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日本の地方から世界各地までの食べ物を厳選して紹介している。
ところどころ作者の思想や、言い過ぎではないかと感じさせるところがあるが、食べ物の背景に各地の地理的要因や歴史があることも説明していて、教養としても面白い部分がある。
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「奇食」の定義は曖昧です。
その文化を理解しない人から見れば、「あんな
ものを食べるなんてクレイジーだ」とお互いに
理解し合えることはありえないです。
国ごとの食文化はその典型です。
世界を見渡せば、奇食=ゲテモノ的なものを
食べる習慣なんていくらでもあります。
日本の刺身だって、欧米人からすると「生の魚
を食べるなんて」という時代もありました。
しかしこの本では著者自身が試すことができる
身の回りの奇食に限定しています。
探検家であれば世界の奇食にいくらでもチャレ
ンジできますが、日本で普通に生活していれば
妙な食べ物を取り寄せるのは、なかなか難しい
です。
つまり日本でも食することができる「奇食」に
トライしているのです。
秀逸は「世界で最も臭い食べ物」と言われてい
る「シュールストレミング」を取り寄せた下り
です。
実は「シュールストレミング」は単なる缶詰で
すが、航空便では輸送ができないらしいです。
その理由は缶詰の内部にガスが充満していて、
気圧の低い航空機内では爆発する恐れがあるか
らとか。
あの手この手でなんとか手に入れた「シュール
ストレミング」の味の感想は。
それだけでも満足できる一冊です。
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人間は燃費の悪い動物だそうです。
だからか、食にはご執心。
なんでも食べるんだなぁ、と感心してしまう。
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興味深かった。食文化的なことが書いてあるのかと思いきやほぼグルメレポートだった。
漬物ステーキや馬のたてがみはしらなかった。
ジュゴンもそんなに美味しいのか…
食べてみたいものが何個かあった。