暴食のベルセルク～俺だけレベルという概念を突破する～ THE COMIC 8 みんなのレビュー

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投稿者：♂猫Junn-Junn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この漫画版第8巻は、第36話～第41話を収録、
前巻終盤での、ブレリック家との因縁にけりをつける為の交戦展開の続きで、
ラーファルに取り憑いて力を貸していた黒幕的存在=ナイトウォーカーの始祖シンを分離し対峙するが…。
さすがドラゴンボールが生み出された日本の作品だけあって、
主人公がどんどん強くなって人外の域に達しても、その遙か上を行く強敵が現れ危機に直面する…
というのはもう、この手の作品の定番パターン、ってことなんだろうな、
と感じてしまう展開でもあり。
ともかく、この巻の前半部分は、《暴食》《憤怒》《色欲》の3人の大罪Skill保持者が共闘する、
というのも、1つの見所、だよね。、
あと前巻と同様にこの巻でも、「教え諭し導いてくれる人達の重要性」という言及もあり。

絶体絶命存亡危機は回避出来たけど、フェイトの力ではなく、マインのお陰で、かつ、
マインとの、暫しか無期限か謎だけど、別れがあり…。
一方で、エリスに関する重要情報も判明し…な、シリアス展開メインな前半部分の後、
後半部分はコミカルな…
ココまでの第1巻～第8巻の中では、最もラブコメ要素が多かった巻だったな、
と。
余談で、そのコミカル展開の後半部分のエピソード中に、
ロキシーの部下ムガンの娘で軍事区の研究者であるライネが漫画版では今巻で初登場するんだけど、
2023年10月から放送が始まって今放送中のアニメ版『暴食のベルセルク』では、
第5話「ガリアへ」の中で、
「フェイトが狩ったゴブリン遺体から大罪武器の使用を確信し興味抱く研究者ライネ」
という(多分アニメ版オリジナル)場面が挿入されていたけど、
ソレは、この巻での初登場場面での対話内容を反映して、逆算して、
アニメ版でのあの場面が生まれたんだな、と分かって、へぇ、と思ったり。

ともかく今巻は、シリアス展開も、ラブコメ他のコミカル展開もたっぷりあって、
やっぱ、両方楽しめる内容の方が、
個人的には好きで、満足度が高いかな、と…この巻を読んで改めて思ったり…
なので、満足度大な巻で、現状、この第8巻までしか購入してないんだけど、次の第9巻も、
割引クーポン等でお得に買えるタイミングを見計らって、
買って読む方向性で検討しよう、と思っています。