一気に読めました
2023/04/28 13:35
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投稿者:arry - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいくうちに引き込まれて一気に読めました
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投稿者:り - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が生まれ育った環境とこの本を照らし合わせて振り返り、深く考えさせられる内容でした。これまでの自分の生活に幸せを見いだせそうで、絶望の中に希望を見いだせる内容でした。
こんなにもむき出すことができるでしょうか。
2022/01/16 22:20
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投稿者:ky - この投稿者のレビュー一覧を見る
知ってほしい。
わかってほしい。
愛してほしい。
自分が自分であるために
これまでの自分を振り返る石山のことばには
潔さと覚悟を感じます。
ひとはこんなにも自分の取り返しのつかない過去を
さらけ出すことができるものでしょうか。
苦しくなるほど過酷な幼少期と
苦々しい経験の多い青少年期を経て
お笑い芸人への道を切り拓く清々しさを
味わうことができました。
読み終えて
自分と異なる「経験」に想いを馳せる私が
そこにいました。
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こんなに楽しみですぐ読み終えた本は人生初めてでした。それは大好きな兼近大樹という人が書いた本だったから^^
かねちってどうしてこんな考え方ができるんだろうとずっと不思議だったけど、このお話は実話ではないけれど、でもかねちはこういう風に生きてきたから、今のかねちが居るんだなと知ることができました。
今の私はかねちとは真逆で全然優しい心を持っていない。何度も何度も読み返して少しでもかねちのようになれたら、かねちに近づけたら…
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兼近大樹さんにしか書けない本だと読んでみて改めて感ました。何度も読み返したい一冊。ファンのみならず是非、沢山の方々に読んで頂きたいです。途中、涙したり思いを馳せたりしながら読みました。色んな感情が溢れ出て、身に沁みる一冊。私にとっては、特別な一冊。
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自分の想像とキャパを遥かに超えていった
自問自答を繰り返し、とにかく純粋に、色んな人と向き合う中でのたくさんの感情が溢れていた
まさにむき出しでした。
片親で育てられた自分もよく
何で自分だけがと思う事がよくあって
自意識過剰だが周りが全部自分の敵なのじゃないかと思う事がある。
この本を読み振り返ってみると、そんな事ないのかもしれないと思った。
ご飯は食べられたし、高校まで卒業したそして今生きてる。これは紛れもなく1人ではなし得なかったよなと思うと自分は恵まれていたのかもしれないと思う。
自分の人生を悲劇のヒロインのように思いすぎていたのかもしれない事に気がついた。
自分の当たり前や普通を、他人と比較し押し付けていたかもしれないと省みるきっかけになった。
色んなことを題材にしているEXITの漫才でいつも笑いをもらっている兼近さんが今、芸能界という日の目を浴びる世界で笑いも含め色んなことを発信してくれている事に意義があるし、生きていてくれていてよかったなと思う。
そして今子供と大人の狭間にいる自分は、これからの子供達が大人のエゴに潰されない生きやすい世の中で生きていて欲しいと願う。
今の時代を生きている人の多くにこの本が届いて欲しい。
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私はこの作者のコンピの漫才を見たことかありません。文春砲を受けたことも、なんとなくヤバい過去があるらしいとしか知りません。小説を書いたと知って、また似たようなのがきたと思いました。ただ作者がもしピンクの頭の人のほうだったら読んでみようかと思いました。ネットでたまに見る発言らしきものが、頭のいいひとかもと思わせるものがあったのです。
で、1ページ目くらいでは、なんか中学生位の子が、一生懸命覚えたての熟語とか、かっこいいと思う表現方法を披露している作文みたいで、ほほえましく読んでたのですが、数ページ後位から内容に引き込まれて行きました。結構壮絶な内容なんですが、書いてる人が素直なんで、読後は悪くないです。マイルドヤンキー好きの人には受けるんではないでしょうか。
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「売れたら本を書いたりなんかして、誰かが檻の中で俺の本を読んでくれたりしてさ、一人じゃないよって、一緒だぜって、同じ階層に連れ出す階段になれたらいいよなぁ。」
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一気に読み終えた。
自分が普通だと思うことが、皆の普通と違うことに気づき、自ら沼のような環境から抜け出していく。
そして新たに生きなおしていくことにほっとした。
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繊細な表現が良かったです。
主人公が過ごした日々が生々しく感じられました。
ただ、
今まで色々な媒体で話した内容が多く、
新鮮味は薄かったです。
作家さんの事を全く知らない方が読んだら、
良いかもしれません。
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主人公の石山の身に起こる事柄や事件はフィクションが施されているとしても、彼が感じた思いや心の叫びは著者の心情を綴ったもので、そういう意味での自伝的小説なのだろう。
著者は、過去の自分のように「本」を読まない人にでも分かりやすく一気に読める作品に意図的に仕上げたようで、ストーリー展開だけ追ったとしてもある程度楽しめる作品ではある。ただ小説の中に何らかの意味や思考のきっかけを求める読み手にとっても、主人公の生々しい心情や背景から、否が応でも様々な事を考えさせられるモノで、発達障害、貧困と格差、罪と贖罪そして救済と、社会学的及び哲学的に思考を飛躍させるきっかけとなる作品だった。ただの芸人の不良の過去からの更生話で済ませるには勿体ない、まさしく帯にあるような”重要な小説”であり、読み応えのある力強い良作だと思った。
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お笑いコンビ「entrance」の石山は、連日忙しくしていた。そんな時、とある週刊誌の記者に呼び止められる。何の取材か、大体想像はついた。自分自身の過去について、今までどんな道を歩んできたのか、明らかになっていく。
お笑いコンビ「Exit」の兼近さんの初小説。
作者の自叙伝なのでしょうか?wikiを見ると、主人公とリンクする部分が多くあって、そういった意味では、丁寧に表現されていました。
冒頭部分では、ちょっと回りくどい表現で始まるので、不安がありましたが、読み進めると、そういった表現は程々に、自身にしか体験できなかったことが言葉として表現されていて、うまく溶け込まれていました。
学校での出来事や大人になっての親切心が仇になっていく過程など、石山の壮絶な過去が明らかになっていきます。
この作品では、虐める側の人の心理描写が描かれています。
なかなか共感しづらい部分はあったのですが、言葉を巧みに感情豊かに表現されていて、想像した兼近さんの人物像とは異なっていて意外だと思いました。
虐める側にもしっかりとした理由がある。読んでいて、そういった心理はわかるのですが、被害者側としては自分勝手だなとも思ってしまいました。
でも、その背景には、色んな出来事が重なって、「今」に至ることもあり、しっかりと向き合うことが大切なんだと思いました。
イジメや詐欺疑惑など暗めな話が続くのですが、その反面、文章からは明るさが滲み出ていて、程よい気持ちで読めました。
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兼近さんが好きで発売前から楽しみでフライングゲットして読みました。
色々なところで話してた事も書いてあり、本当に自身の経験も取り入れながら書いた小説なんだなと思いました。
共感できるところや、吹き出すぐらいおもしろい所、涙するシーン等あり本当に一気に読んでしまいました。
主人公の幼い時と大人になった時の描写の書き方等の工夫もしててすごいなぁと思いました。
2作目あるかはわかりませんが、兼近さんの本をもっと読みたいと思いました。
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人柄が好きで書店で見かけてすぐに購入した本。
知らない世界がたくさんあって
知らない想いがたくさんあって
知らない過去と未来がたくさんある
見えていることだけが全てじゃない。
いろんな想いの上に成り立っていることが
たくさんあるんだって心に問う。
やっぱり好きには変わりなかった。
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当たり前のことに感謝できるようになり万物に優しい人間になる手がかりをくれる本です。
私の生い立ちとは違いこの本を読まなければ知らないままでいてしまうことをたくさん教えてくれました。
読み終わった後に本を抱きしめたくなる本です。
私が本を読むきっかけになった兼近さんをもっと好きになる本でした。