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ロスすぎる………
毎晩娘を寝かしつけた後のドキドキするような楽しみが終わってしまった。
第6巻から一気に駆けるように読み切ってしまった。
ファンタジーも、中国王朝を舞台にした本も、そもそも歴史を題材にする小説自体も、何もかも初めてだったけれど、
本当に面白くて、興味深くて、実際に幾度となく同じような場面があっただろうなと想像できて。
遊圭に降りかかる数え切れない修羅場と他国との領土争いや階級競走に塗れる世の流れに、切羽詰まりながら読み進めることも多かったけれど、ほっこりするシーンや美しい情景を彷彿とする文章がバランスよく配置されていたのも絶妙。
遊圭と玄月の、一言では表せない微妙で繊細な関係性とか、明々の逞しくてどこまでも一途な姿とか、シーリーンや玲玉や天狗にまでもはや情が湧いてしまうくらい、登場人物のキャラクターがしっかりストーリーに刻み込まれているのも素晴らしい。
考察というより、ただ感傷に耽る凡人の独り言のようになってしまったけど…
とにかく今はまた、遊圭たちに会いたいなぁ。
(続編期待しています)
p.s. なんと外伝が2巻あるそうで…!最高です。
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やっと、明々と遊圭が結婚。長かった……。遊圭の波瀾万丈な人生面白かった。何回死にかけるのよ。
ボタンの掛け違いがたくさんあって、焦れったくうずうずしてたけど、完結してスッキリした。
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Amazonオーディブルで聴いた。
ふえ〜。
シリーズ全10巻聴き終えてしまった。
そんなに面白くもなく、つまらなくもなく。
主人公が、身分違いでヒロインを正室にできないとか悩んでいたのが、官家?の養女にすれば無問題という単純??な話で解決して、そんなことを知らないもんなの…?(なんか昔読んだ他の話でもどっかの養女にした上で結婚、というのあったなぁ。何だったかなぁ)
外伝も聴こ〜(実は、結構このシリーズが好きなんじゃない!?)。
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完結!
主人公の遊々はこういったファンタジー小説にあるような完璧主人公ではなくて
等身大なのが良いところ
体が弱く、賢いけれど、超人ではなくて失敗も多い
優しく人格者だけれど、人並みの嫉妬心や虚栄心もあったり
そんな遊々が、周りの人たちに誠実に対応し、努力を重ねて成長して、艱難辛苦を乗り越えてここまでやってきたのだと思うと
ほんと感慨深い