感慨深いラスト(ではない)
2021/09/14 18:35
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投稿者:こばP - この投稿者のレビュー一覧を見る
俺修羅10年の歴史も完結。すばらしいエンディングを迎えました。春夏秋冬の皆が自分の意志を貫いて出した結論。そして鋭太のの答辞。全ての思いを馳せる事が出来ました。まごうことなき傑作です。あとがきに、少し寂しい言葉がありますが、裕時悠示先生には、書き続けて欲しいなぁ…。
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ここまでこの修羅場に付き合えてよかった。
最初見かけた時はタイトルで避けてたりしたけどアニメ見てからこの修羅場に引き込まれてここまで来てそれぞれのキャラの会話とか関係性とか楽しかった。
それぞれの答えが今までの修羅場を乗り越えてきたからこその答えですごく好き。
真涼の久しぶりのもにょもにょもっとやってもいいと思ったけど裏でめっちゃするんだろうなぁ…。
真涼は骨の髄まで真涼でした。
あとずっと思ってたけど誰が何と言おうと鋭太はかっこいいよ。ダサいけど。
最終巻っぽくもあるけどもうちょっとだけ続くんじゃーということであと1冊、楽しみにしてます。
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中学生時代から読み続けてきたシリーズの完結!!!
ということで、期待に胸を膨らませ、読ませていただきました。
やはりというか、なんというか…
一時期執筆が途絶えてしまった時期があった裕時悠示先生でしたが、15巻あたりから大幅にパワーアップした鬼気迫るストーリー、人物描写は最終巻でも絶好調でした。
ハーレムはどうなるのか、鋭太の受験はどうなるのか!そして、カオルたち周囲の人々との関係はどうなるのか。
最終巻は、それらの宿題に対して答えをしっかりと示してくれています。
あとがきを読むと、先生の身にもいろいろあったことが推察されます。執筆が途絶えてしまったのも、何か関係があるのでしょうか。俺修羅の完結をもってラノベ作家を引退するようなことも示唆されていますが、果たして…
今回の最終巻のその先や修学旅行にフォーカスを当てた番外編も出るとのこと。
もう少し、鋭太とハーレムのみんなとの時間を味わいたいと思います。
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#0
前巻でのホテル買収の顛末
P37- このヒロインズの争いに同席したままでいられる鋭太は、やっぱりスゴイ。
#3
恋愛とセックスを切り離せない真涼。ある意味、純情なのかも。
P115 >白の長方形=洗濯機…直方体なのでは?
P116 二槽式洗濯機…日立、パナソニック、アクアを調べた限りはありましたけど?
P124 『ウマ娘』のパロディ『シュラ娘』アイチャンのレーダーチャートでの賢さがEってどういうこと?
#6
亡き母のお墓参りデートって、かなり重いよね?なんなら、生存中よりも。
P135 猛将と栗子が鋭太と千和のもう一つの可能性は、わかるけど、納得できない唐突感。
P137- ヒメが即売会で完売を達成するために、大声で呼び込みには共感。
P156 目立たない女の子=最上ゆら 、はあ?
P165 真涼の恋愛アンチの炎上広告。敵情視察、哨戒行動と称しているけど、威力偵察では?と思ったら、P238で威力偵察になってた。
P166 シュラ娘で真那がゴールデンピッグって、酷くないですかね?見た目はそこそこ好みですけど。
P187 コメディ要素の切り捨てを自覚した作者の弁明か?
P227 真涼の容姿が枯れても寄り添う鋭太の宣言と解釈したのですが、感動しました。
あとがき
断筆は思い直して『夏旅』出します。ってことね。
カオル/カオリエピソードは必要だったのか。ヒロイン4人を仕置するのかと思ったけど、真涼と姫香だけで終わったし。こういうブレを修正するのが、編集の仕事だと思うです。次巻が蛇足じゃないことを願います。
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【そして春夏秋冬、季節は巡り、修羅場は永遠を紡ぐ】
ハーレム王の宿命を背負い、医学部受験に臨む鋭太に集う自演乙のメンバーの永らく続いた愛の証明に決着が着く物語。
ハーレムという夢物語を背負って偽物の関係から発展した鋭太達は、本物だからこそ間違えてきた。
しかし、本来は心にレッテルを貼るべきではないかもしれない。
本当の答えを出す事より、答えに辿り着くまでの過程が大事で。
全員を幸せにする為に楽園を築く鋭太。
彼女達と季節を巡り、紡いできた歴史。
その愛を感じながら、それぞれが歩き出す。
いずれ、また相まみえる事を信じて。
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真涼が失踪するという事件が解決したあと、鋭太は医学部の一般入試のために勉強をつづけ、夢をかなえるために前に向かって進みます。千和やヒメ、愛衣の三人も、それぞれの希望する進路をめざし、カオルも自分自身のあらたに進むべき道を見つけます。
そして真涼は、ビジネスの世界でよりいっそう羽ばたくために、日本を旅立ちます。彼女は、鋭太をはじめハーレムのメンバーにその覚悟を問いかけ、鋭太たちは彼女の問いかけにそれぞれの答えを示します。
物語全体のエピローグにあたる巻で、これまでそれぞれのキャラクターがあゆんできた道が未来につながっていることが示唆されて、締めくくりとなっています。