3冊で終わってしまうとは思わなかった
2021/07/01 12:23
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:石川誠壱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズが始まったおかげで、江戸川乱歩の少年物が新潮文庫で全部揃えられると思ったんですよ。まさか3冊出して打ち切りだったとは。この先はナニ文庫で読めばいいんだ。やっぱりポプラ社に手を出すしかないのか。
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探偵明智先生と、少年探偵団と、そして、怪人二十面相。怪人二十面相はやっぱり憎めないし、明智先生との対決は楽しいなぁ。
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江戸川乱歩さんのおどろおどろしさが好きです。とはいえこれは少年向けって感じで、これはきっと当時の小学生なんかものすごくワクワクしたろうなぁって感じです☆あとがきを読んだら昭和10年代の作品!戦前なんですねー。今でも有名な明智小五郎や怪人二十面相が活躍してて楽しいです。もちろん脳内再生は、明智小五郎は天知茂、怪人二十面相は中尾彬でした☆3部作の最終巻から読んでしまった。少年探偵団も読もう☆
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二十面相や少年探偵団を読んでいないので、これまでの詳細な過程は分からないものの、それでも楽しく読めたので問題なかった。どちらかというと子供向けに特化しているのか、文体も子供に語りかけるようなものになっており、それでもトリックはきちんとしているのが凄いと思った。
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明智を貶めるために変装をすることも辞さない、全力投球な蛭田博士、そして殿村。小説の半ばで、なんと!二十面相だった!とわかるのですが、うん、知ってた。
1巻、2巻に続き、怪人二十面相のかわいさと明智小五郎のSっぷりを楽しむ小説のような気がしてくるシリーズです(違う)。「生きている二十面相より」のくだりが、もう可愛い。チンピラって言い方も可愛い。発言から好物は最後に食べるタイプっぽいので、ご飯を食べているシーンが読みたい。たぶん、かわいいから。大蝙蝠のシーンも可愛さが爆発していて、最高でした。
推理の方は、今回もやさしめ。ミステリー初心者としてはありがたい。今回の驚きは、怪人二十面相が催眠術も使える、というところ。可愛い上に、多才かよ。
怪しい博士とカラクリ屋敷、鍾乳洞での大捕り物。面白いに決まってます。
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『少年探偵団』で怪人二十面相が死亡したと思われたその後、蛭田博士という子供を誘拐する凶悪犯が現れ、またその事件の解決に明智小五郎の他に殿村弘三という別の探偵が現れ、明智小五郎に宣戦布告する、という前作とはガラリと変わって新たな敵が登場したかと思いきや、その正体は…という展開になり、最後は明智小五郎と敵の対決という盛り上りを見せ、最後まで楽しく読めた。