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みんなのレビュー24件

みんなの評価4.4

評価内訳

24 件中 1 件~ 15 件を表示

良いですね

2024/11/28 16:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

相模原の障害者施設で起きた事件を軸にして、6人の著名人との対談集です。 この20年は金に余裕がなくなると心にも余裕がなくなるという、身も蓋もない事実をみんなで証明し続けた20年と記しています。なるほどです。

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本書の「主題」は、私にとって永遠の課題

2019/09/19 10:50

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「怒りは年を取らない」ーーーー『ああ、あそこに、怒りが行く』。
そんな凄さや、一種の重たさ、しかし、それらをグイグイと引っ張って行くパワーがこの本にはあると思える。 読めば、生きるエネルギーがもらえる。 ただし「重たいゾ!」ーーーーーそう言いたい。

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「想像力」

2020/06/08 09:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いち - この投稿者のレビュー一覧を見る

雨宮さんが「この人と話したい」と頭に浮かんだ6人と語り合った書籍である。対談集を読んで感じたことは「当たり前であることが当たり前でないこと」。そして「正しいことより間違いが強かったら正しいことでも負けてしまう」ということを教えてもらいました。
そもそも「価値の有無」を決定するのは「社会の側から」というのは疑問である。価値というのは人間同様に違うのだ。確かに植松被告(出版時)のように「心身者は自分の名前と年齢が言えない人」ということを決めるのは簡単である。
しかし植松被告の考え方だと変化した時に対応出来ず自分の考えを押し付ける形になってしまう。何故「想像力」を働かせることが出来なかったのか?「自分が同じ立場だったら嫌」という気持ちになるはずである。
相手を攻撃するということは「直球で言ってくれて気持ち良い」という心情と「余裕がないから相手を攻撃するしかない」という心情である。
その時は「良く言ってくれた」という気持ちになるが冷静になると「違うのではないか?」という気持ちになる。
つまり不寛容というのは「強さを証明したい人達が形成する社会」だと個人的に思う。もちろん強さは格好良い。ただ強さとは力を誇示することが全てではない。
どの章も参考になりました。特に学んだ所は第2章の熊谷氏と第5章の森川氏である。
熊谷氏は「生産性の有無」について問いている所で政治哲学者のハンナアーレントが言った「労働(Labor)・仕事(Work)・活動(Action)の3類型を述べている。
労働は、衣食住を満たすために不可欠な作業。対して仕事は、それまで存在しなかった作品を生み出して後世に残し、人間の文化に何かを付け加えること。そして活動は、政治的コミュニケーション。人と人が集まり自分に見える世界を表現しあい共有とれた現実を作り出すこと。つまり、アーレントは「仕事」と「労働」こそが人間が人間たる条件と言っている。
森川氏は日本と北欧の考え方の違いが参考になりました。日本は「相手に対して迷惑をかけない」ことを子供の頃から言われ続けている。森川氏が言うには自分を犠牲にして耐えるというのは一番安易な短絡的な対応である。対して北欧は「自分達が苦しんでいる状況は次の世代も経験するかもしれないことだから、今の世代の内に乗り越える方法を考えよう」という社会全体で受け止める考え方であること。
これは対話(オープンダイアローグ)の有無で変わってくる。元々「当事者を排除して専門家だけで決めるのはやめよう」という所から始まった考え方である。
日本社会にも対話が広がれば現在よりも良くなる社会になると思う。

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2020/07/05 13:33

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2019/11/08 21:58

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2020/03/25 18:44

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2019/11/30 05:35

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2020/10/18 08:45

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2021/01/09 19:37

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2021/07/07 14:45

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