだけに、わかりやすい内容となっています。
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民俗学にめちゃくちゃ興味出てきました。実話怪談とフォークロア、ネットロアに興味があるんですが、フォークロアが今はヴァナキュラーという名前になっているのもなるほどでした。自分の家やまわり近所とかだけにあるヴァナキュラー探すのも楽しそうです。うちは危険を先に越えていくというので出掛けるときに包丁を玄関扉に立てかけて跨ぎます。これもヴァナキュラーでしょう。霊柩車が通るときに親指を隠すとかもですよね。そう考えたら色々ありそうで、この本を入り口にしてもっと知りたいと思いました。あとがきに書かれていた本を読んでみたいと思います。ありがとうございました。
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インパク知 1・1
かかった時間30分(流し読み)
タイトルに惹かれて買って、序章?がものすごくおもしろかったので期待値が爆上がりしたものの、尻すぼみだった。
中身がわりと「身近なケースの列挙」だったので、さらさら読めたが深くない。また、それぞれのケースの考察?も、シロウトが想像できる範囲にとどまっていて、新たな発見がない。
またこれは本の内容に直接は関係していないが、わりと今は「ヴァナキュラー」のほうが強くて、そのせいでいろいろなオフィシャルにやりたいものごとが進まなかったり、その「ヴァナキュラー」に適応できずに弾かれたりしている人もそこそこ多いのでは?という感じがした。「周辺であること」を盾に取った逆差別、的な。
補足。個人的にはこの本は評価☆ひとつだけど、好きな人は好きだと思う。
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民俗学というと、農山漁村に古くから伝わる民間伝承や口頭伝承を研究する学問だと思われていることが多い。
だが、本書では、現在の民俗学はそのようなものでなく、もっと広くて現実的な世界があると論じる。
著者によると民俗学の概念は①支配権力になじまない②啓蒙主義的な合理性では割りきれない③「普遍」、「主流」、「中心」とされる立場にはなじまない等の要素を持つ。
柳田國男の「遠野物語」の冒頭に「願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」という言葉が出てくる。著者は、この言葉で「普遍」、「覇権」、「主流」といった立場から啓蒙主義的に「非合理的なもの」として切り捨てられる世界(遠野地方)の存在を「平地人(啓蒙主義的思考のもとで近代化に邁進する都市住民)」に突きつけたと解釈する。
また、「歴史学が人類の主要な道筋を辿る学問であるのに対して、民俗学は枝道や毛細管のように張りめぐらされた小路を知る学問」という学者の見解も示している。
序章に示されているこのような概念的な話は、一般人がにわかに理解することは難しい。また、民俗学のキーワードが「フォークロア」(人々の知識)からヴァナキュラー(俗)に交代しつつあることから、本書の中では、その表現が多く使われるが、これももう一つピンとこない。
著者は、これらについて、読者にできるだけ実感させるよう、第1章以降、現在における事例をたっぷり盛り込んでいる。主なものを書き出すと以下の通り。
・現在の家庭にも「新しい靴を昼以降におろすときのおまじない」(午後の野辺送りを忌み嫌うなごり)が残っている
・著者の職場である関学大には学生にしか通じない七不思議(キャンパスヴァナキュラー)がある
・JR東海道線高槻駅と山崎駅の間にある結核療養所の患者や職員が手を振る行為に食堂車会計課係が手を振って応えた行動が繰り返され拡大した
・独自の技を持ったプロの職人集団としての水道マンの暮らしの中から替え歌「水道数え唄」が生まれた
これら以外にも「喫茶店モーニング」、「B級グルメ」、水上生活者など時代や地域、社会生活の現実の中から生まれたヴァナキュラーがこれでもかと紹介される。
それらは確かに啓蒙主義的合理性で割りきれない、また、理性的・論理的であることは求められないものばかりである。
ただ、常人には、興味深い話であるものの、単に文化・風習・生活習慣を面白く紹介している本であるとしか感じられない気もした。関学大の著者が受け持つゼミのフィールドワークは面白そうで一員となり参加したいとも思ったが。
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民俗学と聞くと、たいていは柳田國男氏に
代表される農村漁村に古くから伝わる民間
伝承(妖怪、昔話、伝説、祭り、など)を
思い浮かべる人が多いと思います。
この本では最初に民俗学を定義しています。
それは「俗」というものの定義でもありま
す。
①支配的権力になじまないもの
②啓蒙主義的な合理性では必ずしも割り切
れないもの
③「普遍」「主流」「中心」とされる立場
にはなじまないもの
④公式的な制度から距離があるもの
そうしますと多くの物事が民俗学に当ては
まります。
例えば「学校の七不思議」です。
どの学校にも口伝で続くオカルト的な話が
あると思います。誰もいない深夜の教室か
らピアノの音が聞こえる、とかですね。
あれも民俗学の一種と言えるのです。
他にも部活などで行われているよくわかな
い伝統やしきたりもそうです。
そう思うと民俗学とは我々の生活に根ざし
た学問と言えます。だからこそ「みんなの
民俗学」なのです。
またひとつ世界観が広がる一冊です。
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民俗の定義のところ、面白く読ませていただきました。
民俗とは何か、民俗学が何を明らかにしようとする研究領域なのか、民俗学に関する書籍を読めば読むほどつかみどころがなくなる、という感じは読後もやはり払拭できませんでしたが。
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わかりやすい表現で書かれており、民俗学に興味はあるけれど基礎がない人や専門書に抵抗のある人にも読みやすい。
以前日本民俗学の課題を読んだ時、本の内容そのものは面白く読めたが、同時に基礎的な知識をある程度持ってないと充分にその内容を吸収できないと感じた。
本書はそんな自分に丁度良い、取っ掛かりとなる本だった。最後の方に次に読むべき本や、柳田國男はじめ民俗学の大家ー沢山あってどの本から手をつければ良いかわからなくなるーの最初に取る本を選ぶのをたすけてくれる。
さらに前に読んだ宮本常一がその大家に数えられてて、わからないながらも良い本を選んで良かったと思った。
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民俗学って聞くと、「古い伝統の残ってる地域に行って、その地に伝わっている伝承とか儀式とかお祭りとかを聞き取る」っていうイメージがあったんだけど、現代の都市とかネット社会で起きていることも調査の対象となるんだと知った。
現代の民俗学が扱う対象は「ヴァナキュラー」と呼ばれていて、これは①支配的権力になじまないもの、②啓蒙主義的な合理性では必ずしも割り切れないもの、③「普遍」「主流」「中心」とされる立場にはなじまないもの、④公式的な制度からは距離があるもの、のいずれか、もしくは其の組み合わせのことを指す、とのこと。
特定の学校内だけで使われるキャンパス用語や独特の挨拶、業界内だけの風習、アニメの聖地で新たに生まれたお祭り、ご当地グルメの生まれた経緯、アマビエブームなど、身近な話題がたくさん取り上げられていて面白かった。
私がいる医療業界…ことに精神科病院なんかも、その気になって調べてみたらヴァナキュラーの宝庫なんだろうなぁ。
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<民俗学>
民族学の入門書は、地方の伝統をカタログ的に並べた本が多い印象がある。「で、民俗学って何なの?」というモヤモヤが解消されないままだったが、おぼろげながら本書の説明で輪郭を掴めたような気がする。
啓蒙主義に対するカウンターであり、合理性に対する非合理的な営みとして民間に伝承された伝統を再評価する試みのようだ。たしかに合理性だけの社会は味気ないと思う。
一方で、自分が苦しめられてきた「地域の暗黙の了解」を解明するヒントとして有益な一冊であった。空気を読めない人間にとって、非合理的なものは気づきづらい。
また、ヴァナキュラーって何なの?という疑問もあったが、従来のフォークロアという言葉が誤解を招くふしもあったということで、刷りこまれたイメージを払拭することが目的ということも分かった。
現代の民俗学は民間伝承の研究だけではないのだ。
<アンダーライン>
★★★民俗学とは、人間(民)について、<俗>の観点から研究する学問である。ここで<俗>とは、①支配的権力になじまないもの、②啓蒙主義的な合理性では必ずしも割り切れないもの、③「普遍」「主流」「中心」とされる立場にはなじまないもの、④公式的な制度からは距離があるもの、のいずれか、もしくはその組み合わせのことを指す。
★啓蒙主義とは、非合理的なものを排除する思想のことである。
★民俗学は、覇権主義を相対化、批判する姿勢を強く持った学問である。
★★★★★少なくとも一つの共通の要素を共有しているならば、どのような集団であろうと、その集団はフォーク(Folk)である。集団の結合要素は何であろうとかまわない。共通の職業でもあってもよいし、言語または宗教でもよい。そしてこの集団が所有する知識がフォークロアである。
★民俗学では、伝統的にこうした「口頭伝承」「民間伝承」を重視してきたが、それは、民俗学が追及しようとする覇権主義的、対啓蒙主義的、対普遍主義的、対主流的、対中心的、対公式的な特性を、そこに多く見い出せると考えたからである。
★B級グルメ以前のローカル食は、ヴァナキュラーな性格を持った食である。つまり、①支配的権力になじまない、②啓蒙主義的な合理性では必ずしも割り切れない、③「普遍」「主流」「中心」とされる立場にはなじまない、④公式的な制度からは距離がある、というヴァナキュラーな特性を持った食である。
・フォークロレスクとオステンション
★(アマビエ)まさか自分の作った消しゴムハンコが信仰の対象となるとは夢にも思わなかった。
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NHKラジオ深夜便
「あなたの身近な民俗学」
民俗学って「田舎に古くから伝えられている」感じだけど 座敷わらしみたいな
でも現代の身近な風習を探ることも民俗学らしい
この研究室すごそう笑
学生たちのレポートが面白い 根気強い調査が必要だろうけど
「家庭の中のヴァナキュラー」
お母さんが創り出した化け物/気仙沼の海神様/わが家だけのルール/靴のおまじない
最近生み出されたようなものでも定着していく事がある 気仙沼や金沢の例
現在あるお祭りも始まりはこんな風だったのかも
中央と反するもの
地方の懐かしいものではない
宗教的な
過去にある伝承を組み合わせて新しいヴァナキュラーが作られる 不自然さはない
消しゴムハンコのアマビエ 瓦版はまじない的
金儲けを狙った
パワーストーン 商業的な
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民俗学を古くさいイメージから解き放つ、という著者の試みは成功しているだろうと思う。ただその試みに終始した感は否めない。
構成としても、民俗学を取り巻く現状を述べた序章を除く1〜7章すべてが身の回りの民俗学的事例(=「ヴァナキュラー」)のエピソード的紹介に割かれ、そこから導かれる考察や分析は簡潔なものにとどまる。
一つ一つの事例が興味深くはあるため読み進める苦労は少ないが、読み終えたところで雑学がいくつか増えたかな、と思えるだけというのが正直な感想である。
と、読み進める間はここまで述べたような批判的な見方をしていたが、「おわりに」の著者の記述にハッとさせられた。曰く、民俗学は『在野の学問』であり、学会員の多くが非研究者である、誰でも参加可能な学問である、と。
だとすれば一見冗長に思えた無名の人々の記述(B級グルメ発祥の店の創業秘話、消防士やトラック運転手の仲間内での「あるある」など)は、そこから何か遠大な理論を見つけ出して学術的な議論を深めるための素材というよりは、たまたま民俗学により保存された物語であり、それ自体が鑑賞すべき成果であることにも納得がいく。
また本書自体も、学問知識の伝達というより、社会のあらゆる人に民俗学の門戸を開く、というただそれだけのメッセージを一貫して発信している本と捉えるのがよいのだろう。
以上のようなことを思うに、私のように「民俗学的思考」といったいわゆるディシプリンを求めて本書を手に取ると、学ぶべきところの少ない本だったと落胆するかもしれない。ただそれでも、とことん「在野」を突き詰めるという民俗学の気迫を感じさせる、意義ある本だと思う。
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民俗学の俗に焦点を当て、ヴァナキュラーという。とても分かりやすい入門書。
関学キャンパスやモーニング、B級グルメなどあらゆるところにヴァナキュラーがある。身近な例で興味深く面白かった。
支配権力になじまないもの、啓蒙主義的な合理性でないもの、普遍主流でないもの、公式的な制度から距離があるもの、そういったものの研究は楽しそうだ。
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序章の概説でしっかり眺め渡した上で、第1部以降、知識を現代にアップデートしていく。
確かに「俗」=ヴァナキュラーと置き換えて理解することで、ぐっと裾野が広がる。
田舎の昔話だけが対象ではなくなるのだ。
西日本の事例が多いのも嬉しい。
岸政彦・編「東京の生活史」も隣接しているのではないか。
@
《目次》
序章 ヴァナキュラーとは〈俗〉である
1 私と民俗学
お祈り癖/ごみ収集車の調査/死が怖い/民俗学と出会う/沖縄に行く/韓国で暮らす/日本での研究
2 民俗学とはどのような学問か?
民俗学はドイツで生まれた/対覇権主義の学問/日本の民俗学
3 ヴァナキュラー
ヴァナキュラーとは?/フォークロアからヴァナキュラーへ/民俗学は現代学
第1部 身近なヴァナキュラー
第1章 知られざる「家庭の中のヴァナキュラー」
お母さんが創り出した化け物/気仙沼の海神様/わが家だけのルール
靴のおまじない
第2章 キャンパスのヴァナキュラー
関学七不思議/キャンパス用語/運動部の曲がり角の挨拶
「こんにちはです」/目覚ましは「ごみの歌」
第3章 働く人たちのヴァナキュラー
1 消防士のヴァナキュラー
アメリカの消防署/消防うどん/消防めし
2 トラックドライバーのヴァナキュラー
トラックドライバーの挨拶/CB無線での会話
3 鉄道民俗学
駅の池庭/段四郎大明神/特急「はと」と青葉荘/切符売りおばさん
4 水道マンのヴァナキュラー
5 裁判官にもあるヴァナキュラー
裁判官の口頭伝承/「伝承」と民俗学
6 OLの抵抗行為
【コラム①】ヴァナキュラーな時間
第2部 ローカルとグローバル
第4章 喫茶店モーニング習慣の謎
1 日本各地のモーニング
愛知県豊橋市/名古屋市/愛知県一宮市/大阪府東大阪市/大阪市生野区
大阪市西区/兵庫県尼崎市/神戸市長田区/広島市中区/愛媛県松山市
2 アジアの「モーニング」
香港は飲茶/ベトナムはフォーやソイ/プノンペンはかゆ
バンコクはいつも外食/シンガポールのセルフカフェ
3 モーニングをめぐる考察
なぜ行われるのか?/日本での分布/モーニングの歴史
アジアの中のモーニング/「ヴァナキュラーな公共圏」 としてのモーニング
第5章 B級グルメはどこから来たか?
引揚者の円盤餃子/じゃじゃ麵/別府冷麵/遠野のジンギスカン
芦別のガタタン/室蘭のやきとり/みそ焼きうどん/モーレツ紅茶
【コラム②】なぜ大晦日の夜に「おせち料理」を食べるのか?
第6章 水の上で暮らす人びと
香港の水上レストラン/家船の暮らし/行商船と運搬船/家船の陸上がり
艀乗りからバスの運転手へ/かき船/かき船の陸上がり/ロンドンの運河と水上生活者
第7章 宗教的ヴァナキュラー
1 パワーストーンとパワースポット
パワーストーンを信じるか?/個人的パワースポット
2 フォークロレスクとオステンション
ぼんぼり祭り/肘神様/アマビエ・ブーム
3 グローバル・ヴァナキュラーとしてのイナリ信仰
【コラム③】現代の「座敷わらし」
【コラム④】初詣で並ぶ必要はあるのか?
おわりに
次に何を読んだらよいか/民俗学を大学・大学院で学ぶには/地域で民俗学を学びたい場合
注