『シンデレラ階段は知っている 探偵チームKZ事件ノート35』
2021/08/02 19:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アーヤの学年に名門女子校でトップだった矢口坂洸が転校してくる
転校の原因となった父の自殺の理由を知りたいという矢口坂にアーヤは協力を申し出る
いっぽう若武は新品ロードバイクの盗難を事件として取り上げたいと提案し、KZは二つの事件を追うことに
“彼女と別れた?”という噂のある翼がKZの調査に“ゲスト”参加
無関係のように見えた二つの事件につながりが……
スタートから10周年を迎えた青い鳥文庫の超人気シリーズ、本家KZの35(+1)冊目も380ページ超のずっしり重い一冊
鶏卵汚職事件、睡眠導入剤混入事件、消火剤不正事件など、現実に起きている事件を背景にした社会派のジュニア版本格長編ミステリ
投稿元:
レビューを見る
黒木君の台詞に顔面ベショベショになった。藤本ひとみ先生の方の大人向け小説の方を読んでいる読者の心の中は大雨だと思います。黒木君の秘密を知ってる読者にしてみれば、彼の発言の重さは泣く。それにしても、KZが巻き込まれる事件がだんだんと大きくなり過ぎてる感じがする。
投稿元:
レビューを見る
事件や謎が捜査が進むごとに変化していく様がキャラの心情や言動と一緒にみていくと面白かった。KZ7になると今となってはこれぞKZだと思えた。
投稿元:
レビューを見る
若武が自分のチャリ盗難犯を見つけたいという私怨から、翼を臨時メンバーとして呼び出すという暴挙のおかげで、久しぶりに7人体制のカッズを楽しめました。もちろん煮え切らない恋愛要素もたっぷり。実際に起こった事件を入れながら練られたプロットも面白かった。
鶏の飼育に関しては、雌だけでなく、犠牲になる雄の問題もあります。そもそも鶏が一日一個以下しか卵を産めないことを知らない人のなんと多いことか。アニマルウエルフェアまだまだです。
投稿元:
レビューを見る
中学生だった自分がこんなに事件に遭遇してたら、、まぁ一生の大事件だろうね。
黒木くんが矢口沢さんに
『人間は誰も、生まれるところを選べない。どこに生まれ、誰を親にするかは、運命に任せるしかないんだ。でもそれは、長い人生のスタートラインってだけの話だよ。歩き出し、走り出せば、スタート地点なんてドンドン遠くなっていく。自分の行き先は、自分次第だ。どうにでも変えられる。頑張れよ!離れてても応援してる。カッズの皆で見守っているからね』
胸に沁みます。
ただこの言葉は、最低限必要な衣食住と教育を受けられた人にしか当てはまらないよね、とも思う。
投稿元:
レビューを見る
正確に書くと星3.7。
めっちゃ久しぶりに目に止まり、読んでみた。
やはり子供向けではあったが、内容は大人でも楽しめそうなもので、面白かった。
スケールは大きい。
投稿元:
レビューを見る
翼が若武に呼ばれて臨時で入った!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
私砂原と翼推しなのですごい嬉しい!若干翼に影があるのが気になる……。
調査が始まり解明した謎とは。
すごく入り組んでいて面白かった!♪───O(≧∇≦)O────♪
投稿元:
レビューを見る
いつかを思い出したような
自転車泥棒から始まるのだけど
それだけでは終わらない
事件と事件が
絡み合うのが面白い
解きたい謎と
今解ける謎とを
解こうとする物語
この物語にこのタイトルを付けるのがすごいよなぁ
謎を解くことで描かれる
一人の成長