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かっこい二人の高校生
2023/07/02 10:58
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
二人の高校生が図書委員つながりで、行動を共にする。二人とも、そこそこ勉強ができ、せかせかしていないところがいい。謎解きが6編だが、最後の2つはなんとなく切ない。米澤穂信さんのファンになった。
感動した。
2022/09/09 19:01
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投稿者:rin - この投稿者のレビュー一覧を見る
一話一話が短くて読みやすく面白かった。短編だけど、全てが違う話が入っている訳ではなくて、登場人物は同じでしっかり時系列になっているのに1章ごとに事件が解決されて楽しく読めた。読了感もすっきりしていてスキマ時間や電車、朝読でも楽しめる本。それでいて感動する。胸の中に響く言葉もあって私の腐った心が救われて、少し綺麗になった気がする。
2人の関係性がいい
2021/11/03 23:37
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投稿者:ponkan - この投稿者のレビュー一覧を見る
読む前は1人が探偵役の相棒ものっぽい感じかなと思っていたのですが、少し違って、力関係が対等な感じがいいですね。ものすごく仲がいいわけでもなく、悪いわけでもなくのゆるい雰囲気なんですが、でもやっぱり米澤さんなので・・・笑 ちょっとした苦みがあります。書き下ろしの1話で大分印象が変わりますね。堀川君のむりのない人の良さが好きです。
ある意味きれいに終わっているので、続きがあると知って少し驚きましたが、どうつづいていくのか楽しみでもあります。
良い本です
2024/08/30 17:02
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校男子コンビが謎解きするミステリー短編6話です。依頼者との会話の中の言葉の切れ端からシュッと謎解きしてしまうので、こちらもシュッと読んでしまいました。
夏休み最後の読書にオススメの一冊
2024/08/30 07:05
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を読むきっかけは、たわいもない。
書名に「本」というお気に入りの言葉がはいっていて、
主人公の二人が高校の図書委員で、
つまりは本にまつわる連作短編ミステリで、
さらにはこの夏(2024年)の集英社文庫「ナツイチ」の1冊にも選ばれている、
そんな『本と鍵の季節』を、夏の終わりに読んだ。
作者は米澤穂信さん。
単行本として出版されたのは2018年だが、小説誌での掲載は2012年が最初。
その後、不定期に5作が掲載され、単行本化された際に最後の6作めが書き下ろしで加えられた。
なので、一冊の作品に仕上がるまでは結構長い時間かかっているが、
主人公の二人の男子高校生は高2の図書委員のまま。
この二人の友情物語でもあるが、べったり感のある友情話ではない。
二人の距離感がいいともいえるし、そういう関係だから、
二人に頼みがくる謎ときにもちょうどいいのだろう。
つまり、複眼。二人が別々の視点から謎を解いていく。
書名にあるもう一つの言葉、「鍵」は、事件の謎を解く「鍵」でもあるし、
最初の事件である「913」という作品では開かずの金庫を開ける「鍵」そのものだし、
作品後半の、主人公の一人松倉詩門の父親が持っていた隠し金を見つける「昔話を聞かせておくれよ」でも、
部屋の「鍵」そのものが事件を解く「鍵」になっている。
物語の舞台が高校の図書室ということもあって、
図書委員がどういうことをしているということもわかって、
それもまた面白かった。
そんな知識が事件の謎を解く「鍵」にもなっていたりする。
ビターな青春
2021/09/11 21:12
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投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
穂信さんらしい、ビターな読後感。まあ、高校時代にはみんな様々な黒歴史を埋め込んでるもんだが、謎解きの爽快感と苦い現実のバランスがいいかな。新しいシリーズになるかと思いきや、結末もビター。