中絶がわかる本 MY BODY MY CHOICE みんなのレビュー
- ロビン・スティーブンソン, 塚原 久美, 福田 和子, 北原 みのり
- 税込価格:2,750円(25pt)
- 出版社:アジュマブックス
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負担の少ない中絶にたどり着きたい
2022/01/08 12:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カシミヤマフラー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ
※ 読了後の個人的感想
イラスト、マンガ、写真、スピークアウトのメッセージが満載で各ページの色彩にも活気を感じる。ムック本のようなところに惹かれた。海外では賞をとった児童向けの本を、自分は更年期の身だが読めて良かった。
〜 以下はメモ 〜
※中絶制限、避妊制限、禁欲主義教育がなされる期間に中絶は減るか?
※ 安全な中絶を受けたくても受けられない人を作らないように。中絶希望者達の中に優劣やマイノリティを作らないように。
※ 植民地時代から始まるアメリカの人種別人口調整の歴史から読んでいくと、中絶は「選択権」では不十分であるとわかる。
※ 中絶手術を受ける際に手術希望者は時間的/経済的/心理的に過剰な負担を強いられ自責自罰的な状態に追い込まれている。
( なぜ上記コストのかからない中絶が必要なのか )
※ アメリカとカナダ
中絶の権利が認められ中絶手術が合法化すると、中絶希望者は自らが中絶手術を受けるに値するとの証明を求められたので、中絶手術希望者の負担はなかなか軽くならなかった。一方、中絶を行うクリニックも厳しい条件を突きつけられてきた / 突きつけられる。
→ 読み進めると、アメリカで中絶の権利に対して過酷なほどの義務を伴わせるように制度が修正されてしまう経緯が見えてくる。
また、日本にいるとNGOとアメリカの役割が重なっているように見えるが、グローバル・ギャグ・ルールの記述を読むと整理できる。
※ アメリカとカナダ以外の国についても書かれている。
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