ミステリの魅力が盛り沢山の1冊
2023/06/28 07:28
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投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
二階堂蘭子シリーズ長編第3作。今回は湖畔の修道院にて起こる連続殺人事件に挑む。ロケーションが素晴らしい冒険譚的魅力に加え、密室殺人、暗号解読、修道院に隠された秘密等々、見所満載で終始楽しく読了できました。
修道院を舞台にした二階堂蘭子シリーズ第三作
2021/10/26 19:13
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投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
野尻湖半の閉鎖的な修道院を舞台とした二階堂蘭子シリーズの第三長編。
首無し死体、密室からの墜死、謎の暗号と、今回も古き探偵小説の道具立てをためらいなく使用する。事件の絵図は残酷であると同時に美しく、好きな人にはたまらない雰囲気は今作も健在。
個々の事件の謎解きも悪くないが、圧巻は最後に明らかにされる文書庫の秘密。一読忘れがたく、この箇所だけで評価が星1つ上がっているといえるだけの価値とインパクトがある。
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投稿者:松内ききょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
女生徒の墜落死。密室。首なし死体。火だるま。見立て殺人。暗号文。これでもか、これでもか、というマニアックぶりは、息苦しいほどの痛快さ。さすがの二階堂蘭子シリーズも、ここまでお膳立てするには一苦労だったのか、修道院という脱日本環境での作品に仕上がっているのだが、それもごく当然のように受け止めることが出来る。三作目も裏切らなかった。
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投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
トリックと謎がこれでもかというぐらい詰め込まれていて、なんとも贅沢な作品。早い展開で引きずり込まれて、細かいところを気にする間もなく一気に読まされる。好き嫌いが分かれる作品だと思う。
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二階堂蘭子が活躍する本格探偵小説。人里はなれた修道院内で起こる連続殺人事件。その背景にはあっと驚かされる秘密がひそんでいます。
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ちょっとした宗教学の勉強になります(笑)やはり二階堂さんの小説はオカルト的な要素が多くふくまれていますね。ただ、面白いということは事実です。
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蘭子シリーズ3作目。修道院内で、ヨハネの黙示録に見立てた陰惨な連続殺人が起こる。蘭子ちゃんのお嬢様言葉も不必要なほど過剰なゴシック趣味も慣れてきました。
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野尻湖畔にある修道院の塔で起こった二つの密室殺人。満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。ヨハネ黙示録に見たてた連続殺人。そして、不可解な暗号文も発見されたのだ。神秘の領域で惨劇が繰り返される。名探偵・二階堂蘭子の推理が、ついに暴き出した地下文書庫に隠された驚愕の真実!
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読んでいる最中に、「そういう読者の騙し方はズルい!!」と思わず叫んでしまった。新本格好きにはたまらないんだろうけど・・・
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じっくり時間をかけて読み進めました。蘭子のキャラクターに磨きがかかっているような感じもしますが、どちらかというと非常に淡々とした印象を受けました。途中の吸血鬼論では呆気にとられましたが最後にはしっかり落ちましたし。前作よりは格段に好きです。あの読みづらい注釈もなくすっきりと。前作で諦めなくて良かったなぁとしみじみ思ってしまいました。
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いや、確かにどんな不可能犯罪でも犯人が複数いるのであれば不可能ではないんですよ・・・ただあまりにも犯人が多すぎるのもどうかと・・・・微妙に吸血鬼と地下文書庫の話が繋がったのは面白かったです。
しかし、またこの悪夢は終わらないパターンは余計かと・・・
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二階堂蘭子シリーズ
尼僧の塔から転落死した太田美知子。捜査の依頼を受けた蘭子。会堂で発見されたトーマス・グロア神父の遺体。首を切られ逆さに吊るされた遺体。失踪し井戸から死体で見つかった寄宿生ハルミ・メイヴァース。文書庫に続く通路の落盤事件と前修道院長マザー・エリザベスの死。捜査中、尼僧の塔から炎に包まれ転落死したシスター・フランチェスコ。院長マザー・プリシラが探し求める《ミッチェル・ヘッジスの頭蓋骨》。使用人梶本稲の死。グロア神父の娘の秘密。
1997年9月11日購入
1997年10月27日初読
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二階堂蘭子シリーズ。
聖アウスラ修道院で起こる二つの殺人事件。
今回のお話しはとても宗教色の強い作品になってます。
最後には修道院の意外な秘密が明らかにっ!!?
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楽しめました☆5つです。途中オカルトちっくになるのか?と思ったが、大丈夫でした。書庫シーン、鳥肌でした。
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構成要素が好きなものばかりなのでわくわくと読んでたら、いきなりオカルトに走ってびっくり…と、思ったらしっかり戻ってくれて安心した。好き。