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投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画の神様・手塚治虫先生のアシスタントだった古谷三敏先生によって、
手塚治虫先生の知られざるエピソードがわかります。
古谷先生にはまた機会があれば、
「ボクの赤塚不二夫せんせい」という本を出してほしいです。
追悼漫画がいいですね
2022/11/13 20:45
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
聞くところによると、作者は手塚治虫のアシスタントを昔、していて、その後、赤塚不二雄のアシスタントも勤めるというすごい経歴の持ち主なんですね。手塚・赤塚という漫画界の巨匠のエピソードを作者しか知らない視点より……です。
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故手塚治虫のアシスタントを4年半勤めた漫画家の著者が語る手塚先生との思い出エッセイ。
手塚治虫の天才っぷりと、それゆえの非常識っぷりに興味をひかれまくる。特に、劇画を毛嫌いするエピソードは納得。手塚治虫にとって、マンガは子供のものであり、犯罪やセックスシーンのある劇画は理解できなかったんだろう。
また、著者は手塚治虫のアシスタントを経て、赤塚不二雄のアシスタントも勤める。手塚・赤塚という漫画界の巨頭と接した、貴重な「歴史の目撃者」でもある。
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さまざまの漫画家諸先生がたの描かれる手塚治虫像、その漫画やエッセイなどはたいがい読んできたと思っていたが、古谷氏のものははじめてでした。「レモン・ハート」でもよく垣間見られる、ブラックな、突き放したような、でもとても清潔な、下品でない描き方で、とてもおもしろかった。
やや絵が雑で描きながした感じがしたけれど、内容は「らしく」てよかった。すでにどこかで読んで知っていたエピソードに、ちょっとだけ知らないものが入っていたりして。キスマークだったり、痛んだみかんだったり。巻末の赤塚先生への郷愁あふれる追悼漫画もとてもよかったです。
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手塚治虫本ってどれもわくわくします。手塚治虫がわくわくする人だったからでしょう。最近、立川談志との対談をCDで聴いて、両者がいかに互いを認めあっていたかを強く感じました。天才が天才を引きよせるんですね。そういえば、古谷三敏の落語のマンガはとても好きです。
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古谷三敏さんの手塚門下時代の証言。例の壁村伝説の真相もわかったし、革命を愛する「スマートな資本主義者」としての矛盾や、天才ならではのわがままな言動も、ニヤニヤしながら許せてしまうところさえ人徳なのかも。
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手塚治虫さんのアシスタントさんからみた、ほんわかした人間味感じるエピソード漫画。
ピアノが弾けたのは知りませんでした。
多趣味で知識欲、芸術欲もすごい人だったんだなぁ、と改めて驚く。