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行動経済学という言葉を一切使わないが、それを体現した本。
アリエリー教授の本は、なぜと解決法がしっかり書かれているので、わかりやすくて面白い。
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行動経済学の視点から様々なお金の問題を考える1冊。お金の使い方が感情によって変わったり、モノの価値は変わらないのに、値引き額や支払い方法、所有意識、豊かな言葉や儀式によって体験価値が変わってしまう。人間が合理的な存在ではないことから引き起こされてしまう現実。
その不合理を理解した上で、自分にとってよりHappyでより賢明な意思決定ができるよう日々の行動に活かせればと思う。
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お金に対する誘惑が世の中には色々仕掛けられていることがわかった。
特に支払いやすさは納得!
今はネットで購入が主流になっていて出費の痛みを感じにくいことが、逆に簡単に購入にも繋がっているのでそこを仕事でも活用していきたい!
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お金に関する「人間的だけど不合理」なエピソード、学術的な解説、対処方法の提示までがワンセットで示される。苦笑い必至。
今後、お金に関する大きな決断をする時に一度でも本書の存在を思い出すことができれば確実に「書籍代金と投資時間」が回収できる。
本書は単なる節約本ではなく「ハネムーンなど出費の痛みを回避しても良い時は費用を前払いしよう」といった提案もなされている。
語り口も軽妙。大当たりでした。
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行動経済学についてわかりやすく解説している。①商品そのものが自分にとって価値があり、それを入手して活用し、生活が豊かになるもの、② 70%オフ、〇〇円引きなど、そのお得感(のように見える)ばかりがあるもの、結局①の方がコスパが良い。
何にお金を使い、何に使わないのか、自分自身の判断基準を持つことが大切だと思った。ライフスタイルに合わないものを持ったとて、その価値は一銭もない。買うは易し、捨てるは難し。
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機会費用
そのお金があったら他に何ができるか
かけた時間と労力にそれだけの金銭的価値があるか
クレカは消費と出費のタイミングを分けてることでお金の時間感覚が曖昧になり、機会費用を意識しなくなり出費の痛みが薄れる
いくら使ったかを覚えてる可能性が低い
より早く、より軽率により忘れっぽくお金を使うようになる
自由裁量のお金は月曜と金曜どっちに入金すると良いか
答えは月曜。金曜だと週末にリッチな気分になり使ってしまうから。
主体性
お金を使うよりも使わせる側に為になる形で利用されてきた
購買の5〜9割は衝動買い
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買ってもいいくらい、充実した内容で、時折のジョークもおもしろい
とにかく、「やっているな」と思うことばかり紹介されていて、お金の使い方を考えさせられる