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投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
二つのお話がクロスオーバーしているので、珍しく読むのに手こずりましたが、オチまで読むと相変わらずの似鳥節健在で安心しました。
続編があるのか、気になる内容です。
完結...じゃないのか。
2023/04/15 13:44
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
完結と言われても不思議のない終わり方。
十二年後がちょこちょこ挟まれ、ファンタジーな小説風のストーリーも間に挟まれ。
新たな怪奇、兼坂さんの正体について、とある人物が処女作となる小説中でファンタジーな物語を借りて語る。
その人物の正体は?
3年生も卒業。
当然、柳瀬さんももう卒業。
十二年後の世界で葉山くんのパートナーになっているのは...
飛び出す伏兵の正体は。
葉山くんが出した答えは。
最初、ファンタジーな部分に大いに違和感を抱きますが、そのうち馴染んできた。
必然かと思ったら、必然なのかこれは。
そこに持っていくための。
伊神さんの正体も明らかになり、あの人物やらこの人物やらの秘密も。
次回作はいつで、どこの時点の物語になるのだろうか。
現在と未来とファンタジー
2021/08/08 12:22
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
未来を過去と変えてもいいけど、高校生活を現在と考えるのが妥当かな。
風紀委員会の設定は、やり過ぎ。
葉山君は誰と結婚したんだろうか。
終わりにはならないそうで、ちょっとうれしい。
まだ読む気がしない。
2021/05/15 18:42
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投稿者:うさぎかえる - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズものには巻を重ねるうちに先細りしていく感じを受けるものもあります。例えば歴史小説などだんだん史実に沿ってない部分が膨らんでいって現実味に欠けることで読む気が失せる。専門職ものだとだんだんと一般人には同じことに見える話題が増えて読む気がなくなる。などといった現象です。高校ものは三年間という縛りがあるので難しいかもしれないが、目次だけで読む気がしないのは初めてかもしれない。ユーフォと、古典部と、小市民しか読んではいないが。
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今回は本編、ファンタジー、未来が交互に入り混じってて何やら不思議な展開でしたが、今まで不思議だった伊神さんの存在が明らかになりましたね。
未来の葉山くんと柳瀬さんは結婚してるのかな?
秋山さんの頑張りがあったからこその関係ってのも、葉山くんらしいヘタレっぷりだなぁ。
ミノの口ぶりからすると葉山くんの学歴はエリート?もしかして伊神さんと同じ大学出てそう。
未来編も中々興味深いです。
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2021.6.21読了。
風紀委員の設定とラノベパートについていけず。
「うちの人」=伊神の可能性もありそうだが、さすがに考えすぎか 笑
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これで完結というわけではないそうですが、柳瀬さんを含む主人公の1つ上の世代の卒業を描いており、1つの区切りとなる作品となりそうです。
このシリーズでは複数に時間軸を描くことがよくありますが、この巻では高校時代、12年後、そしてファンタジー世界の3軸で描かれます。長編ですが、ミステリー要素があちこちにあって飽きませんね。
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先輩の卒業直前の世界と12年後の未来と異世界とを行ったり来たりしながら時間が過ぎていく。
葉山君頑張れ!
異世界の作者はあの人だったのね、ふ~~ん。
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市立高校シリーズ8冊目。柳瀬さんの卒業をひかえた3月のある日、CAI室で不審な人影(電源も入ってないディスプレイに向かってキーボード操作をする)が目撃される。
市立高校名物「七不思議」の八番目の怪異「兼坂さん」の調査に乗り出す葉山君達はーー
本を開いてまず目次を見てびっくり。「異世界」の文字に、「あ、作中作の方向で今回はきたのね」って予測はできますが、一瞬本を閉じて表紙を確認しなおしちゃいますねw
「現在」と「未来」と「フィクション」をぐるぐると巡りながら徐々に明らかになっていく物語と、八番目の事件にどこか感じる違和感を最終的に綺麗に着地させててお見事でした。
青春モノとしても、葉山君の内心の葛藤と「卒業式」というイベントの(伊神さんの卒業式編を一度過去作でやってますが)、この学年、タイミングだからこその心の機微を堪能いたしました。はー甘酸っぱい。
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市立高校シリーズ。伊神さん卒業から1年。今度は柳瀬さんが卒業に。心穏やかでない葉山のもとに七不思議の8番目の謎が持ち込まれる。ラノベ風作中作やら12年後の会話やら仕掛けも盛り沢山。柳瀬さんと葉山の仲はどうなるのか。あとがきの後に6章とか遊んでますね。完結かと思いきや続くそうです。
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異質の1冊。しかもシリーズ半ばでこれを仕掛けてくるのはどういうこと? と混乱もした。まぁ、過去作のあとがきまで含めての今回のこれなのかなと思ったりもしました。まだ続くらしいので、気長に待ちたいです。
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唐突に始まる、王立ソルガリア魔導学院に笑った。
未来と異世界を交えながら語られる、兼坂さん事件。
このシリーズ、キャラクターの新事実がまだあったのかと毎回驚く。
そしてあとがきのちんぷんかんぷん論が一番読みたかった感あるな、までがこのシリーズの醍醐味である(違うな?)
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かなり斬新な構成に最初は「?」が飛び交うわ、なんかいきなりファンタジーで、なれない身としては怖気付くわ……面白かった(笑)
風紀委員のくだりとかも、なんか色々なんだとー!な展開ばっかで、驚きが大きい今作。完結では無いらしい。
葉山くんの奥さんは柳瀬さんてことで勝手に解釈していいよね?
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戸のトリックはちょっと図解が欲しい…調べればわかるんだろうけども…
秋野さんは葉山くんのこと好きなのでは?とずっと思っていたけど、やっぱりそうだよね…ふつうに考えて…これは伏線回収?
作中作の、秋野さん目線の葉山くんが、クールで知的でちょっと不憫なのが面白い。
私は、自分の高校時代は黒歴史という認識しかないけれど、こんな高校なら、ずっといたいと思うかも。青春だなあ。
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ファンにはお馴染み、市立高校シリーズの最新作(^ ^
物語の中でもきちんと時間は流れていて、
タイトル通り柳瀬さんの代が卒業してしまう、
という時期に起きた新たなナゾに挑む(^ ^
本作は、何と言うか「構成が入り組んでいる」(^ ^;
一つの長編作品の中で、事件が起きている高校時代と、
その「12年後の大人になった世界」、
そして謎の作者が書いた「ラノベ」」の世界が、
章ごとに入れ替わり立ち替わり現れてくる(^ ^;
正直、最初はちょっと面食らう(^ ^;
が、話が進んでいく内に、徐々に読者も理解し始める。
「伊神さんが解決しきれなかった事件」と、
誰も知るはずのないその事件の真相を匂わせるラノベ。
スピード感はなく、むしろゆっくり話は進むのに、
後半に行くに従い「手に汗握る」展開となる。
さらに、謎解きのドキドキ感に加えて、
葉山君と柳瀬さんの「仲」はどうなる、という
もう一つのドキドキ感が並行して手に汗握らせる(^ ^
「12年後」の匂わせがもどかしい。
え、そんな、と思わせた後で、予想外の展開もあり(^ ^
例によってミステリなので細かくは書けませんが、
相変わらず超一流のエンタテインメント作品である(^o^
GWに、シリーズを最初から読み直そうか、と思った(^ ^