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【21世紀、私たちはどこへ向かうのか】AI、遺伝子工学、デジタル監視社会……人類はどこへ行くのか。石器、印刷術やデジタル資本主義など技術の哲学で読み解く人類史。
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メディアによって発展した人類の歴史をもとに、
読者にテクノロジーが世界にどのような影響を及ぼしていくのかを考えさせる本。
正直、あまりよく理解できなかった、、、。
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メディアの観点から人類史を哲学的に解明するのが本書のテーマ。メディア↔人類↔哲学の関係性を歴史を追って解説するのは分かりやすい。しかし著者の主張や考えらしきものはなく、先人の理論の紹介と分析に留まっている。
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哲学者の数が多すぎて難しい所もあった。
数十万年やってる人間が、この200年で突然のデジタル化。
強いネアンデルタール人より、弱いからこそホモサピエンスだけが生き残ってる。
この本に出てきたソクラテスのせいで、逆ソクラテスを買っちゃった。
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テクノロジーやメディアを哲学に結びつけた大変参考になった一冊。ただ、書名からは想像できず、たまたま手に取って、あとから気づいた。このご時世だと、メディアを打ち出しても売れないからか、著者のこだわりかもしれない。
いわゆる実務書ではないけれども、出版や情報に携わる、紙やウェブに問わない方も一度読むといいと思われる一冊。
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深みに至らず思いついたことを五月雨的に流れ書きしたような。通勤電車2日で読めたし、小ネタお楽しみ哲学エッセイとして。小難しい本の間に挟んでちょうど良かった。
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表題からはお硬い内容を想像したが
人類史の究明に関する昨今のベストセラーものの系譜の用な感じで
議論の厳密な正確性をひとまずおいておけば、読みほどきやすく筆者の年齢が意外に思えたりもした。
「技術、メディア、人類史」的な。
メディアや技術の歴史が当然多岐に及ぶために、ややもすれば雑多な論証になりうるが、小気味よい筆致によって紙幅や装丁の印象よりも読破するに苦労はなかった。
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半分以上は伝達メディアの変遷や、その背景の哲学的なお話。
哲学的な読み物としては文体も読みやすいです。
メディアの変遷に興味があるならオススメです。
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「メディアの観点から200万年の人類史を哲学的に解説する」というもの。なぜ人類史か、それはホモサピエンスの終わりが見えてきているから。AIの支配によるホモサピエンスの終わりだけでなく、BTの利用でゲノムを改変することによるホモサピエンスの終焉、という2つのシナリオが書かれていた。メディア(自己拡張の技術)が、音声・絵画から文字、アナログ技術、デジタル技術と発展するにつれて、人々の考え方やあり方に変化を及ぼしてきた。例えば、マルクス、フロイト、ニーチェが発見した無意識と技術メディア(電話や蓄音機)は関係があるのではと例示があった。デジタル技術が発展し、SNSなどで各々がどんどん自己拡張しているこの先はどういう未来があるのだろうと思う。
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・音声メディアから文字メディア、技術(アナログ)メディアからデジタルメディアへ。それぞれの遷移にあたり、生産様式も変わってきた。音声メディアから文字メディアへの変化の際にはドメスティケーションが、文字メディアから技術メディアへの変化の際には産業革命が、そして技術メディアからデジダルメディアへの変化の際にはネットの登場が、という風に。
・ホモサピエンスが音声を使ったのは、ネアンデルタール人よりも弱かったから。
・キリスト教=中世から12世紀ルネサンスにおけるアリストテレス哲学の流入によるスコラ学へ
・印刷革命が文字革命を後押し。書物を読む個人の登場が、大衆を形成。18世紀の普遍的な人間理性の時代から、19世紀の個別的な国民精神の時代を含め、啓蒙主義の時代
・技術メディアの登場は、文字の独裁の終わり。マルクス、ニーチェ、フロイトが広い意味で無意識を発見した背後に、技術メディアの存在。