投稿元:
レビューを見る
小学生の時に何度も何度も読み返したリンドグレーン作品の中でも一番好きだったのが名探偵カッレくんシリーズ3冊。ベッドの頭の物置きスペースに常駐させてました。新訳版はいかに?登場人物の呼び名が変わるのは…?
投稿元:
レビューを見る
新訳カッレくん。やっぱりすばらしい。彩度が増している気がするのだけど、旧訳と比較していないので、具体的にどこがどうとはわからず。こんどやってみよう。
投稿元:
レビューを見る
先日、神戸に出張したら神戸ファション美術館というところで「長靴下のピッピの世界展」という展覧会が催されていることが判明、ぜひとも行きたかったのですがスケジュール調整つがず残念ながら見れませんでした。そしたら図書館に新装版のリンドグレーン・シリーズが!子供たちに手にして欲しいけど、一瞬だけ、おじさんに先に読ませてね。1時間で棚に戻すから…今回はピッピじゃなくて名探偵カッレくん。天気のいい休みの日、図書館近くの公園のベンチでタイムトリップ。小学校の図書館で借りて土曜日の午後に夢中で読んだ頃が蘇りました。意外に手強く1時間どころか2時間かかりましたが…このお話、初めてかも。13歳という子供の端っこ時代の心の動きにすっかりシンクロしてしまいました。
投稿元:
レビューを見る
スウェーデンの田舎町に住むカッレは13歳、探偵が大好きで日ごろから訓練を欠かさない。夏休みを迎え仲の良いアンデッシュ・エヴァロッタと毎日楽しく遊んでいるが、エヴァロッタの母親のいとこエイナルおじさんがやってきて、ちょっとペースがくるってくる。
リンドグレーンの新訳。挿絵も新しくなった。
子どもらしい対立するグループとの抗争(!)があったり、廃城の探検があったり、それだけでも面白い。そして名探偵たる事件は、かなり本格的。子どものころワクワクしながら読んだことを思い出した。
シナモンロールやプラリネ・チョコなんて最初の訳(尾崎義訳1957年)では、どう訳していたのだろう。私は多分その訳で読んでいたはず。今度図書館で見てみよう。
投稿元:
レビューを見る
「カッレ君は面白い」という記憶は間違っていなかった。伏線の回収とかうまいなぁと思う。登場人物が魅力的というのは大人になっての発見。挿絵も素敵。
投稿元:
レビューを見る
カッレ君を改訳した菱木さんの講演会に行って、是非読んでみたくなり読み返しました。
私が読んできた尾崎義さんの訳は、もう50年も前とのこと。このままでは、リンドグレーンが子どもたちの手に取られなくなってしまう、という危機感を抱いていたそうです。
私自身は尾崎訳でも問題ないのですが、やはり今の風を感じました。
挿絵も躍動感があるし、カッレやエヴァロッタがお話に合ってると思いました!
投稿元:
レビューを見る
やっと読めた、名探偵カッレシリーズの1作目。
リンドグレーンの新装版、
本当におしゃれになって嬉しい!
挿絵がいきいきしていて、とってもいい!
今回の話はとある犯人をつかまえる、
少年探偵カッレ・プロムクヴィスト!
なんの犯人なのかは、読んでからのお楽しみ。
きちんと伏線として情報が差しだされていて、
立派な探偵小説です。
ラストのほうは手に汗握る展開で、一気読み。
はあ〜〜面白かった。
リンドグレーン・コレクション新装版、、
やかまし村もピッピも、ぜひ学校図書館にいれたい!
新訳と挿絵でとってもおすすめしやすくなりました。
投稿元:
レビューを見る
カッレ・ブロムクヴィストと自ら私立探偵を名乗るも、仲間のアンデッシユとエヴァロッタからは、探偵ごっこと小馬鹿にされてる。
だからカッレは2人と遊ぶ合間を縫って探偵業をしているところが何とも健気で☺️
カッレもアンデッシユもパン屋のお嬢さん、エヴァロッタに夢中なところも可愛い
投稿元:
レビューを見る
児童文学なので残酷描写や犯罪の凄惨さなどはマイルドになってるけど、探偵ものとしてかなりおもしろい。
主人公カッレくんの推理はちゃんと筋道が立てられてて、肝心なところでちゃんと大人を頼ったり仲間に協力を求めるところもすばらしい。
スウェーデンの爽やかな夏の情景も魅力的で、その世界に入りたくなる。
子供の頃に読みたかったし、大人になった今読んでも楽しかった。子供たちが自由に遊べる古い城跡があるなんて羨ましい。
投稿元:
レビューを見る
名探偵カッレ.プロムクヴィストは事件に飢えていた。しかし大通りは夏の日差しの中で夢を見てまどろんでいるかのように、平穏そのものだった。やがて親友のアンデッシュがカッレの部屋に現れ、勇ましい女の子のエヴァロッタが加わると、三人はたちまち遊びに夢中になる。
エヴァロッタのお母さんのいとこ、エイナルおじさんが突然やって来て、居候することになったが、このおじさんは何だか怪しい、いけすかない奴だった。ある日エイナルおじさんは三人に、城の遺跡を見に行こうと誘った。城跡につくとおじさんは金属製の棒を取り出して地下通路への扉を開けてみせた。
子ども達が新たな遊び、サ-カス団の練習をしている時にエイナルおじが割って入り、逆立ちをして見せて例の金属棒を落とす。カッレは足で踏み付けて棒をポケットにしまった。一人で城跡に行って、地下へ向かうと、この前書いた自分達の落書きは消されており、地面に真珠が一粒落ちていた。
ある日ストックホルムナンバーのボルボが街にやって来て、怪しい男二人がホテルに入って尋ねた。「ここにブラ-ネという男が泊まっていないかね?エイナル、ブラ-ネだ。」
カッレは男たちをよく観察して、探偵の手帳に書き込んだ。奴らが乗って来た車のタイヤの溝をスケッチした。このことは後に大いに役立つことになる。
投稿元:
レビューを見る
夏のスウェーデンが舞台。毎日仲間達とサーカスごっこやバラ戦争。めちゃくちゃ楽しそうだし、大人も優しく子どもを見守っている。子どもは本来これぐらい遊び倒した方がいいんだろうな、習い事で忙しい令和の子どもたちが窮屈に感じてしまった。
無邪気な少年カッレくん、探偵スイッチが入った「名探偵ブルムクヴィスト」どちらも魅力的です。
https://amzn.to/4dBxXji