「セカオワのSaori」というより「藤崎彩織」
2022/04/11 19:14
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投稿者:おゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
SEKAI NO OWARIはずっと前から好きですが、Saoriさんも私と同じ人間で、「ねじねじ」と悩みながら日々を過ごしているんだなぁと実感しました。人間味溢れる「やっちまった!」の章はよく読み返しています。
たとえSEKAI NO OWARIのファンでなかったとしても、私は藤崎彩織の文章が好きだ、と心から言えます!
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セカイノオワリのサオリさんのエッセイ集。
子育てのこととか、コロナ禍をどう過ごしていたのかとか、裏側ではこんなことがありました、ということを知ることができた一冊です。
装丁がとても素敵です。かわいい。
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【ねじねじと悩みながらも、前を向くのだ】悪戦苦闘の楽曲制作秘話、日本の性教育に思うこと、子育て奮闘記など。セカオワSaoriの鋭く優しい、ユーモア溢れるエッセイ。
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Saoriさんの思っていること、考えていることがアウトプットされてます。得にコロナ禍でライブも出来なくなってウズウズしている時に、思いを文章に吐き出したのは良かったと思います。ピアノは上手いし、文章表現も上手い。息子さんもどう成長していくか楽しみです。今後もエッセイ出して欲しいな。長編は難しくても、短編小説出して欲しいな。
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音楽家として、母親として、一人の女性として、妻として、人として、様々な視点から語られるエッセイ集でした。主に2019年後半、2021年前半から中盤と書き下ろしの構成。なので本書の半分くらい読み進めた頃でコロナという単語も出てきます。
著者の書籍を読むのは初めてで、SEKAI NO OWARI / End of the Worldの音楽に関してもライトなファンくらいで、興味深く拝読。
インタビューもまったく読まないので、作曲コンペの話が面白かったです。普通の会社員をやっている自分からしたら、効率悪いな、とか思ってしまいますが、そういう問題ではないのでしょうね。
海外向けの名義のアルバムもかなり長い制作時間を費やしていて、バンドの弱点はそこにあるようにも感じていましたが、不器用で丁寧、真摯な様がメンバーの一人である著者の文章から窺えます。
男性の作家が書くと非常に味気なくなる料理の描写は本当に生き生きとしていて、美しく彩り豊かな表現だったように思えました。それからお酒の話題も。ウイスキーやワインの銘柄など、知らない固有名詞をばんばん出されるのが大好きです。たくさんの種類の煌びやかな宝石を見せつけられているような楽しさがあって、もっとやればいいのにと思ってしまいます。
次回は小説を読んでみたいと思いました。
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タブーと思われがちなこと、書くのに勇気がいっただろうなと思うこと、ふっと頬が緩むこと、新発見なこと。
あらゆる面白さが詰まっていて、とても励まされました。
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飾らない人柄が文章にもそのまま表現されており気持ち良く読めました。成功者にも、多くの苦労が裏にはあり普通の人と同じだと事がわかる。日々の普通の生活が実は楽しい、有意義であるという事や無理をしなくても良いのだという事があらためて理解出来ました。
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2021/10/03
ふたごに続いてSaoriさんのエッセイということで、即買い。ミュージシャン、アーティストというのも表には見せない苦労がたくさんあるんだなぁと、何だかSaoriさんの心の内側を垣間見れるような、この人の等身大の気持ちが書かれているというのがすごくよく伝わってくる文章だと思いました。
Saoriさんは結婚もされて、お子さんも出産し、そんな中でSEKAI NO OWARIの一員としての活動もしていて本当にすごいなと思います。
家族を持つことによるバンド活動への影響や、それを乗り越えてさらに頑張ろうとするけど、時々弱い姿も見せて…という情景が想像できるようなストレートな文章が綴られています。
また、saoriさんの文章表現がとても多彩で、例えが分かりやすかったり、物事の視点が斬新だったりと、普段ってそんなことを考えてるんだ…!と思いました。個人的にはバンド活動や楽曲制作の裏側のこともたくさん書いてあって、知ることができて何だかSEKAI NO OWARI というミュージシャン、saoriさんというアーティストをさらに身近に感じることができる一冊になっていると思いました。
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たくさんねじねじ悩んで、さおりちゃんらしく乗り越えてきた日々。
自分の悩んでる時にも開きたくなる1冊。
さおりちゃんをもっと好きになった
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まだ自分が経験したことがない、考えたことがないことを彩織さんの言葉で表現されていたことで、新しい視点で物事を考えることができた。
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言わずと知れたセカオワのSaoriちゃんのエッセイ。
確かにかなりねじねじしてる!でもすごくいろいろ考えてるし、頑張ってる。ピアノ演奏中のあの笑顔も努力のひとつと知って驚いたけど、より彩織ちゃんのことが好きになった。私も頑張ろうと思える、良いエッセイだった。
2021.12.13 読了
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大学生になって友達が上手く作れなくて、微妙に馴染めないサークルとか、よくわからないけどとりあえずこなす課題とか、これからのこととか、自分の要領の悪さとか、そんなことをすごく悩んでいる中でねじねじ録読みました。
悩みって似たり寄ったりだけど人それぞれで、自分の言葉全部を出すことができなかったり、そもそも吐き出すことを億劫に感じて結局1人で抱え込んでしまうことが多いけれど、ねじねじ録を読んで、それでいいよってさおりさんが肯定してくれた気がしました。
それと日々考えていても、結局「綺麗事」で終わってしまう、ジェンダーの問題とか、私は当事者じゃないけれど強く疑問に思っていて、何か報道されたりするたびに愚痴にしかできなかった。
さおりさんが大人の女性として、親として、言葉にしているのを読み、なんだかすごく救われました。
いくつかのエピソードにはクスッと笑えて、さおりさんらしい言葉表現で、寄り添ってくれる、温かい作品でした。大好きです。
筋肉と優しさの関係についての発表も待ってます!笑
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彩織さんの等身大のエッセイ集、楽しんで読んだ。性別の違いはあるもののわかるー、ってことろがいい。
これからも、いろいろなアウトプットをしていただきたい。
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ステージの上で輝くサオリさんにもこんな悩みがあるのかと、とても人間味溢れるエッセイ集。
子どもが産まれて、文の重みも出てきた素敵な作品だった。
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初めてのエッセイ。僕がセカオワのファンでなければ買わなかったと思う。
本としての感想はエッセイってこういうものか…そうだよな…という感じ。
ファンとしての感想はサオリちゃんの家族との日常、バンドの裏話、思い出話を知ることができてよかった。また、それらとサオリちゃんなりの前の向き方、世間に対する考えなどが結びついていて、素敵な音楽を届けてくれるサオリちゃんの頭の中、思考が垣間見えて嬉しくなれる。