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今では山形住みます芸人として大活躍な本坊さんの初書籍
子供時代から大阪、東京での芸人活動のエピソードが綴られています
オチが好きです。
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割と面白く読めたのでした…この芸人さんのことよく知らなかったんですけれども、youtubeでちょろっとだけネタ見てみましたけれども、微妙でした…
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、それはいいとして…過酷な肉体労働の現実がよく描かれているかと存じます! 自分はこうした根っからの肉体労働って経験したことがないので、著者のことは尊敬しますよ…
工事現場とか…自分も著者同様ヒョロいもやしっ子ですので工事現場なんてとてもとても…
解体の現場なんか粉塵? が鼻とかに舞い込んできて体調崩しそうです…実際、アスベスト? 関連で著者危険な目に遭っていますよ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
本を上梓して少し有名に? なれたのはいいけれども、未だにテレビでこの芸人さんを目にすることはないんですよねぇ…売れるって難しいですねぇ…といった感じですね…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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吉本の芸人・ソラシド本坊さんの自伝。
厳格で亭主関白な父への反発がきっかけでお笑い芸人を志し、地元を飛び出して上京、食べていくためにはじめた建設作業員の日雇い労働の日々について綴る。
本書の九割ほどがこの日雇い労働についてで、正直お腹いっぱいという気持ちになった。
全体を通してかなり淡々と書かれており、時折家族や友人の名前も出てくるがあっさりしたもので、あまり感情というものを感じなかった。
本書に書かれていることは間違いなく泥水をすする体験なのだが、悲壮感があまりない代わりに胸にせまるものもなく、本当に淡々としている。
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尊敬する先輩のエッセイ。むちゃくちゃ面白い。名作中の名作。『本坊と申します。名前に「土方」という文字が入ってます』と自己紹介をする本坊さんが、東京時代、芸人の仕事のかたわら、従事してきた土木作業員のアルバイトを解像度高く綴っている。こんなエッセイは本坊さんにしか書けない。
・本当に重いものを肩に担ぐと「重い」ではなく、「肩を噛まれた」と感じます。
・こんな腰はいらない。上半身をただ載せているような、チョンと押すと上半身がバタンと落ちてしまいそうな、心もとない腰のつなぎ目。
・監督は高所作業は全部僕に命じてきました。僕のことを殺そうとしています。落ちる時はお前の真上に落ちてやる。
エピソードはもちろん、表現がほんと面白い。
また先輩のセリフのあとに何度もすみません度も出てくる独白ツッコミが切れ味するどい。人間味が爆発してる。次作の『脱・東京芸人』も読みたくなる。
また当時の事を歌った替え歌がYouTubeにあるんだけど、めちゃくちゃ面白い。この本を読んだ人はぜひそれも聞いてほしい。ワード強すぎる。