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後宮の検屍女官2 みんなのレビュー

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みんなのレビュー34件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (20件)
  • 星 3 (5件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
33 件中 1 件~ 15 件を表示

良い意味で

2021/11/26 09:34

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:y - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっと他にはない後宮もの。
後宮の妃嬪以外の悲哀や葛藤を絡めての推理小説は新鮮でした。
一応章ごとに事件は完結するが関連はしていくので、次の展開が読みたくなる。

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愛のため、は重たすぎ

2024/04/13 17:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きのこごはん - この投稿者のレビュー一覧を見る

無理心中疑惑や焼死体、すでに遺体なき推理は
ミステリー感ありで読んでて楽しかった。

延明が遠回しに桃花を1人にしたり、呼び出したりする場面が来るとワクワクして読む手が止まらなかった!

肩を震わせながらくつくつと笑う延明、という
珍しい姿が読めて延明好きには貴重な姿を拝めてよかった。

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怨恨も怖いが、嫉妬も怖い…自殺か他殺か無理心中か…捜査の結論が二転三転の末に、色々な愛憎の入り交じりの全貌が明かされた序破急転な「白梅と月」コンビの事件解決物語第2巻

2024/05/13 07:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る

元々は、検屍官の家系に生まれ育ち、「検屍術とは冤罪を無くす術(無冤術)」と言う祖父を手伝い、
検屍の仕事が大好きで知識も経験も豊富な主人公ヒロイン「姫桃花」は、
過去の不遇経緯の末に、後宮に入れられ、ソコで皇帝の寵妃(で皇后の政敵)に侍女として囲われていたが、
前巻第1巻の一連の騒動の結果、寵妃の侍女としては首になり、
格下げで(表向きは)機織り女官として後宮内での日々を過ごしていたが…。
一方で、冤罪で処罰され宦官にされた過去を持つ美貌の宦官孫延明(元・孫利伯)は、前巻での騒動後、
皇太子との約束に応じ、皇太子を支える腹心となるべく皇后に仕えていた職を辞し外に一歩踏み出すも、
政治的反対勢力の抵抗に遭い、皇太子を補佐する公式の朝廷職にはまだ付けず、
代わりに皇帝から、後宮内のあれこれを管理する掖廷令の職を拝命し…
かつ掖廷獄が出火元で皇后の住まう中宮辺りにまで延焼する火災が発生した関係で、
前任者が責任問われ投獄された関係で着任が早まり…
その際に、火災関連の処理の他に、首吊り宦官死体発見が自殺か他殺か、という問題にも直面…
で、再度、桃花に協力求め検屍を行って貰う、という形で再会を果たす…
のが、今巻第一章「掻き傷」。
コレで印象に残ったのは、検屍での真相解明部分の他に、
刑罰で男性の生殖機能を奪い宦官にするってのは、よく出てくるけど、男性だけでなくて、
女性に対しても、生殖機能を奪う刑罰も科されていたんだな、
って部分が、へぇ、と思ったり。
あと、蚕を育て糸を作り、糸を染め、糸を織る…という職場内での「蚕室」と、
男性の生殖器を刑罰で切除し宦官にする場所も「蚕室」というらしく、全く別々の場所だけど、同じ名前なんだな、
というのも、へぇ、と思ったり。

第二章「玉堂」は、後宮妃賓が宦官と無理心中?!騒動の真相究明の件…
ソコには政治勢力争いの駆引きや、生まれた直後に宦官にされ売られた身の上の人達の人生観、
なども描かれつつ、今回は、桃花に検屍を頼むのは間に合わず、
だが、延明が立会い再調査した検屍情報を持って、残る腑に落ちない謎を桃花に相談した流れで、
死体がもう無い発見現場での現場検証、鑑識捜査的な手法を行い、
見落とされていた新情報が浮彫りにされていく展開が、見所または読ませ所…な内容。
その他、第三章に繋がる伏線かな、と思われる描写も幾つかあり。

第三章「愛のため」は、
第二章の無理心中?!騒動…に関わり衝撃を受けていた人物の、自殺騒動に違和感を抱いた延明が、
急遽桃花に検屍を依頼した結果…
第二章「玉堂」での事件の、真の真相となる人間関係愛憎劇顛末が明らかに…
その後、今巻内でのもう1つの問題、火災原因問題で、
新たな重要証言が飛び出し…また色々と謎が浮上し次巻に続く…

ってことで、起きた事件の解決経緯を楽しむという要素、と、
延明と桃花のラブコメ問答他を楽しむという要素、そして、物語展開の合間で色々と明かされる、
登場人物達が経験している、
宦官という境遇での辛さや重い刑罰に関する描写や、身近な人を刑罰または殺人で失った経験談等の、
重苦しくドロドロした要素が沢山鏤められていて…
それらが渾然一体となって、この作品独自の、ダークだが魅力的な作品世界観が紡ぎ出されているな、
という印象。
偶然2月頃の特売期間中に試しで第1巻第2巻を買ったのを、この5月になってから読んでみたんだけど、
謎が次巻に続く形になってて、
ソレが気にはなるから、第3巻も買って読む方向性で検討しようかな、
と…今は、そんな感じです。

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白梅と月

2023/10/25 22:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

眠そうにしているぐうたら女官と、その境遇か官吏の腐敗や冤罪を厭い、見過ごすことをよしとしない冤罪で宦官にされた青年が後宮を舞台に次々起こる事件を解いていく。
二転三転した事件はすべて解決したと思われたが、しかし...。

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底無し沼のような…

2022/11/14 19:01

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

後宮で起こる陰惨な事件に挑む二人の物語の二冊目。

水面下で変わりつつある後宮の勢力図、家畜として扱われる宦官の捻れた執着の行き着く末…

宮廷でかけがえのない者になろうと足掻く延明、淡々した口ぶりの自らの家で起こった事を語る桃花。

そしてまた事件が…二人の安寧の日はいつ?

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続く、で終わるのでそこだけ消化不良だけど、面白かった!

2022/05/11 10:56

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻の事件後、掖廷令として内廷に配属された延明。
直前に起きた火災の調査を命じながら、同時期に起きた宦官の首吊り自殺、妃嬪と宦官の無理心中、再び宦官の心中と次々起こる事件の調査に奔走し、桃花の元を訪れて助力を乞う。
今回は続く、で終わったのですっきりせず。
ただ一度解決したように見えた事件が後から起きた事件の調査過程でひっくり返ったりして関連づいていくのは面白い。
配属先が変更になって桃花に会いやすくなったからちょいちょい理由を作っては会いに行く延明が微笑ましい。
塩対応な桃花にもちょっと慣れてきたわ。

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二転三転!

2022/02/13 14:57

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ストーリーの展開が早く、一度読み進んでも
また戻るを繰り返す・・・そんな感じでラストまで進みました。
続きが気になる展開で終わっているので
早めの続編、お願いします!

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2022/01/03 10:56

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2021/11/21 21:05

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2021/12/15 06:32

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2022/01/22 14:17

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2022/02/28 11:18

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2022/03/26 18:02

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2022/06/02 14:25

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2022/06/05 21:35

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