キーワードは『おうち』
2021/12/29 23:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
丁度良い時節柄、年の瀬に読みました。
めちゃくちゃビビりな者で、読んだ後にお風呂は入れません。
でも読まずに居られないこのシリーズよ……。
今作には、表題作は特にありませんでした。
キーワードが『おうち』となるようです。
前作と繋がるかと思いましたが、違いました。
相変わらず二人のラブはまったり牛歩。
森司の思考回路が若干変態チックではありますが、微笑ましく。
求愛行動には吹きました。
鈴木くんが一人で話を聴くシーンでは、頑張れ!と心の中で応援しつつ、脇方皆さんの個性も健在です。
みんなが揃うとこちらまで楽しくなりますね。
恐さと恋愛モダモダ、脇方の突っ込みバランスが良いので、重くても後味が悪くならないのかなと思います。
投稿元:
レビューを見る
今回も楽しませていただきました。
いろんな人がいて、いろんなことがきっかけで、不可思議なことが起きるというのはとても納得ができることで、好きだなぁと思うんですよね。
それに加えて、そろそろ二人をくっつけてあげてほしいなぁとも思ったりもしますね。
投稿元:
レビューを見る
前作のインパクトから変わって今回はテンポ良く読めるお話でした。メインイベントの八神とこよみちゃんとの絡みは全員が拳を握って「!!!」ってなると思います。そこも含めて今回も最高に楽しめました。
投稿元:
レビューを見る
冬型の天気の最中に読んだので、まるで現在進行系のことのようで臨場感があった。今巻はかわいそうな子どもがたくさん出てきたな……。それと四谷怪談はお岩さんのあたりのことを簡単にしか知らなかったのでとても勉強になった。
投稿元:
レビューを見る
19弾!
今回は血縁が怪奇現象の引き金に
四谷怪談の章、作り込まれ方が凄いと思ったけど、参考文献の量で納得
そして相変わらず進展しない、
こよみと森司可愛いw
投稿元:
レビューを見る
今回黒沼部長のうんちくで面白かったのが、四谷怪談の話!
赤穂浪士が関わってたのは知ってたけど
民谷伊右衛門の話、案外知らない事が多いと気づきました
占い師の裏側とか、旧家のしきたりとか
今回も面白かった‼️
八神君とこよみちゃん、惜しかったねwww
まぁ絶対邪魔が入ると思ったけどwww
いつになったら両思いと気がつくのか
オカ研のメンバーにいじられて可愛い❤️
投稿元:
レビューを見る
このシリーズを読み始めて8年近く経とうとしてる。中学の時に読んだ森司は大学1年生。大学四年生の時に読んだ森司は大学3年生。とうとう彼らの年齢を追い越してしまった。彼らはまだ付き合ってすらいない。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズでいつもぞわりとさせられるのは、怪異というよりも、それを起こす人間の執念の方。
オカ研のブレない雰囲気にほっとする。相変わらずじれじれしている森司とこよみちゃんにも癒される。もはや隠す気のないオカ研の先輩方も好き。
それにしても森司は、鈴木くんの評価どおり、誰とでもそれなりにうまくやっていける雰囲気で、いいなあ。
投稿元:
レビューを見る
「水晶の飾り窓」
自分の死んだ姿を見ている。
どんな夢であれ忘れてしまったり記憶になければいいだろうが、鮮明に覚えているのは辛いよな。
全ての内容を覚えているのは別に問題ないだろうが、こんなに事細かく記憶に残ってしまっていたら登場した場所を見たりする事すら嫌になりそう。
「だいすきな祖父母」
視線を感じる先にいるのは。
相手が誰であったとしても、どんな場所であれ見られていたら不気味なうえ気味が悪いだろうな。
きっと偶然が重なったのだろうが、亡くなったタイミングと儀式を失敗させた事が分かっていた事が余計に真実から目を逸らさせたのかもしれない。
「四谷怪談異考」
自撮りをすると何故か醜く。
好意を抱くことは自由なはずなのに、互いに知らなかった重要な情報があるなんて思わないよな。
皆が同じことをしているから自分もと思ってしまうかもしれないが、助けを求められていたにも関わらず無視していたのなら加害者も同然なのでは。
投稿元:
レビューを見る
ホーンテッド・キャンパスは、怪異よりも、人の方が怖いという感想を持つ話だけど、
今回の物語の中では、悪意という悪意は無く、人の方が怖いという感覚ではなかったかな。
もちろん、生き霊だとか、死してなお執着する思いの強さだったりが描かれるので、人の思いの強さや深さが与える影響なんかは感じる話ばかりでは合ったけれど。
ここからはネタバレ。
「人の方が怖い」という話が多いホーンテッド・キャンパスで、今回はそれに当てはめるなら、3つ目の話かな。
劇団員の紫乃譜が、虐待されている隣家の子を知らぬふりしていたその心持ちが1番怖い。
もちろん、そう至るには紫乃譜の人生に原因があるんだけどね。
そしてその原因となる心の動きが、3作目の物語の核にもなっている。
紫乃譜が隣家の子を見殺し(亡くなってないけど)にするのは仕方ない流れにしても、やっぱり砂を噛んだような、うーん、、、というような、怖さというか苦さを感じたな。
「人が怖い」で、悪意が前面に押し出されることも多い中で、ちょっと種類の違う「人が怖い」でした。
さて、森司とこよみちゃんの恋愛模様は進展せず。
とはいえ、これお互いが自分のこと好きじゃないのかって、もはや分かってるよね⁈
焦ったすぎるけど、焦らさないと、なかなかホーンテッド・キャンパスの巻数稼げないもんね(笑)
まだまだ櫛木理宇的には、この舞台設定に合うホラーな物語生み出せるってことかな?
生み出し終わるまでは、森司・こよみの両思いは叶わないかな?
投稿元:
レビューを見る
第19弾。だけれど二人の仲の進展は……うーん、ま、こんなもんでしょか。全くの進歩がないわけではないけれど。その他オカ研メンバーの気持ちはよーく分かるぞ。
ホラーの部分は今回も怖いです。ほんわかムードに騙されずやっぱりどこまでも怖い。しかし実は一番怖いのって幽霊……よりも生きている人間……よりも……雪っ!? これは雪国の人なら共感できるのでしょうか。閉じ込められるって驚愕すぎます。全然ロマンチックじゃないんだ。
というのはさておき。「四谷怪談異考」が凄いです。ざっくりとしか知らなかった「四谷怪談」も分かりますし。それになぞらえた現実の事件の謎解き、そしてラストの一番恐ろしく惨たらしい真相の解明まで、ぞくぞくが止まりませんでした。鼠と櫛の謎が怖すぎた……。
投稿元:
レビューを見る
年末年始も落ち着かないメンバーである。
今回は「怒り」が印象的な話が多かった気がする。
あと複雑な仕様になっている話ばかりで、真相が明かされるドキドキ感も強かった。
ああ、そうなるのかと。
怖さという意味では、四谷怪談の話に出てきた某キャラがスルーしていた事実が一番怖かった。
森司も「真に恐ろしいのは、これだ」と言わしめた件。
やはり、幽霊よりよほど怖いのは生きた人間の意志の方である。
そんな中、ちゃっかりこよみちゃん一家の危機に駆けつけ、夜食をいただき、お泊り未遂まで発展した人がいるんですけど。
これでまだ付き合ってないんですって。
何回目だろう、このツッコミ。
ついにみんなに結婚の方が早そうと言われる始末。
全くだ(こよみちゃん家族公認だもの)
投稿元:
レビューを見る
シリーズ第19弾。
3話からなる短編集。
不満をいいつつもとうとう最新刊。
ホラーというよりは生きている人間の悪質な部分をテーマにしている部分が強く感じる。
数日やったアルバイトのお金を少しずつ崩しつつデートをするような森司。
まともに働いたこともない森司がいっちょまえに将来の家庭像を部員の前で語ったりしちゃったりしちゃって・・・・オイ!
全力で生活費を稼いでいる鈴木や泉水の前でよく恥ずかしげもなく言えたもんだ。
小説とはいえ森司が19巻になってもいまだこんな感じな部分が不快な為イマイチ★を高く評価できずにおります。
投稿元:
レビューを見る
1 水晶の飾り窓・・・理想通りの屋敷、裕福でやさしい夫、静かで平穏な生活を手に入れた薪苗紀枝を悩ませているのは自宅のインターフォンに現れる女性、水晶が呼ぶ幽霊
2 大好きな祖父母・・・百々畝凪の相談は優しい表情の祖母の幽霊が現れる件だった。そして百々畝家に伝わる、亥の年に12歳の女児が奥座敷に何かがいるのを視て吉凶を占うしきたりを話し始める
3 四谷怪談異考・・・劇団箱庭座が脚本家の3回忌の追悼公演を企画したところ座長が事故死、主役に抜擢された志乃譜が相談に来た