妖怪博士―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)
著者 江戸川乱歩
ある春の夕暮、曲角に奇妙な印を書き残す老人が向う先には一軒の洋館。そこに捕らわれていたのは、手足を縛られた美少女だった。彼女を救うため屋敷に潜入した少年探偵団員、相川泰二...
妖怪博士―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)
商品説明
ある春の夕暮、曲角に奇妙な印を書き残す老人が向う先には一軒の洋館。そこに捕らわれていたのは、手足を縛られた美少女だった。彼女を救うため屋敷に潜入した少年探偵団員、相川泰二は帰還後、原因不明の奇行に走り、三人の仲間は行方不明に。なぜ彼らばかりが狙われるのか? 事件は天才・明智に託されたが、謎の探偵・殿村弘三の参戦により、団員は新たな渦に巻き込まれていく。(解説・北村薫)
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3冊で終わってしまうとは思わなかった
2021/07/01 12:23
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:石川誠壱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズが始まったおかげで、江戸川乱歩の少年物が新潮文庫で全部揃えられると思ったんですよ。まさか3冊出して打ち切りだったとは。この先はナニ文庫で読めばいいんだ。やっぱりポプラ社に手を出すしかないのか。
☆妖怪博士☆
2024/05/06 00:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでの作品とは違い、盗みに対する知力の激突ではなく、怪人二十面相の少年探偵団に対する復讐が、今回のテーマのようだ。
怪しい老人の後をつけて奇妙な洋館に忍び込んだ少年探偵団員の相川泰二君。探索していた泰二君の目に飛び込んできたのは、ぐるぐる巻きに捕えられた美少女だった! 少女を助けようとする泰二君だが、老人に見つかってしまう。奇怪な老人の蛭田博士は、何か説明の出来ないような力を持っている様子で、屋敷にも不思議な仕掛けがあった。
その後も、少年探偵団の3人が行方不明となり、明智小五郎が、捜索に乗り出す。
そして、その後の別の少年探偵団の誘拐事件に、雪舟作品の盗難事件、終いには、鍾乳洞での対決。
少年探偵団の面々、そして明智小五郎は、怪人二十面相の策略に太刀打ちできるのか!?
-----------------------------------------------
『少年探偵団』は、月刊娯楽雑誌『少年倶楽部』に連載された、江戸川乱歩作の少年向け推理小説シリーズの第3話目である。
話の展開がそれほど複雑ではなく、時折混ざる活動弁士のような語り口調が、読者を惹きつけるのだろう。
☆妖怪博士☆
2024/05/06 00:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでの作品とは違い、盗みに対する知力の激突ではなく、怪人二十面相の少年探偵団に対する復讐が、今回のテーマのようだ。
怪しい老人の後をつけて奇妙な洋館に忍び込んだ少年探偵団員の相川泰二君。探索していた泰二君の目に飛び込んできたのは、ぐるぐる巻きに捕えられた美少女だった! 少女を助けようとする泰二君だが、老人に見つかってしまう。奇怪な老人の蛭田博士は、何か説明の出来ないような力を持っている様子で、屋敷にも不思議な仕掛けがあった。
その後も、少年探偵団の3人が行方不明となり、明智小五郎が、捜索に乗り出す。
そして、その後の別の少年探偵団の誘拐事件に、雪舟作品の盗難事件、終いには、鍾乳洞での対決。
少年探偵団の面々、そして明智小五郎は、怪人二十面相の策略に太刀打ちできるのか!?
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『少年探偵団』は、月刊娯楽雑誌『少年倶楽部』に連載された、江戸川乱歩作の少年向け推理小説シリーズの第3話目である。
話の展開がそれほど複雑ではなく、時折混ざる活動弁士のような語り口調が、読者を惹きつけるのだろう。