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心の奥が暖かくなるような感じたことの無い感情が湧き上がってきた。
登場人物一人ひとりが純粋なかっぴー と関わることで 人間らしい ありのままの心になっていくのが
とても印象的だった。
この本を読んだ人はきっと暖かい人間になれる。
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悪人が「悪」過ぎて 読んでることが辛く嫌な気持ちになった。本当はそこがメインじゃ無いはずなのに カピバラ君の優しい 気持ちも 飛んでしまうくらい 印象に残ってしまいました。
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カピバラ好きとしてはタイトルが気になって読んでみました。
優しさにあふれたストーリーなんだけど主人公へのスポットが少し弱いような気がして全体的奈評価としては惜しい感じ。
続編がありそうな内容なので出たら読んでみたいですね。
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カッピーと登場人物の軽妙なやりとりに思わず吹き出す。素直で真っ直ぐ、濁った感情を一切持たず、人間の裏の顔とか悪意を感知するアンテナ持ち合わせていないカッピーに悪と対峙させる必要はないかな。ミステリー部分は穴だらけ。カッピー推しで気持ちよく終わってほしかった。挿絵も可愛い。コピーしてしまった。「人人にとっての本当の不幸は、誰かの幸せを喜べなくなった時」「幸せはモノではない。感じること。心と心が重なりあった瞬間を幸せって言うのかな」難しいけどカッピーのように生きること心掛けよう。
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お母さんに嫌いだと言われて心が傷ついてしまう少年と
父に愛されず恨んでいる娘の
二つのエピソード。
それぞれのエピソードに出てくる登場人物の視点で同じ物語を読む。
そこだけを切り取ると、とても酷い話だと思ったとしても
別の視点から見るとそこには別の理由があったりする。
辛口に言うとカピバラさんの設定のところはなんだか謎。
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動物園に置き去りにされたカッピー。隣にある小学校と動物園を管理している校長先生と家族となり、大人になった今はその両方で働いている。
カッピーの純粋で真っ直ぐな優しさに心が洗われるようでした。
漢字の読めないカッピーは生徒に相談されたときも、どこかチグハグな会話になることがある。
でも、その答えはいつも真っ直ぐで裏がなくて、相手のことだけを思っている。だから安心するし信じられる気がする。
視点が変わりながらの展開。みんなの抱える苦悩や孤独を感じて苦しいし負の連鎖が悲しい。
「誰か気づいてあげてたら…」「耳を傾けてあげてたら…」と、タラレバが止まらない。
これまでいっぱい苦しんだ分、みんなには幸せになって欲しい。
気づいたら最初から最後まで泣いてた。
読むと温かい気持ちになれるし、誰かに優しくしたくなる。カッピーは安らぎだなぁ。
庄野ナホコさんの優しいタッチの挿し絵も素敵でした。
『人は、誰かにとっての「特別な存在」になることで強くなれる。人は、味方がいることで、自分に正直に生きることができる。
自分らしくない道を選んでしまったとしても、何度でも歩き直すことができる。
きっと、人々にとっての本当の不幸は、誰かの幸せをよろこべなくなった時』
『人の言葉が人を支え、人の優しさが人を生かし、
人の祈りが人の心を動かす』
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人が人を思うことは、本当に素晴らしくて愛に溢れているものなんだと感じることができました。 幸せとは何か、を教えてくれた本です。
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表紙のカピバラに引かれて買って、ほのぼの系だと思ったのに違った…
そのギャップが好き、これからもいっぱい読み返そうとおもいます。
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どんなに酷いことする人でも理由があると言いたいのか、幸せの定義はなんぞやと言いたいのか。いまいち分からないまま終わってしまいました。
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感想
作者がアルパカではなく、カピバラを選択した理由にハッとした。カッピーへの態度が年齢、立場によって変わるのは当たり前だが少し物悲しい。
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以前から気になっていた作品
小学校の用務員をしている
カッピーこと加比原譲二さんを中心とした
カッピーの周りの人達のそれぞれの事情を深追いしながら
物語は進んでいきます。
カッピーはどんな事情がある人でも
どんな人にも優しいし、皆に平等です。
後半は内容が濃いというか
かなり衝撃的な内容で
読んでいて辛い場面もありましたが
カッピーのどんな状況でも
人に優しく出来るところや
そのカッピーを
優しく見守る校長先生の存在に
ほっこりしました。
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最初この本を手に取ったときの想像を超えて、良かった。
主語がそれぞれ変わるたびに、同じことの見え方が変わってくる。人にはその行動足らしめる背景があり、事情があり、それが丁寧に紐解かれてていく。
カッピーの言葉に混じりのない真実を見、校長先生の暖かい言葉に、大人でもこういう生き方でいいんだと癒される。
心に響いた言葉↓
人の心の中は、誰ものぞくことができない。
生きていても、死んでいても、それは同じ。
だからこそ、信じる思いが大切。
だからこそ、伝える言葉が大切。
目に見えないものを信じあうため、想いを言葉にして、わたしたちは生きている。
そして、ずっと見えなかったものが、あとになって見えてくることもある。
ずっとあとになって、本当に大切なものが何か気づくこともある。
人の言葉が人を支え、
人の優しさが人を生かし、
人の祈りが人の心を動かす。
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テレビマンが書く小説ってすぐわかるよね。雰囲気で。
キャラクターや話の構成がテレビ的すぎて個人的に当たり外れが激しいパターン。
1章読んだ時点ではちょっと辞めようかなと思ったんだけど、せっかくだしと最後まで読んでみた。ハードボイルドなミステリーになってきた後半は、面白くて一気読み。はぁ、子どもが不幸にならなくてよかった。
主人公よりマッチのほうが好きかな。キャラとして深掘りもされてるし。
カピバラさんのキャラがいまいちリアリティがないように感じられて、どう捉えていいかよくわからなかった。障害がある人の純粋さ、の上澄みだけというか。(リアリティある映画とかドラマとか好んで見ているからそれと比べると)
カピバラの特性を色々知れて勉強になる。
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私もかぴばらさんとお友達になりたい。前半のホッコリした内容から後半ハードボイルドになっていく感じが面白かった。
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たまたま見つけて手に取った本。
知的障害のある男性が、小学校の用務員をしながら、二人の小学生を救う話、かな。
若干狙いすぎな感じもして、そこまで入り込めず。
全体的には優しい物語。カッピーがすべてに寛容なので、こんな人が側にいたら自分にも他人にも優しくなれそう。
後半から、ヤクザとかDVとか保険金殺人とか、やたら物騒になって、でものほほんと立ち向かうカッピー。カッピーとマッチのコンビがいい感じ。
でも、稀代の殺人鬼もひどい境遇で育って可哀想だから仕方ない、みたいな雰囲気は、ちょっといやだな。
カピバラの挿画がきれい。