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哲学書として活用しました、
何度か読み返して理解するような内容だと感じました。
文章は読みやすくなっているので、毛嫌いする必要はないと思います!
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きっかけは菅田将暉主演ドラマ『ミステリと言う勿れ』だった。超訳だったこの書を購入、少し難しいところもあったがそんな考えもあるのかと面白かった。なので携帯し時間がある時に何度も読み返したいと思う。いつ死ぬかもわからない、だからいま現在を、瞑想をすることで生きる気持ちが変わる。よい本に出会えたと思います。
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いかに自然の流れに従うか、その大切さに説いている人だと思った。マルクス・アウレリウスが自分自身に言い聞かせる文章で、読んでいて勇気や元気がでる。
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「誰か悪事をなしたのか?いや、その人は自分自身に悪事をなしているのだ。」
「ものごとがまことしやかな印象をもって立ち現れるときは、横たえて丸裸にし、いかに取るに足らないものかをよく観察し、礼賛することばをすべてはぎとってしまわなくてはならない。」
「いつも考えていることが精神をかたちづくる」
「なんと恥ずべきことか!わが人生では肉体がまだもちこたえているというのに、魂のほうが先にくたばってしまうとは。」
「思い込みを捨てれば不平は消える」
「苦痛と思うから苦痛になる」
「他人には、その人なりの判断基準があって、その基準にしたがって発言し、行動するからだ。」
「苦痛には限界があり、苦痛を増大させるのは想像力だということを記憶さえしておけば、苦痛は耐えられないものでも永久につづくものでもない」
「熱中している内容で人間の価値は決まる」
「肉体も安定しているべきだ」
これまで読んできた啓発本と同じような内容も含まれており、賢者の思考はやはり同じ道筋を辿るのだなと感心した。
自助論は成功者の苦労話を集めた、こちらを奮起させる内容であったが、自省録の方はより日常的で、具体的で、リアリティがあったと思う。納得できる言葉が多く、とても為になった。
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文章が難解な言葉で複雑に記載されています。
読みづらいしよくわからないと感じました‥
ただ死を考えるきっかけになりました。私も死ぬ、大切な人家族、私に攻撃してきた人も全員消えてなくなる。時がたてば名前すら消えてなくなる。そんな事を考えると、自然に慈悲深くやりたい事をやり精一杯生きて行きたいと感じました。
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普段なら読むのを躊躇するような著作でも「これなら読めそう」と思わせるのが超訳の良いところ。
もっと堅苦しい内容をイメージしていた。
だけど読んでみると、意外にも現代と通じる部分が多かった。
本書が“激務のかたわら就寝前につけていた瞑想記録ノート”だと知って、ちょっと身近にすら感じた。
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こんな昔の皇帝と本を通じて話せるんだから、本を読みたくなる。こんな昔の人の書いた言葉でも現代に通じる部分はかなりあり、人間の本質や傾向ってそう大きく変わらないんだなと思う。同じようなことで悩み、考えている。
組織のトップというのは大抵、孤独だという話は聞く。だからこそ彼は、深く深く自省をすることで内面や人格を磨いていったのだと思う。人間の基本に振り返れる1冊。
わたしの課題→今日すべきことは今日する、先延ばしにしない、朝なかなか起きれずにいることはこの世で喜びを得れる時間を無駄にしていることだよ
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・時は過ぎ去り二度と戻ってこない
・運命がもたらすものを歓迎せよ
・「内なる精神」より重要なものはない
・苦痛と思うから苦痛になる
・腹を立てる人にわずらわされるな
・信念をよみがえらせよ
・毅然として立ち続けよ
・誰一人として君の精神に害を与えることはできない
・現在を自分へのプレゼントにしよう
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読みやすくまとまっていてgood!
哲学を身近にするという素晴らしいお仕事にリスペクト。今当たり前にあるものがなーーーんにもなかった時代、資本主義ではない時代に生きた賢い人の考えていたことだよ。そりゃ興味深いわな。
「最大の復讐は、自分自身がその人のようにならないことである」
最高のお言葉ですこれ。
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ローマが栄えた五賢帝時代、最後の皇帝マルクス・アウレリウスが就寝前に書いていた瞑想日記をより分かりやすく翻訳された本でした。
約2千年前に生きてた皇帝も、承認欲求に飲まれそうになったり、才能がないことを悩んだりと程度の差こそあれ現代人と似た悩みがあったのだなと思わしてくれます。
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疲れている時にちょうどいいです。
簡単に読めて、心が整います。
はじめに
ローマ皇帝マルクス・アウレリウスと『自省録』について
が、興味深く且つわかりやすかったので はじめに だけでも読んでみて欲しいです。
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2022年 読了
ネットもない時代だからこそ、自分との向かい合いも、その時代特有の生の声として伝わってくる気がして、
心地よく対話するように読み続けた。
何度でも読み返している。
自分の今を、思い考える起点になる観点がたくさんある。
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この本の内容はまだ自分には少し難しい部分もあって、理解しきれないところもあった。しかし、若いうちにたくさんの経験を積んで、いつかこの内容をもっと深く理解できるようになりたい。
他人の評価を気にせず、自分が正しいと思う道を突き進む重要性を実感する作品だった。彼の言葉は一見厳しそうだが、その厳しさの中にも優しさが感じられ、特に『死を恐れるな』という言葉が印象に残った。自分にはとことん厳しかったマルクスだったけど死を恐れるなって沢山書いてあったことから見ると、マルクス自身も死が怖かったから自分を戒めるために死を恐れるなって何度も書いていたのかな。マルクスの精神力の強さを実感するとともに、五賢帝最後の皇帝である偉人である彼も、私たち現代人と同じような感情を抱えることもあったんだなと感じる一冊だった。
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読みやすくまとめられています。
頭が疲れて読む力が落ちているときにもすっと読めるので、岩波文庫の『自省録』と合わせて持っておくと良さそう、と思いました。(岩波文庫の方はまだ最後まで読み終えられずにいますが、味わい深さがあるので持つなら両方、と思います)
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23/8/24-23/8/25読了
超訳 自省録 よりよく生きる エッセンシャル版 ディスカヴァークラシック文庫シリーズ(prime reading)
012いま存在するものはすべて、これから生じようとしているものの種子だ。だが君は、大地や胎内にまかれるものだけを種子だと考えている。じつに浅い考えではないか。もっと深く考えることだ。
023 運命は自発的に受け入れよ 想像してみるといい。どんなできごとにも悲しんだり不機嫌になる者は、神々への捧げ物として生け贄になるブタが、押さえつけられて刃物をつきつけられ、あばれながら悲鳴をあげているようなものだ。
037 「内なる精神」より重要なものはない
070では、私たちが真剣な努力を傾けるべきものとはなんだろうか? それは、ただ一つである。正義にかなった考え、社会的な行い、噓偽りのないことば、つぎつぎと起こるすべてのできごとを必然のこととして、いつもどおりに、おなじ源泉から流れ出す水として受け入れる態度である。
126叡智を身につけた人は、幸福は自分の行動にあると考える
127パレードへのむなしい熱中…熱中している内容で人の価値は決まる
133快楽は有益でも善でもない
136自分の人生を築くのに邪魔者はいない 行動の一つ一つを通じて君は自分の人生を自分自身で築き上げていかなければならない。個々の行動を可能な限り人生構築という大きな目的の達成に向けることができるなら満足すべきだ。
137執着せず手放す 傲慢になることなく受け取り、思い切り良く手放す準備をしておくこと。
143「悪いことが起こりませんように」とか「よいことが起こりますように」と祈ったりせずに、「自分が恐れるものを一切恐れないように」「自分が欲しいと思うものを一切欲しいと思わないように」「何が起こっても悲しまないように」と祈らないのか?
144誰一人として君の精神に害を与えることはできない
152なぜ自分はこれをするのか?どういう目的で自分はこれをするのか?
153社会のためにすること自体が報酬だ
155心の中でも不平不満は持たない 不満足であったり文句を言ったりする姿が神々に見られてはいけないのだ
157人生に首尾一貫した目的がなければ首尾一貫した人生を送ることはできない。だがこれだけでは十分ではない。人生の目的がどうあるべきかを明確にしておく必要がある。人生の目的を明確にせよ 世の中の全てのものごとについて善いことはなにかという共通認識は存在しない。ただし共通の利害関係については例外だ。だからこそ、私たちが目指す目的は、社会的に共通で政治的に共通のものでなければならないのだ。意欲の全てをその目的に向けるなら、その人の行動は首尾一貫したものになるだろうし、またその人生も首尾一貫したものになるだろう。
180五年生きても百年生きても本質は同じだ 全五幕のうち三幕しか演じていなくても、人生においては三幕でも完全なドラマとなるのだ