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ありえないような設定の中の、ありふれた動機と真実
2018/05/20 08:51
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『乱鴉の島』は有栖川有栖の火村シリーズの長篇。
乱鴉は「らんあ」と読み、「鴉」は、カラスのことです。
間違えられた孤島というおどろおどろしい舞台で、ペダンチックな会話が雰囲気を盛り上げます。
ありえないような設定の中の、ありふれた動機と真実。
これぞ本格ミステリ。
ねばあもあ
2023/12/08 08:01
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投稿者:どら - この投稿者のレビュー一覧を見る
十数年前に読んだときは終始地味な印象しか持てなかったこの作品
久しぶりに読んでみるとミステリーとしての評価はあまり変わらなかったが(犯人当ての根拠の着眼点はよかったが決定力は弱い気が)、ストーリーの儚さはなんか沁みるものがあったなと
孤島
2021/10/29 05:31
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
というとなんか事件が起こりそうな……実際に殺人事件です。鴉の鳴き声が聞こえてきそうな不気味な感じのストーリーの展開。登場人物もクセの有る人たちばかり。しかし、有栖川有栖がいたら……と。
ちょっと不気味
2016/06/26 13:21
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投稿者:りこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと不気味な雰囲気の作品
孤島でのミステリーで2人が大活躍、ミステリーを読んだ!という気持ちになりました!
結局のところ
2023/12/07 14:53
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
ありふれてい、動機はありふれていた。
シチュエーションが特殊だっただけか。
集まった人たちが、なんでそこまで一人の作家に心酔していたのか分からなかった。
理屈じゃないんだろうけど。
結局のところ
2022/12/02 19:55
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投稿者:neige - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯罪社会学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と旅に出て、手違いで目的地と違う島に送られる。人気もなく、無数の鴉が舞い飛ぶ暗鬱なその島に隠棲する、高名な老詩人。彼の別荘に集まりくる謎めいた人々。島を覆う死の気配。不可思議な連続殺人。孤島という異界に潜む恐るべき「魔」に、火村の精緻なロジックとアクロバティックな推理が迫る。本格ミステリの醍醐味溢れる力作長編。【「BOOK」データベースの商品解説】
年老いた詩人とその仲間たち。その関係がなかなか理解できずに最後まで気持ちが沿わず物語に入り込めなかった。
火村の推理には成程なぁと思ったが、何故か面白くない。
結局のところ、火村とアリスの夫婦漫才のような謎解きの仕方が私の楽しみになってるんだと再認識できた。
孤島モノの火村とアリス
2016/05/04 20:05
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投稿者:えぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもの短編や長編とは違う雰囲気。火村が下宿先のばあちゃんに勧められてアリスと慰安旅行に出かけるという微笑ましい切欠から始まるが、だんだんと異様で不安な空気がいっぱいになります。妙に感情的なアリスとか、殺人の切欠になる同期がファンタジーに感じられてあまり感情移入はできませんが、火村の子ども扱いの上手さが分かるのは楽しい。