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あまりにもセックスとオナニーばかりで笑ってしまう。
絵柄。設定。このふたつが絶妙だから魅力がある。
ここで終わるのが残念!! というものばかり。
墓穴
退屈な穴
ジョニィからの伝言
ラウンドガール
なで☆シコ
チンパー ◇地味なのにスカート短い亀井さん。
人生かやの外
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代表作の長編に通じるモチーフがいろいろ展開されてるのが面白い。作家さんの「固有の物語」というのが見えてくる。
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デビューから連綿と描かれてきた短編集でした…デビュー作が一番印象深いですかね…著者の願望を基にして描いたみたいですけれども、僕も似たような願望を抱いたような…そんなことを思いつつ、読み終えました。
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、全体的にはボーイズオンザランだったりアイアムアヒーローの片鱗を窺わせるような短編が多数収録されていましたかね。花沢漫画はここから始まった! といった感じで著者の長編漫画のルーツを知りたい人には良いかもしれません…おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー
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初めて描いた読み切り漫画から時系列準に構成されていて、変化が伺える。驚くのはほんの数本で長編作家になっていて、何本もネーム段階でボツにしていたのかもしれないけどすごい。最初からずっと絵がとても上手で、アシスタント経験もとても重要な修行期間だったのだろうと推測する。
アシスタントを経ずに漫画家になった人とアシスタントを経験している人とは大変な違いを感じる。アシスタントを雇うほど仕事をこなしている立派な先生の背中を見てある一定期間を過ごす人の方が出世する場合が多いようだ。
切り取り方がかっこよくて文学性を感じる。長編漫画をずっと描き続けている人は往々にして読み切りが薄味であまり面白くない場合が多いけど花沢さんの読み切りはとても面白い。もっと読みたい。
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前、読んだ漫画を
もう一度、読み直してみる巻 Vol.5
花沢健吾氏の作品は・・・ 「ボーイズ・オン・ザ・ラン(2005-2008)」は、2010年に公開の実写化も観たし。それと「アイアムアヒーロー(2009-2017)」も2016年に公開の実写化された映画も好き。「ルサンチマン(2004-2005)」は、いずれ読みたいな。
この『特火点―花沢健吾短篇集』で
大好きなストーリーは・・・ ”ジョニィからの伝言”と”人生かやのそと”
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1997年から2014年の読み切り作品を時系列で掲載してあり、花沢健吾の画風、画力の変遷が見て取れる。
扉にその年の出来事が羅列してあるのがなんかおしゃれ。
ショートカット好きなのはよくわかったが、かわいい女の子を描くのがあまり得意ではない作家だ。「女子アナ」という概念も好きなのだろう。
初期の短編は「鬱屈した人生に突然優しい女性が現れる」という最近のアニメなどでもよくある設定が多いが、あまり下品にならず納得感のある話になっている。(かわいい女の子が描けないせいかもしれない。)
描き下ろしの「人生かやの外」。
卑屈でマイナス思考で文句ばっかり言ってるいつもの花沢健吾の主人公だが、実際は人並み(あるいはそれ以上)の幸せを享受しているオチには落胆した。